できごと“脱税指南”の国税OB、実弟も告発 法人税5600万円脱税で2013.6.6 05:30

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できごと

“脱税指南”の国税OB、実弟も告発 法人税5600万円脱税で

2013.6.6 05:30

 法人税計約5600万円を脱税したとして、大阪国税局が法人税法違反罪で経営コンサルタント会社「リーガルコーポレーション」(大阪市北区)など法人4社と山田浩貴経営者(52)=兵庫県川西市丸山台=、4社の顧問税理士を務めていた細名哲夫元税理士(56)=大阪市西淀川区姫島=を大阪地検に告発していたことが5日、分かった。

 細名元税理士は、顧問先企業やホストクラブの実質経営者に脱税を指南したとして大阪地検特捜部に逮捕、起訴された大阪国税局元職員で税理士の細名高司被告(61)の実弟。近畿税理士会によると、今年3月末に税理士の廃業届を提出していた。

 関係者によると、2人は架空の広告宣伝費を計上する手口で、平成19年10月~23年2月、4社の所得計約2億円を隠したという。重加算税は約2千万円になる見込み。

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