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【プロ野球】バレ50号 史上最速111試合目2013年8月28日 紙面から
◇中日10−8ヤクルト中日が連敗を3で止めた。3−3の2回に井端の適時打などで5点を奪うと4、9回に1点ずつ追加して逃げ切った。岩瀬が30セーブ目。ヤクルトはバレンティンの2本塁打も及ばず、自力でのクライマックスシリーズ出場が消滅した。 ◇ 止まらない、止められない。ヤクルト・バレンティンが急加速で本塁打量産態勢に入り、とうとう50号の大台に到達した。49号3ランは左翼席上段へ推定135メートルの特大弾。7回先頭で飛び出した節目の50号ソロは、弾丸ライナーで左翼席中段に突き刺さった。 月間16本塁打の日本記録にも並んだ。「どんな球でも、自分のスイングを心掛けているのがいい結果につながっている。(月間記録は)知らなかったが、50号は正直、想像もしていなかった。素晴らしいことでうれしい」と素直に喜んだ。 8月に入って量産スピードが加速している。特にこの1週間は24日以外毎試合アーチが飛び出し、6戦8発という驚異的なペースだ。本人は「原因はわからないが、やることなすことうまくいく」と言うが、伊勢ヒッティングコーディネーター(HC)は技術面の進化を指摘。「去年までは上げた足が、前に出て(スタンスが広くなって)いた。打つポイントをつくるのはスタンス。足を同じ所につけば、同じポイントで打てる」。球宴ごろから、ステップする左足が上げる前と同じ場所に着地するようになっているという。 近鉄コーチ時代、年間55本のローズを指導していた伊勢HCが「タフィーは技術、カブレラはパワーがすごかったが、バレンティンは両方兼ね備えてる。10試合くらい残して(55本の)記録を破るんじゃないか」と太鼓判を押した。「記録達成の自信はあるが、相手があること。勝負してくれれば」とバレンティン。故障離脱がなければ、快挙は時間の問題だ。 (竹村和佳子) PR情報
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