バイオマス発電は、燃料となる植物が二酸化炭素を吸収することから、国際的に二酸化炭素を排出しない発電とされ注目されていますが、高いコストや採算性が 今まで課題と指摘されていました。しかし、資源エネルギー庁が発表した2013年5月末時点のバイオマス発電導入状況によると、前年度は3.6万kW程度 だったにもかかわらず4月と5月だけで既に3.8万kWが運転を開始した模様で、2か月で前年度の合計を上回ったようです。バイオマスラッシュどこまで続 くのか。
未利用木材燃焼発電(間伐材や主伐材であって、後述する設備認定において未利用であることが確認できたものに由来するバイオマスを燃焼させる発電) 一般木材等燃焼発電(未利用木材及びリサイクル木材以外の木材(製材端材や輸入木材)並びにパーム椰子殻、稲わら・もみ殻に由来するバイオマスを燃焼させる発電) 廃棄物(木質以外)燃焼発電(一般廃棄物、下水汚泥、食品廃棄物、RDF、RPF、黒液等の廃棄物由来のバイオマスを燃焼させる発電)リサイクル木材燃焼発電(建設廃材に由来するバイオマスを燃焼させる発電)。
新エネルギー等導入事業を行う事業者に対して事業費の一部を補助します。 対象システム: バイオマス発電、バイオマス熱利用、バイオマス燃料製造中小企業の場合は規模要件が緩和されています。また、離島地域の場合は規模要件がありません地方公共団体と民間事業者が連携し、地域一体となって取組む新エネルギー等の設備導入事業(社会システム枠)に対して事業費の一部を補助します。対象システム: バイオマス発電、バイオマス熱利用、バイオマス燃料製造離島地域の場合は規模要件がありません