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石岡に全寮制中高新設/既存施設耐震化は熊谷組/青丘

 (仮称)学校法人青丘(茨城県石岡市、理事長予定者・金正出氏)は、石岡市にある旧県立八郷高等学校跡地に、全寮制の(仮称)青丘学院つくば中学校・高等学校の新設を計画している。既存の校舎や体育館は耐震補強する計画で、設計施工を熊谷組が担当する。また、新たに増築する多目的室棟や寄宿舎2棟の設計は、鎌田建築アトリエ(水戸市)が担当している。施工者は、多目的室棟がコスモ綜合建設(水戸市)に決まっており、寄宿舎2棟は現在、選定中。3月中旬から順次着工し、12月ごろには工事が完了する見通しだ。2014年4月の開校を目指す。
 同中学校・高等学校は、旧八郷高校(石岡市柿岡字寺田1604、校地面積5万2324㎡)に新設する。
 既存施設は、普通教室棟(RC造3階建て延べ2624㎡)、特別教室棟(RC造3階建て延べ2737㎡)、体育館(延べ1703㎡)、格技室、部室、プールなどがある。このうち普通教室棟や特別教室棟、体育館は耐震補強し、2階建ての部室も改修して引き続き利用する。
 普通教室棟と特別教室棟の間には、RC造3階建て延べ1237㎡の多目的室棟を増築し、渡り廊下で普通教室棟や特別教室棟と接続する計画。
 さらに特別教室棟の西側には、男子寮と女子寮・食堂をS造3階建て延べ2876㎡規模で増築する。すべて4人部屋で、定員は男子寮が144人(36室)、女子寮が96人(24室)。学生の入学状況によるものの、将来的には敷地内で寄宿舎のさらなる増築も想定している。
 増築する3棟は、将来、屋上に太陽光発電パネルを設置できる設計とした。
 学校(申請)規模は、中学校、高校とも1学年100人の6学年計600人。初年度の募集定員は、中学1年生100人、高校1年生100人を予定している。
 同中学校・高等学校について、設立準備室では日本語、韓国語、英語のトリリンガル教育を実施する学校教育法第一条に基づく中高一貫校(全寮制)は全国初としている。日本と韓国との架け橋となる人材やグローバルに活躍できる人材の育成を目指す。留学生も受け入れる計画だ。
 旧八郷高校の土地と既存建物は、医療法人社団の正信会(小美玉市、金正出理事長)が茨城県から12年春に取得。正信会は、小美玉市内で美野里病院などを経営している。
[ 2013-03-01  5面  面名:関東面]

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