懲戒免職:中学教頭が酒気帯び運転などで /福島
毎日新聞 2013年08月22日 地方版
県教委は21日、道交法違反(酒気帯び運転と信号無視)容疑で県警に摘発されたとして、福島市立福島第三中学校の菅野良市教頭(52)を懲戒免職にしたと発表した。処分は同日付。
県教委によると、菅野元教頭は今月3日、自身が監督を務めるミニバスケットボールチームの大会に参加後、大会関係者と午後7時前から二本松市と福島市の飲食店で飲酒した。同11時ごろに同市内の自宅に戻ったが、4日午前4時半に自宅に泊めていた大会関係者の男性が外出したため、車で捜していたところ交差点で一時停止義務を怠ったのを福島署員に見つかり、直後の呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出された。職務質問の際、菅野元教頭は職業を「会社員」と偽っていたという。
また県教委は、女子高校生を自宅に宿泊させて肩に触れるなどした相双地区の県立高校の男性教諭(20代)を免職、課外指導中に男子生徒をたたいてけがをさせたいわき地区の県立高校の男性教員(50代)を減給1カ月(10分の1)の処分とした。【神保圭作】