旦那の月収は１６万円～それでも幸せに生きる方法～

あれから ―

気持ちだけで十分と

父は　わたしからのお金を一切受け取ってくれません

だから　この時計を売ってほしいとお願いしました

銀婚式に　父が母に贈ったおそろいの時計です

他の時計は　すべて手離してしまいました

でもこの時計だけは・・・

父と母が　２５年間ともに生きてきた証だから　大切なものだから

申し訳なさとあなたのやさしさに　二人で泣きましたと

母から　メールが届きました

お金には　かえられないものがある

やっぱりあるよ

二人の心が少しでも温まってくれたのなら

これくらいのお金惜しくなんかありません

（わたしが結婚前に　家族のもしもの時のために貯めてきたお金です）

時計は　いつか二人にお返しします

それまでは　父と母の思いをしっかり受け継いで

旦那さまとわたしの腕におさめておきます

＊コメントについて　http://ameblo.jp/c-awaseseikatu/entry-10834320112.html