柔道、２日連続でメダルなし　女子は金ゼロの危機

　【リオデジャネイロ共同】柔道の世界選手権第５日は３０日、当地で男女各３階級が行われ、日本勢は２日連続でメダルを逃した。

　男子９０キロ級でロンドン五輪銅メダルの西山将士は２回戦でイスラム・ボズバエフ（カザフスタン）に関節技で一本負けた。

　女子７８キロ級の佐藤瑠香は準々決勝でソル・キョン（北朝鮮）に優勢で敗れ、敗者復活戦も屈した。緒方亜香里は１回戦で敗退。女子７０キロ級は田知本遥が初戦の２回戦で敗退した。

　日本女子は７８キロ超級の田知本愛を残して優勝がなく、１９９１年バルセロナ大会以来の金メダルゼロへ後がなくなった。メダルも４８キロ、５２キロ級の２個のまま。