2007/10/24(水) 22:50:51
弓道蔵書に遅ればせながら「美しい姿勢と立ち居振る舞い―小笠原流礼法入門」を追加しました。
弓道人としては「礼は小笠原流」と言い、神事や流鏑馬でおなじみです。
ただ、自分は本書を読んでいなかったので、まずは図書館であるかどうか検索してみました。節約ですよ、節約。おぉ、あったあった「図解 美しいふるまい―小笠原流礼法入門」。
取り寄せて借りてみるとビックリ、なにやらオネーチャンが「小笠原流礼法宗家 小笠原 敬承斎」という名前で本書書いているじゃないですか。違うんですよ、国際弓連の開会式で弓を引いていたのはもっとオッサン。自分が知ってる宗家はもっと渋いぜ?
んで、まぁ、いつもの小笠原流のサイトを見てみます。
31代 小笠原清忠
http://www.ogasawara-ryu.gr.jp/outline/actual/actual.html
そうそう、このお方ですよ。(そろそろ、オッサン表記は失礼なので改めますよ)
写真の下の方まで読んでいくと興味深い記載があります。
昭和40年代から小笠原流を商売とするコンサルの登場が見受けられるようになりました。商業主義の中で『小笠原流礼法』が指定役務「礼法の教授」として第三者により商標登録されましたが、平成14年小笠原教場に名義変更されました。
『小笠原流礼法』は登録商標です。弓馬術礼法小笠原教場以外の人がこの名称を使用して礼法を教えることは出来ません。
610 :名無しさん@恐縮です :2007/08/25(土) 01:19:27 ID:O82k+jO90
えげつないと言えばこれだろう
小笠原流礼法の正統な継承者は小笠原忠清氏だが昭和40年代に小倉藩主家の末裔である故・小笠原忠統氏が自家に一子相伝されたものと称して小笠原流礼法を商標登録してしまった。裁判の結果5年前に小笠原流礼法の商標は忠清氏側に移ったが今も9割以上は忠統氏の後継者側の礼法が教授されている
2007/10/25(木) 21:21:44
武徳会系の小笠原流と二つあるとは聞いていたけど裁判って・・・知らなんだわ
日置流にも口伝書が横領とか竹林でもやはり似たようなことはある。日弓連が一度こけて更に武徳会の再興で日弓連が揺らいだとか色々あるんだわ。さすが武家ですね、お家騒動は付き物か?
2007/10/31(水) 22:44:20
なんつーか、所詮キレイ事なイメージを持っていても人が対応する以上どうしてもドロドロした部分がありますな。
当事者でなく見ている分には楽しめるのですが(亀田家みたいですな)