信じて
テーマ:* なつくんのこと治るって信じていました
最後まで希望をすてず・・・ とかそういうんじゃなくて
入院して治療すればすぐに良くなるって
自分にそんな大変なことが起こるはずがないって そう思っていたんです
1週間後には出血も止まって 2週間後にはすっかり完治して
大変だったよーなんて言いながらも 笑顔で退院できると思っていたんです
それがたった2週間でこんなことになるなんて・・・
止まっていると言われた出血が その後も続きました
下腹部の鈍痛とチクチクと刺すような痛みは強まっているような気がしました
もう薬も処方されていなくて 不安が広がりました
3日目にはとうとう出血量が増え さらには発熱
病院に連絡したところ すぐに受診するよう言われました
診断は 子宮頸管炎による切迫流産でした
炎症はかなり悪化しているようで 一旦帰宅することも許されず即入院
車椅子で病室まで運ばれました
会社を早退して旦那さまが入院の準備をしてくれました
旦那さまは 前回の診察の段階でもっと適切な処置は取れなかったのかと怒っていました
わたしはというと すぐに24時間の点滴が始まり
トイレと洗面以外は歩行禁止 ベッドに寝たきりの状態となりました
せっかくつわりが治まってきたのに
点滴の副作用で また吐き気との戦いがはじまりました
でも この点滴がわたしの病気を治してくれる
赤ちゃんのためなら頑張れました
血管が細くて 点滴の針がなかなか刺さりません
何度もトライして 内出血で腕中が真っ青になりました
入院2日目の夜中
2~3分おきに 子宮がぎゅーっと収縮するような強い痛みを感じました
今までに感じたことのない痛み・・・ ナースコールを押しました
点滴(止血剤・張り止め・流産抑制)の量が増えました
痛みは治まりましたが 翌朝大量に出血しトイレが真っ赤に染まりました
同室の妊婦さんに聞こえないよう 声を殺して泣きました
それでも わたしは・・・
入院していて良かった 自宅だったらすぐに対応してもらえなかったもんね?と
この時 まだそんなのんきなことを考えていたんです
その後も お腹の痛みと出血は
一旦持ち直しては再発する という状態を繰り返しました
そして そのたびに痛みは強くなり出血量は増え
それに伴って 点滴の量や濃度も上がっていきました
先生や助産師さん 看護師さんの励ましの言葉が気にかかりました
『 なんとか・・・ なんとか持ち直してくれるといいんだけど・・・ 』
『 まだ望みがないわけじゃないから 一緒に頑張りましょうね 』
みんな まるで望みはわずかだとでも言っているように聞こえるんです
わたしは全然治る気でいるのに
誰も 『 もうすぐ良くなるから大丈夫 』 って言ってくれないんです
みんな どうしてそんなこと言うの ―
それで 気づきはじめました
あぁ わたしの病状はわたしが思っているよりも深刻なのかもしれない
不安でいっぱいでした
朝が来るのが怖かった
目覚めるのと同時に とてつもない不安が襲いかかるから
トイレに行くのが怖かった
止まらない血を見るたび 奮い立たせた気持ちが折れてしまいそうになるから
でも この子は運の強い子だと信じました
わたしは昔からくじ運もないし 運なんて全然もってないけど
旦那さまは運が強いんです
旦那さまに似て この子はきっと運の強い子だ
わたしの体は細菌に負けてしまったけど この子にはきっと感染しない
絶対元気に生まれてきてくれる
そう 信じました
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