女子中学生 帰宅途中いきなり襲われたか

8月31日 4時20分

２９日に三重県朝日町の空き地で中学３年生の女子生徒が殺害されているのが見つかった事件で、遺体には抵抗した際にできる傷がなかったことが警察への取材で分かりました。
警察は、夜道を１人で歩いて帰宅していたところをいきなり襲われて殺害された可能性が高いと見て調べています。

２９日に三重県朝日町の空き地で四日市市の中学３年生、寺輪博美さん（１５）が殺害されているのが見つかりました。
死因は窒息死で、現場で見つかった財布に現金が残っていなかったことから、警察は強盗殺人と死体遺棄事件として捜査を進めています。
警察によりますと、女子生徒は今月２５日の夜に花火大会を見に行ったあと自宅から１．６キロ離れたスーパーの前で友人と別れ、歩いて帰宅する途中に現場の空き地で殺害されたと見られていますが、遺体を詳しく調べたところ抵抗したときにできる傷がなかったほか、現場にも争ったような痕がなかったということです。
遺体が見つかった空き地のすぐ前の県道は、日中は交通量が多いところですが、夜間は明かりが少なく、人通りもほとんどないということです。
警察は、夜道を１人で歩いて帰宅していたところいきなり襲われて殺害された可能性が高いと見て調べています。