厚労省・文科省 臨床研究不正の疑いなど報告指示 大学病院や特定機能病院などに

公開日時 2013/08/28 03:50
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ディオバン問題を受け厚労省と文科省は、大学病院や特定機能病院などに対し通知で、臨床研究倫理指針の対象なとる09年4月以降に開始した臨床試験について不正の疑いが指摘されたことの有無や指針の遵守状況などを自主点検し、9月17日まで報告するよう指示した。結果は、不正再発防止策を検討する厚労省の検討委員会で公表する。

 
両省が報告を指示したのは大学病院、特定機能病院、放射線医学総合研究所、国立高度専門医療研究センター、早期・探索的臨床試験拠、臨床研究中核病院。8月23日付で通知した。
 
指示した報告内容は▽実施件数▽内部からの指摘などで把握したデータのねつ造・改ざん等のデータ信頼性に疑念があった臨床研究の数▽指針を遵守していなかったまたはその疑いがあり調査中の研究の数▽利益相反に関する管理が適切に実施されていなかったまたはその疑いがあり調査中の研究の数--。これらについて問題があった場合に、どのような対応を行ったかも報告させる。
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