■3年前(今回、2ちゃんねるで誹謗中傷を書かれた橋本紡 氏)
仕事中なんですが、30から35くらいの人へ質問。この辺の人と話してると、自負と自虐が交互に出てきて、その切り替わりについていけないことがあります。その世代の方、あるいはその世代と付き合いのある方、ご意見を。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) September 1, 2010
いちおう書いておきますが、世代論で個々の性格まで限定しようとは思ってはいないです。常にアウトサイダーはいる。ただし、大きな流れにはたいていの人が巻き込まれるし、それは把握しておきたい。環境に影響を受けない人間などいないのだから。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) September 1, 2010
「俺は橋本さんよりbigになりますよ」「そんなことできるわけないじゃないですか」「十年先の俺はすごいです」「来月、失業してるかもしれません」。これは同じ人間の、ほんの一時間程度の会話です。洒落を含みつつ、しかし洒落にするには、口調が痛々しい。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) September 1, 2010
三十代前半の、ことにライトノベル系作家さんに、このタイプが多い。偶然ではないと思うし、なんらかの背景があると思うんだ。わかる人、いますか?
— 橋本紡 (@tsumugu_h) September 1, 2010
■3年前(今回、2ちゃんねるで誹謗中傷を書いた杉井光氏)
はせくらに教えてもらったけど、これ僕じゃんw名前出していいのに http://togetter.com/li/46758
— 杉井光 (@hikarus225) September 29, 2010
橋本紡氏を中心とした、「30〜35歳の世代に見られる自負・自虐気質」についての会話 - Togetter
http://togetter.com/li/46758
「俺は橋本さんよりbigになりますよ」「そんなことできるわけないじゃないですか」←前半は言ったけど後半は言ってないな。
— 杉井光 (@hikarus225) September 29, 2010
この、「自負と自虐を繰り返す」のうちの、「自虐」にあたる部分は全部言ってないなあ。別の人かな。でも、日付と、その他の話の内容がまったく記憶にある通りだな
— 杉井光 (@hikarus225) September 29, 2010
橋本さんが「きみが俺を超えられる確率なんて三割くらいだよ?」と言うので、「四年目の年収で比べるともうすでに上回っているんだから八割くらいじゃないですか?」と返したんだけど、この「八割」が自虐だと受け取られたんだろうか
— 杉井光 (@hikarus225) September 29, 2010
■そして年が明けて翌年の2月、橋本紡氏が中傷を受けてる事を告白
プロ作家が、同じ事務所で、叩き役と擁護役を決めて、僕への対応をいちいち打ち合わてたらしい。でもって、まとめサイトっていうらしいけど、それへの関与もあったらしい。誰が、どのタイミングで尋ねて、誰が名乗り出るかも、全部打ち合わせた上での動きだと聞いた。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) February 1, 2011
でもって、僕は書いちゃうけど、あの世代論をやったとき、何人かが「橋本紡をdisろうぜ」ってなったらしい。ある人は2chにスレッドというんだよね、それを立てる役目になって。ある人はその煽り役、ある人はまとめ役。そう決めたんだって。みんな、プロの作家だよ。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) February 1, 2011
繰り返すけど、僕は世代によって、よしあしを言うつもりはない。違いがあるだけだ。けれど、こんなふうに、プロ作家がまとまって動いて、ネット上で、匿名で、誰が誘導して、誰が名乗り出て、誰が擁護するとか、決めて動くべきじゃない。それはだって、ただのイジメじゃないか。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) February 1, 2011
なぜ、プロ作家が何人も集まって、自作自演をするの? まったくわからない。 誰がどのタイミングで反発して、誰がどのタイミングで名乗り出るか、それさえも決めてたそうだ。 彼らはソフィスティケートされてるんだろう。この時代に。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) February 1, 2011
■そして現在、誹謗中傷を書かれた橋本紡氏のコメント
なんだか騒がしいので、少しだけ。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) August 26, 2013
黙るのは間違いだと思うし、空気を読むのもよしとはしません。
いろいろなことを呟いてきたし、不適切なこともたくさんありました。至らないところばかりです。反省しつつ、学んでいこうと思います。ただ、だからといって、黙るのは間違いだと思うし、空気を読むのもよしとはしません。そんな生き方をしてきて、僕たちは幸せになれましたか。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) August 26, 2013
他の作家さんのことも、いろいろ書いてきました。三行しか読めないとかね。けれど、それはあくまでも好みの問題であって、決してその作家さんの力量や人格を否定しているわけではありません。むしろ、尊敬しているし、だからこそ名前を挙げてきました。それははっきり、書いてきたはずです。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) August 26, 2013
ひたすら褒め合って、本音を話さず、愛想笑いを浮かべている社会を、僕は嫌悪します。
ひたすら褒め合って、本音を話さず、愛想笑いを浮かべている社会を、僕は嫌悪します。だったら、互いの意見をぶつけあったほうがいい。喧嘩になったっていいじゃないですか。摩擦を恐れてきた結果、自分を「不満袋」にしてしまうのは、本当に悲しいことです。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) August 26, 2013
本音を言えないがゆえ、すべてを腹に溜め込み、自らが「不満袋」になってしまう社会は、とても悲しくて惨めな社会です。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) August 26, 2013
だから僕は、はっきりと書いてきました。
だから僕は、はっきりと書いてきました。そして、それゆえ、少なくない人に「痛い人」「アレな人」「残念な人」と評されています。まあ、仕方ないです。この社会において、僕はエイリアン(異物)なんでしょう。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) August 26, 2013
この社会において、僕の発言は行きすぎているし、反感を抱く人も多い。よくわかっています。
あまり楽しくはないけれど、仕方ないです。僕は不満袋にはなりたくありません。この社会において、僕の発言は行きすぎているし、反感を抱く人も多い。よくわかっています。ただ、正直に言って、僕はもう疲れました。日本、業界、世間体。うんざりです。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) August 26, 2013
そもそも、異国をベースにしている今、日本基準に合わせる必要なんてないわけです。僕の英語は無茶苦茶ですが、いろんな人と議論をするし、だからといって険悪になるわけではありません。僕だけではなく、周囲の人はみな、そうです。成果を求めるならば、特にね。徹底的にやりあいます。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) August 26, 2013
ところが日本に帰ってきて、同じように振るうと、途端に「痛い人」「アレな人」「残念な人」になってしまう。なんでしょうか、これは。僕にはよくわかりません。誰かわかりますか。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) August 26, 2013
悲しくなるのは、こうして呟いたことの一部、特に「悪口」と捉えられる部分だけを切り出し、あちこちに広める人たちの存在です。
彼らは明らかに、悪意を持って行動しています。
本当に悲しくなるのは、こうして呟いたことの一部、特に「悪口」と捉えられる部分だけを切り出し、あちこちに広める人たちの存在です。彼らは明らかに、悪意を持って行動しています。悲しくてなりません。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) August 26, 2013
さらに悲しいのは、そうして切り貼りされた情報だけを読み、わかった気になってしまう人がいることです。
さらに悲しいのは、そうして切り貼りされた情報だけを読み、わかった気になってしまう人がいることです。たくさん、たくさん、います。なぜ彼らは悪意に気づかないのか。あるいは気づいているのか。その上でなお、誰かを馬鹿にしたいのか。これが、もっとも悲しいことです。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) August 26, 2013
以上です。
— 橋本紡 (@tsumugu_h) August 26, 2013
橋本紡
橋本 紡(はしもと つむぐ、1967年 - )は、日本の小説家。三重県伊勢市生まれ。血液型AB型。
作品一覧
ライトノベル・レーベル
猫目狩り(上・下)(1998年2月、電撃文庫)
バトルシップガール(1巻 - 6巻、SP)(2000年1月 - 2002年2月、電撃文庫)
リバーズ・エンド(全6巻)(2001年12月 - 2004年6月、電撃文庫)
毛布おばけと金曜日の階段(2002年12月、電撃文庫)
半分の月がのぼる空(全8巻)(2003年10月 - 2006年8月、電撃文庫)
半分の月がのぼる空 one day(2006年12月、電撃ビジュアルノベル)
半月-HANGETSU-(小説挿絵担当山本ケイジの「半分の月がのぼる空」の画集。書き下ろし短編小説「花冠」を収録)
君と僕の歌(2004年4月、電撃ビジュアルノベル)
一般小説
猫泥棒と木曜日のキッチン(2005年8月、メディアワークス)
流れ星が消えないうちに(2006年2月、新潮社)
ひかりをすくう(2006年7月、光文社)
空色ヒッチハイカー(2006年12月、新潮社)
月光スイッチ(2007年3月、角川書店)
彩乃ちゃんのお告げ(2007年10月、講談社)
九つの、物語(2008年3月、集英社)
橋をめぐる(2008年12月、文藝春秋)
もうすぐ(2009年3月、新潮社)
完全版 半分の月がのぼる空(上・下)(2010年4‐5月、メディアワークス)
葉桜(2011年8月、集英社)
イルミネーション・キス(2012年1月、双葉社)
今日のごちそう(2012年3月、講談社)
ハチミツ(2012年6月、新潮社)
ふれられるよ今は、君のことを(2012年11月、文藝春秋)
橋本紡 - Wikipediaより
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