「ガオー」とライオンのマネをするゲレロ(竹下陽二撮影)
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9月3日にIBF世界スーパーフライ級王座決定戦で同級3位の亀田大毅と対戦する同級4位ロドリゴ・ゲレロ(25)が27日、東京都内のジムで公開練習を行った。
当初はフィリピン同級9位のフィリピン人ボクサーと軽いマススパーを行う予定が、徐々に白熱。自慢の右ストレートで相手をロープまで吹っ飛ばすなど、世界戦目前スパーでは異例のダウンシーンも見られるかと思われるほどの本気スパーを展開。手数が多く、パンチもガンガン振り回すタイプ。来日早々、好戦的な片りんをのぞかせ、視察に来た亀田ジム関係者も口アングリだ。
そのゲレロのニックネームが、ボクサーらしくない「ガティート(子猫ちゃん)」。由来を聞くと「オヤジが元プロボクサーで目が緑色でガト(猫)と呼ばれてた。その息子だから、ガティート。オヤジはタイトルマッチに出るくらいのボクサーだったんだが、酒に溺れてな。でも、オレはリングに上がると、猫からライオンになるぜ」とニヤリ。ちなみに、三男和毅は猫アレルギー。大毅は大丈夫らしいが、果たして、どうなるか。 (竹下陽二)
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