刺すような苦しさは、麻酔をかけたように霞に包まれ鈍い痛みへと変わる。
一方で、今のテレビの中で光を纏う
私たちとさして変わらぬ「美奈子」の笑顔を見て
何かに追い立てられるような焦燥感を感じるかもしれない。
幸も不幸も、全ては相対的で絶対的な基準等存在しない。
光があるから陰ができるように、常に、幸と不幸は表裏一体である。
「美奈子」
一躍時の人となった私たちとそう変わらぬ普通の女性。
その女性の人生を今日本中が見つめている。
「美奈子」の存在を眺めたときに、
私たちは何を思い、何を自分自身に投影するのだろか。
彼女はいったい何者なのだろうか?
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