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自転車との衝突防ぐ技術を発表
8月27日 17時25分

自転車との衝突防ぐ技術を発表
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飛び出してきた自転車を検知して、車に自動的にブレーキをかけて止める安全技術をスウェーデンの自動車メーカーが開発し、27日、都内で発表しました。

この技術は、スウェーデンの自動車メーカー「ボルボ」が開発しました。
フロントガラスに取り付けたカメラと、車の前方部分から発するレーダーや赤外線で、車の前の障害物などを検知し、車との距離が急に短くなった場合に、自動的にブレーキをかける仕組みです。
前を走る車や歩行者に加え、今回新たに道路脇を走る自転車が車の前に飛び出してきたケースでも、車を自動的に止めることができるようになりました。
歩行者より動きが速い自転車の検知は、これまで難しかったということですが、カメラの映像情報を解析する速度を上げることで、車と自転車の速度の差が時速15キロ未満など、一定の条件の下で可能になったということです。
ボルボでは、この技術を生かした安全装置を、20万円の追加料金で車に搭載できるようにするということです。
開発に当たったボルボのヤン・イバーソンさんは、「車に自転車が衝突する事故は、日本でもかなり多いため、こうした技術は重要だ。安全技術の向上を目指してさらに研究を進めたい」と話しています。
衝突を防ぐ安全技術は、「富士重工業」や「ダイハツ工業」など、国内の主なメーカーも開発を進めていて、価格や燃費の良さなどに加えて安全技術の面でも、メーカー各社の競争が激しくなりそうです。

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