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maejimahiroshi_self_portrait_2012前嶋 弘(まえじま ひろし)

1964年兵庫県生まれ。社会福祉士。修士(学術)。

大阪教育大学教育学部をほどよい成績で卒業。放送大学大学院文化科学研究科(政策経営)に卓抜した研究計画を引っ提げて入学し松村祥子先生に師事する。研究計画のオリジナリティは斯界の権威が「大鉱脈だね」と評したほどであったが、元来控えめな性格であるため、大鉱脈は掘り進まず、もっぱら卓抜した社交力を縦横に駆使し、ほどよい評価を得て大学院を修了する。それ以来、松村祥子先生と大曽根寛先生(論文副査)には頭が上がらなくなる。現在も、松村先生の出演する「NHK福祉セミナー」は自宅で正座して見ている。

大学卒業後、「生涯、イチ生活指導員」であることを自ら任じて、障害者支援施設、特別養護老人ホーム、そして現在の職場である救護施設ヨハネ寮に勤める。この間、制度の変わり目ごとに職場を移り続け、25年間、本当に「生活指導員」であり続ける。しかし、寄る年波には勝てず抜け毛が増え、2013年春、とうとう転「職」を余儀なくされる。現在の役割は「施設長」である。出張の際、私の留守をいいことにさぼっているを守ってくれている女子職員に渡すお土産を選別・購入(自腹)したり、事務室に設置したコピー機の液晶濃度を決定するなど、高度な経営判断を委ねられている。

趣味は”自称”写真。10代半ばに”決定的瞬間”で有名なブレッソン(Henri Cartier-Bresson)に触発されカメラを手にして以来、ほとんど毎日カメラ(現在はRICHO GR3)を持ち歩いている。過去には、自サイトでスナップショット作品を発表していたこともある。しかし、ブレッソンの時代とは異なり、現代の日本で他人をスナップショットの被写体とすることは自らの人生を賭する蛮行に等しくなっている。そこで、”梨下に冠を正さず”の教えに従い「自分撮り作品」ばかり掲載していたら「ナルシスト」といわれるようになってしまった。それは誤解であると思う。一方、自称ではない方の趣味は『解説』と言われている。

尊敬する人物は、”スティーブン・ブラッドバリー(Steven Bradbury) “である。

財団法人千里老人文化センター理事、社団法人日本社会福祉士会理事。

関西学院大学人間福祉学部非常勤講師。

座右の銘は、「検証された事実だけを信じる」

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