国債残高には2種類ある。所有が日銀と、もう一つは、それ以外が所有と。そしてさらに国内所有と外国所有とに分かれる。
日本国債について、もちろんオイラ素人の部類だから、偉そうな注釈は出来ないが、基本的概念の範疇でこの800兆円を超えている国債発行残高の問題に触れてみる。他も合わせて国の借金はもうすぐ1000兆円を超える。このままでは国家破綻だ、大変な事態だと一方は煽る。まぁ、財務省系の経済専門家だが。もう一方は、いや違うぞと。そもそも負債だけを見てそのように煽るのはフェアーじゃない。日本が海外に債権をもっている残高は2012年末で296兆円を越して、世界一の債権国だし、国の純資産も数百兆円もあると。
財務省のデータによると、為替や米国債などの日本の海外保有資産から外国人が保有する日本株や日本国債などの負債を差し引いた12年末の日本の対外純資産は296兆3200億円となった。
財務省系は増税が狙いで、「このままでは国家破綻」を煽り、反対派(高橋洋一・三橋貴明など)は、これを「国民1人当たりの借金」なんて表現を使う専門家やマスゴミが誤解を生じさせると糾弾。そして量的金融緩和を米国やユーロのように積極的に実行しなかった白川日銀総裁が悪いと。だから20年も続いたデフレスパイラルから脱出出来なかったと。・・・・・・・
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