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冷凍ブルーベリーから基準超の農薬8月23日 14時23分
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東京・中央区の食品会社が千葉県の工場で製造した冷凍のブルーベリーの商品から基準を超える農薬が検出され、保健所は23日、この会社に1万1000パック余りの商品の回収を命じました。
商品の回収を命じられたのは、東京・中央区の食品会社「ライフフーズ」で、対象となる商品は、千葉県船橋市の工場で製造した袋詰めの冷凍ブルーベリー、「ブルーベリー200g」で、製造日がことし6月4日になっているものです。
船橋市保健所によりますと、東京都が都内のスーパーで販売されていたこの商品を検査したところ、農薬の成分「ビフェントリン」が国の基準の3倍に当たる0.03ppm検出されたということです。このため保健所は、食品衛生法に基づき、同じ日に製造された商品1万1400パック余りを回収するよう会社に命じました。
保健所によりますと、検出された農薬は栽培の過程で使用されたものが残っていたものとみられ、毎日大量に食べ続けない限り、健康に影響を与えるおそれはないということです。
また、会社によりますと、ブルーベリーはアメリカから輸入したもので、工場で袋詰めにされたあと、首都圏のスーパーなどに出荷されたということです。
「ライフフーズ」は、「原因の究明を進めるとともに命令に基づいて回収を急ぎたい」と話しています。
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