前々回に「論文のタイトルなんか教えないよバーカ」と書いたばかりですが、
某掲示板で早速上がってしまい、書かない意味がなくなりました (笑)
論文はたくさんありますが、掲示板に上がったのはコレです。
論文やその参照先の内容をかいつまんで言うと、
・インスリンが効かないマウスは、生後3週間以内に心筋症で全滅
・インスリンが効かないと筋肉が分解して、ついでにATPが減る
・インスリンが効かないとクエン酸回路が回らなくなり、ATPが減る
ということです。
心臓は筋肉で動いています。
そして筋肉はATPで動きます。
糖質を制限して肉やチーズばかり食べていると、そこそこインスリンが出る上にロイシンがあるということで、インスリン抵抗性が上がります。
インスリンの分泌は全体としては減っているので、インスリンがほとんど効かない状態になります。
論文では、インスリンが効かないと筋肉が減って、さらにATPが作られなくなるそうです。
さて、どうなるでしょう?
ここで、下水ブログからブタのコメントをいくつか引用してみましょう。
>カロリー不足が原因で、動悸を起こすのはよくありました。
>今は間食にナッツ類を食べてます。
>2012/11/09(Fri) 19:25 | URL | 佐藤隆
はい、この動悸はおそらくカロリー不足ではありません。
心臓が弱っているからです (笑)
ナッツでもチーズでもいいからとにかく食べてインスリンを出さないと、心臓はどんどん弱ります。
怖いですね。
>困っているのは、どうしても動悸が発生してしまう事ですかね。
>カロリー不足かな?と思ってましたが、どうも呼吸が浅くなるみたいです。
>動悸ご始まったら、意識的に深呼吸をして様子を見る様にしています。
>
>あと、飲酒をやめる様にしています。
>体質なのか、飲酒をしない方が動悸の発生が少ない感じですね。
>2013/08/05(Mon) 22:27 | URL | 佐藤隆
佐藤さん、大丈夫ですか?
死にますよ?
ペテン師の糖質制限で問題なのは、アルコールを禁止していないことです。
アルコールはAktを阻害してインスリン抵抗性を上げるので、
IRSを阻害してインスリン抵抗性を上げる肉食な糖質制限と組み合わせるとダブルで効きます (笑)
クズですね。
もちろん、インスリン不足でグリコーゲンの合成が低下する上に、アルコールは糖新生を阻害するということで、
酒飲みは低血糖も起きやすいわけですが、それだけでは説明がつかないひどい症状が出るブタがいます。
>昨日も今日もほぼ糖質を摂取していないのですが、
>毎食後に首を絞めたような感じや動悸、血の気が引く感じがします。
>
>機会を見てアルコールも飲みつつ、このままスーパー糖質制限を続けて様子を見てみます。
>2012/07/13(Fri) 22:28 | URL | ken
今にも死にそうです (笑)
アルコールやめろよクズ (笑)
さて、今まで豚小屋だの下水だの、いろいろとコキおろしてきました。
すみません、ヌルかったです。
ペテン師のやっていることを正確に表現するなら、タイトル通りの「自殺教」です。
この「自殺教」の教義は、大まかに言えば三つです。
・糖質を減らして肉を食え
・運動しなくてよい
・酒も飲んでよい
そしてこのすべてが、心臓をダメにします (笑)
以前、糖質を制限すると全身の筋肉が弱ると書きました。
それで視力が下がる場合もあるでしょう。
しかし最悪の場合、心臓の筋肉がやられます。
かつて飯野賢治というゲームクリエイターが、糖質制限で激ヤセしたあと、心臓をやられて死にました。
偶然でしょうか?
どうなんでしょうね。