サンフランシスコ連銀総裁:米金融政策で各国と意思疎通へ
8月27日(ブルームバーグ):サンフランシスコのウィリアムズ総裁は、米国の金融政策当局者が緩和策の縮小を見極めている中で、各国の中銀との円滑な意思疎通が必要になるだろうと述べた。
ウィリアムズ総裁は27日、訪問先のスウェーデンのイエーテボリでパネルディスカッションに参加し、「雇用を最大限確保し、インフレ率を2%付近で維持するべく景気を軌道修正するという目標に金融当局は注力する必要がある」と述べ、「また、米国の方針について世界各国の中銀と非常に円滑なコミュニケーションを取るべきだ。そうすることで米国の金融政策がどのように進められるのかよく理解してもらえる。そうすれば、少なくとも市場が大きな混乱に陥るリスクをある程度回避する助けになるだろう」と続けた。
原題:Fed’s Williams Says Effective Communication to Aid NextSteps(抜粋)
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更新日時: 2013/08/28 01:36 JSTニュース一覧
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