民族時報 第1069号(05.07.01)


【記事1】市民団体 韓日条約40年を問う  ソウル

    平和と過去清算シンポ

 韓日民衆次元の連帯と交流、共同の闘いを強めるために韓統連、日韓ネット、全国民衆連帯、統一連帯など韓日の市民社会団体は六月二十五日、ソウルの国会図書館講堂で「韓日条約四十年に際しての韓日平和シンポジウム」を開いた。シンポジウムには孫亨根・韓統連副議長をはじめ日本からの参加者と韓国側の参加者約百人が参加した。

 「東北アジアの平和実現への模索」を主題にしたシンポジウムは、呉宗烈・全国連合常任議長の主催者あいさつの後、日本側から稲見哲男・民主党衆議院議員、韓国側から姜昌一・ウリ党議員があいさつした。

 「二十世紀の歴史再評価と東北アジアの平和」を主題に、韓国側から姜萬吉・尚志大学総長と荒井信一・茨城大学名誉教授が基調講演した。

 その後、主題別討論として「東北アジアの秩序変化と平和」と「過去清算運動の現況と課題」が行われた。主題討論は姜禎求・東国大学教授、金東椿・聖公会大学教授がそれぞれ司会し、「ソンイル明知大教授、渡辺健樹・日韓ネット共同代表、金敏普E民族問題研究所責任研究員、西野瑠美子・バウネットジャパン共同代表が発題した。討論には柳基洪・ウリ党議員、李永順・民主労働党議員、矢野秀喜氏(強制連行企業責任追及裁判全国ネットワーク)ら韓日の代表が参加して活発に意見交換した。

 参加者らは@八・一五韓日共同声明の発表A九・八米軍上陸六十年を契機に米軍撤収闘争の強化B一一・一七乙巳条約百年、APEC首脳会談反対韓日問題フォーラム開催C歴史を正す韓日連帯ネットワーク作りD八・一一水曜デモの全世界同時開催――に合意した。

 前日の二十四日には「平和のための韓日議員の集い」が開かれ、日本側から福島瑞穂・社民党党首、安部知子・社民党議員、稲見議員、韓国側からウリ党、民主労働党、民主党議員が参加した。


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