ドイツ:7月の小売売上高指数、前月比1.4%低下-予想外
8月30日(ブルームバーグ):ドイツの小売売上高指数は7月に市場予想に反して2カ月連続で低下した。欧州一の経済大国である同国の景気回復が不安定であることが示された。
独連邦統計庁が30日発表した7月の小売売上高指数 (物価・季節調整済み)は前月比1.4%低下。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト27人の予想中央値は0.6%上昇だった。前年同月比では2.3%上昇。6月については、前月比0.8%低下に改定された。
ベレンベルク銀行のシニアエコノミスト、クリスチャン・シュルツ氏(ロンドン在勤)は同指数の発表前、食品価格が7月に前年同月比で5.7%上昇したことが、消費を若干圧迫した可能性があると指摘。食品価格を除けば「全ての要因がポジティブなようだ」と述べた。
原題:German Retail Sales Unexpectedly Drop in Sign of UnevenRecovery(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:フランクフルト Paul Gordon pgordon6@bloomberg.net
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更新日時: 2013/08/30 15:28 JSTニュース一覧
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