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【大リーグ】

岩隈 6イニング3失点も13勝目ならず 粘投も打線の援護少なく、勝敗付かず

2013年8月29日 紙面から

◇レンジャーズ4−3マリナーズ

 3連勝はならなかった。岩隈久志投手(32)は27日、地元でのレンジャーズ戦に先発し、6イニングを7安打3失点。7三振を奪う力投を見せたが、同点のまま降板して勝敗はつかず。今季13勝目はお預けとなった。

 2回の33球が誤算だった。初回はキンスラーに中前打を許しながらも3三振を奪う上々のスタート。だが、2回は四球を挟んで3連続長短打を浴びるなどして3失点。共同電などによると、「バランスが良くなくてつまずくような感じで…。マウンドがいつもより傾斜がきつかった感じがした」とポツリ。味方が2点を先制した直後だっただけに首をひねった。

 3回以降もマウンドに違和感を覚えながらも、「探りながら」投げて無失点。あえて高めに外すなど腐心の投球でゼロを並べた右腕に、ウェッジ監督は「ダメージを抑えてくれた」と評価。岩隈自身も「何とか粘ることはできた」と満足感をにじませた。

 前半戦は21本塁打を浴びたが、後半戦はまだ3本。防御率は3点台となったが、シーズンも残り1カ月となり、「しっかりと調整してやるべきことをやっていきたい」。最後まで先発ローテを守ることを誓った。

 

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