米消費者信頼感指数:8月は81.5に上昇、期待が改善-現況低下
8月27日(ブルームバーグ):8月の米消費者信頼感指数は前月から上昇した。
米民間調査機関のコンファレンス・ボードが27日発表した8月の消費者信頼感指数 は81.5と、前月の81.0(速報値80.3)から上昇した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は79だった。
現況指数 は70.7と、前月の73.6から低下。一方、今後6カ月間の期待指数 は88.7と、前月の86から上昇した。
UBSセキュリティーズのエコノミスト、サミュエル・コフィン氏は「家計部門は引き続き改善しており、改善の大部分は住宅価格に起因している」と述べた。
今後6カ月間にビジネス環境が改善すると回答した割合は20.1%と、前月の19.9%から上昇。また雇用 が増えると回答した比率は17.6%と、前月の16.7%を上回った。
今後6カ月に所得が増えると答えた割合は17.4%と、前月の15.7%から上昇し、2011年2月以来の高水準。
現在は職が不十分との回答比率は55.6%で、前月の52.5%から上昇した。
原題:Consumer Confidence in U.S. Unexpectedly Climbed in August(2)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Lorraine Woellert lwoellert@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net
更新日時: 2013/08/28 00:37 JSTニュース一覧
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