2013-06-29
■[弁護士業務][介護日誌]6月29日 特養61日目(パソコンのファンが止まらなくなった、71歳の方に大きな拍手、株主総会)
いろいろ仕事があるので、6時半に家を出て、事務所へ。
パソコンのスイッチを入れたら、いつもと違う音がして、画面はいつまでも黒いまま。本体の後ろから風が吹き出している。何度かスイッチを切って、やり直してみたが、同じ。
諦めて、複合機の隣の席のパソコンを起動させて、本日持参する委任契約書の用紙の作成など。
このパソコンには、メールの設定をしていないので、メールの確認ができない。
困ったなと思いながら、もう一度私の部屋のパソコンのスイッチを入れたら、今度は、うまく起動。
○○さんからのメールが届いていたので、返信。
執行事件の依頼者の担当者からのメールを待っていたが、今日はお休みなのか、届かず。
月曜日に提出予定の準備書面の起案。
10時15分に事務所を出て、特養へ。
夫は、ベッドで、目を覚ましていたが、私が「おはよう」と言った途端、眠ってしまった。 11時ちょっと前に介護士さんお二人が見えて、車椅子へ。
今日も、ステーションの前のテーブルに着席。
テーブルの前の壁には、昨日貼られた音楽会の写真。右側の一番上に、夫と私の写真。
間もなく看護師さんが見えて、栄養の注入の開始。
新聞記事は、まず練馬の事件。
シルバー人材センターの71歳のおじいさんの素晴らしい行動についての説明から。
若い人だったら、一目散に逃げてしまっただろう。
私と同い年、「偉いね」と何度も夫に。
栄養チューブを外していただいた後、夫をロビーのテレビが見える席に移動させ、介護士さんに「後をよろしく」とお願いしてから、夫と別れて、事務所へ。
松屋の地下一階で買って来たお弁当をいただいてから、準備書面の起案の続きなど。
4時15分に事務所を出て、松戸へ。
6時から顧問会社の株主総会。
8時半頃、社長さんご夫妻に駅まで送っていただいて、東京へ。
事務所に寄っても15分程度しか居られないので、駅前からバスで自宅に直行。
郵便受けに山一でお世話になった☆☆さんからのお手紙。
8月31日のオペラシテイメモリアルホールでの定期演奏会のご案内。
今年の1月に軽い脳梗塞を発症されたそう。 いつもの皆さんに連絡して、チケットの申込みをさせていただく予定。
2時開演なので、特養での面会を済ませてから行けば十分間に合う(昨年は、面会を休んで伺った。)。とても楽しみ。
2013-06-28
■[弁護士業務][介護日誌]6月28日 特養60日目(水分の点滴と胃ろう,歌舞伎についての質問,お風呂の日だけど離床,謄写記録受領,コピー用紙5000枚の購入)
今朝も,4時50分に起床。
5時15分にドアを開けたら,新聞が届いていた。
おかしいと思った記事。
「認知症で終末期,望む治療は」
「点滴47% 胃ろう6%」
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201306270606.html
「点滴」というのは,500ml末梢静脈へのほとんど水だけのもの。生命の維持に必要なカロリーと不足の水分は自分の身体から供給ということになるので,みるみる痩せてきて,骨と皮ばかりの状態となったところで,死亡。
「胃ろう」は,胃に開けた小さな穴に接続するチューブから栄養を直接胃の中に注入する方法で,この方法をとることができるようになれば,必要な栄養と水分の摂取が可能になるので,ほかに病気がなければ,健康状態の回復と維持が可能になる。
「点滴」と「胃ろう」についての十分な説明がないまま,いきなり,どちらか選択するように言われて,的確な回答ができる人は,ほとんどいないと言っても,過言ではない。
口から食べにくくなった人に必要な栄養を与える方法としては,他に中心静脈からの点滴(こちらは水だけでなく必要量の栄養の注入が可能)や鼻からチューブを入れて,必要な栄養と水分を注入する方法もあるので,いきなり胃ろうというのではなく,こうした方法で暫く様子を見てからということも可能。
末梢静脈からの500mlの点滴は,口からの栄養の摂取が困難になった人をごく少量の水だけ与えながら半月から長くても1ヶ月半くらいの時間をかけて餓死させてしまう方法。
私の夫は,既に胃ろうからの栄養になっているので,安心だが,私が突然死亡というような事態になったら,恐らく,夫の兄弟姉妹や甥姪達は,経済的な理由から,胃ろうを外して欲しいと希望するようになるのではないかと懸念される。夫が天寿を全うできるまで,どんなことがあっても私が元気でいて,夫の命を守り続けてあげなければならないと考えている。
今朝も,8時前に出勤。
午後2時から打合せ予定の事件の準備。
9時過ぎに,別件の相手方から電話。当方の依頼者への急ぎの伝言を頼まれたので,依頼者にメール。
10時10分に事務所を出て,特養へ。
1階で,担当の相談員さんに会ったので,「歌舞伎の案内がこちらにも届いていると思いますが,もし短時間でも観に行かせていただけるようでしたら,私も夫と同じ日になるよう申し込みたいので,申込み期限の18日までに,どんな予定になるのか教えていただけると有難いのですが」と申し上げたら,「毎年少人数の方しか行かれていないようですが,確認してからご連絡させていただきます」とのこと。
来週から車椅子での外出許可の手続をとって,少しずつ外での散歩に連れて行けるようにして,9月の敬老大会への参加がOKになるよう,夫の協力を得ながら,努力してみることにしよう。
8月10日の東京湾大華火大会も見せてあげたい。こちらの方は,特養のすぐ脇の朝潮橋の上でも見られそう(本当は,自宅に連れて来て,バルコニーから見せてあげたいのだが,私一人の介助での外泊は,まだ無理)。
部屋に入ったら,亡くなられた方のベッドに早くも新しい方が入られたようで,入口に新しい名札も。
今度の方も,お話がよくできて,車椅子をご自分の手と足で動かしての移動も可能な,夫よりも若く見える,体格の良い,お元気そうな方。
11時頃,看護師さんが,「離床はまだでしょうか」と尋ねに来られた。
「今日はお風呂なので,疲れるといけないということで,離床はなしということになっているのかもしれません」と答えていたら,介護士さんが見えて,「遠藤さん,車椅子に移りましょう」と言ってくださって,もう一人見えた介護士さんと一緒に車椅子へ。
ステーションの前のテーブルに着席して,すぐ栄養の注入開始。
自宅から持参した朝日新聞とステーションのカウンターに置かれていた読売新聞の両方から夫が興味ありそうな記事を選んで,見てもらった。
ロビーのテレビから「吉永祐介元検事総長が死亡」というニュースが聞こえてきたので,夫にその話も。
栄養の滴下が済んだ12時15分に,「これから仕事なので,後をよろしく」と介護士さんにお願いしてから,夫とお別れ。
月島から有楽町線で桜田門へ。
地裁の地下の郵便局で取り敢えず5万円の払戻しを受けて,1階の司法協会へ。
2件の謄写記録は出来上がっていて,料金は合計28485円(633枚)。
持参した風呂敷に包んで,日比谷線で事務所へ。
事務所に到着したのは,1時30分。
都税事務所からの公課証明書が届いていた。
冷蔵庫のカステラ2切だけいただいて,2時に見えた依頼者との打合せ。
3時半頃依頼者をお見送りしてから,郵便を出しに行った帰り,「やるき茶屋」に寄って,日替わり定食(680円)をいただいた。
事務所に戻ってから,仕事。
やっておかなければならないことがいろいろ。
執行事件の必要書類がようやく全部揃ったので,週末を利用して申立準備を済ませる予定。
準備書面の起案などもさっさと片付けてしまいたいのだが・・・。
謄写記録を書証として提出するための写しの作成と証拠説明書の起案も大仕事(合議決定の前の期日に、追って前件の訴訟記録を書証として提出予定と言ったら、裁判官から、「全部を甲第○号証」として提出するのは駄目。書面ひとつひとつに枝番を付けての説明が必要」と言われたので、その方法での作業になる。)。
(追記)
6時に事務所を出て,有楽町のビッグカメラへ。
A4のコピー用紙,500枚入り,10冊を買って(4300円),配達を依頼(30日の午前中)。
事務所に戻ってから,仕事の続き。
執行事件の依頼者の担当者○○さんからのメールが届いていた。
「25日に郵送した書類に不備はないでしょうか」という内容。
○○さん作成の書面に押印がなく、代表者の証明書の添付書類に原本からの正写である旨の記載と署名押印がないので、事務所においでいただきたいと返信(土、日の私の予定を付記)。
2013-06-27
■[弁護士業務][介護日誌]6月27日 特養59日目(ケアハウス行きは来週に,懇談会に出席できなかったの? 同室だった方の訃報、謄写記録の受取りは明日の午後)
今朝は7時50分に出勤。
複合機にFAX文書。
午前6時発信の〇〇夫人からのもの。
今日は3時過ぎでないと到着できない,明日の午後はいつでも可能とのこと。私の方は,本日の夕方は謄写記録の受取りに行かなければならないこと,明日は2時から打合せの予定が入っていることから,来週の相談員の都合が良い日にさせていただきたいと電話で連絡。
9時過ぎに相談員との電話。来週金曜日の午後3時ということで予約できた。
〇〇夫人に報告の電話。
10時頃,区役所の介護保険課介護認定係に電話。
お送りいただいたご通知によると,ひとり暮らしということで,民生委員さんが自宅に調査に見える予定とのことだが,自宅にいるのは,夜中だけという生活状況で,身体はどこも悪くなく,毎日,弁護士として元気に働いているという話をしたら,今回の調査の対象から外していただけることに。
10時15分に事務所を出て,特養へ。
今朝は,利用者懇談会なので,5月と同じように,夫も出席させていただいているだろうと考えていたが,部屋のベッドでぐっすり眠っていた。職員の方々も懇談会に出席されているのか,担当の介護士さんから,「只今,人手が足りないので,離床もう暫くお待ち下さい」と言われた。
懇談会に出席していた皆さんが戻られたのは,11時30分頃。
http://d.hatena.ne.jp/tamago2/20130524#1369400253
12時近くに栄養の注入開始。
夫は,目を大きく開いて,行儀良く車椅子に腰掛けていた。
新聞を一緒に読んでから,歌舞伎座ご招待の話など。
1時頃栄養の滴下が終了。
看護師さんがお忙しいご様子で,チューブを外していただけたのは,1時20分頃。
お向かいのベッドにおられた方が転院先で亡くなられたよう。今月の初めまでは、とても元気そうだったのに、急に食欲が無くなったようで、暫くお食事は、ベッドで介護士さんの介助で漸くという状態が続き、そのうちそれも無理になったのでしょうか、1週間ほど前に、入口の名札が無くなって、お荷物がダンボールに。
夫に「お向かいのベッドにおられた○○さんが亡くなられたそう。まだ若かったのに、お気の毒ね。お食事ができなくなってしまってから、入院しておられたのね。」などと話したら、夫の目に涙。
「マコトさんは、長生きしてね」と言って、夫をロビーのテレビが見える場所に座らせて,介護士さんに「よろしくお願いします」と声をかけてから,夫とお別れ。
清澄通りの「ジョナサン」で昼食(本日のランチ,ドリンクバー付き,900円)をいただいてから,バスで銀座四丁目へ。
事務所に戻ったのは3時。
4時少し前に,司法協会に電話したら,お願いした2件のうち1件は出来上がっているが,もう1件は,枚数が多いため,出来上がりは明日の午前中の予定とのこと。明日,特養からの帰りに受取りに伺うことに。2時から打合せの予定が入っているので,1時までに司法協会に着くように,面会を早めに切り上げなければ。
その後,法律相談の電話。
事件の依頼をしなくても,助けてもらえるのかというようなご質問。
私には無理と申し上げて,お仕舞いにさせていただいた。
その後,準備書面の起案。
2013-06-26
■[弁護士業務][介護日誌]6月26日 特養58日目 (ケアハウスの相談員さんは今日もお休み,右の指のリハビリ,郵パックの再配達,中央区敬老大会(歌舞伎座招待)の通知)
今朝は7時45分に出勤。
9時にケアハウスに電話。
相談員さんは,今日もお休みだそう。
申込書は,他の職員が預かれるが,施設の見学までは,無理とのこと。
しかたがないので,明朝また電話させていただくことにして,〇〇夫人にその旨の連絡とお詫び。
「明日の方が,お天気が少し良くなりそうなので,いいと思います。」とおっしゃってくださった。
10時頃,クロネコのお兄さんが,お中元の配達に。
お礼の電話。
10時半に事務所を出て,特養へ。
ベッドから車椅子に移乗させていただいてから,いつもの場所で,栄養の注入開始。
今日は,体調が良さそうで,ずっとしっかりした表情で,腰掛けていたが,その途中,左手で,右手の指のリハビリを一生懸命していたので,その様子をデジカメに。
その後,一緒に新聞。
特養利用者の郵便受けに入っていた居住費と食費の負担限度額の認定についての通知書を見せて,その内容を説明。
12時半に夫の車椅子をロビーのテレビが見える位置に移してから,介護員さんに,「少しテレビを見させてから,ベッドに移してください」とお願いして,夫とお別れ。
外は,かなりの雨。
12時57分発のバスに乗って,銀座四丁目へ。
デパ地下で米八のお弁当を買ってから,事務所へ。
記録の謄写ができたという連絡の電話があるのではと5時過ぎまで事務所で待っていたが,電話はなかったので,郵便局と銀行へ。
出かける前に郵便受けを覗いてみたら,郵便のほかに,不在連絡票が2通。
急ぎ,電話で,8時からの時間帯での再配達の依頼。
午後8時ちょっと過ぎに郵便局からの配達のおじさん。職員ではなく、委託業者のよう。
届いた品物は、依頼者の○○さんからのお中元(ゴマ豆腐)と交通事故の債務不存在確認請求事件の原告代理人からの準備書面」、証拠説明書、書証の診療録の写し。
直ちに受領書のFAXと○○さんへのお礼のメール。
最終のバスで帰宅。
郵便受けに中央区からの敬老大会の通知が届いていた。
今年は、歌舞伎座。
9月4日、5日、6日、9日、10日の昼の部「歌舞伎座新開場杮茸落 9月花形歌舞伎」全席を借り切って、70歳以上の区民8900名を無料招待。
希望者は、7月18日までに「参加申込はがき」を投函して、申込み(参加希望日を2つ記入)。
夫の分も特養に届いているのだろう。
車椅子のままで、観られる席も多少はあるよう。お弁当はいただけないが、できれば見せてあげたい。
2013-06-25
■[弁護士業務][介護日誌]6月25日 特養57日目(よく眠る人,訴訟記録の謄写依頼,法律相談,いろいろと忙しくなってきました。)
今朝は,8時に出勤。
今週中に書面提出の準備をしておかなければならない2件のうち,私が原告の事件について,記録の謄写依頼の必要があるので,特養に行く前に裁判所に行こうかと考えていたが,電話がかかってきたりして,時間的に厳しくなってしまったため,裁判所行きは,特養の後にすることにした。
10時35分に特養に到着。
「今日はお風呂で疲れるので,昼食はベッドでということにさせていただきました」と看護師さん。
既に栄養の注入が開始されていて,夫は,よく眠っていた。
声をかけても,目を開けず。
右手と右足のマッサージと薄皮剥がしも。
12時に特養を出て,バスと地下鉄を乗り継いで,裁判所へ。
1階奥の司法協会の窓口で,用紙2組を受け取って,必要事項の記入。
既済記録全部の謄写依頼には,利害関係の証明資料として,現在係争中の事件の訴状の写しが必要とのことで,事務所に戻ってからコピーをとって,夕方持参することにした。
1時30分頃,裁判所を出て,2時30分からの法律相談のお客様用に冷たい緑茶と私の昼食用のサンドイッチをコンピニで買ってから,事務所へ。
事務所のビルの入口に法律相談のお客様が小さな坊やと一緒に待っておられた。
急ぎ鍵を開けて,打合せ室に入っていただき,2時から4時までいろいろお話を伺いながら,当面の対処方法について助言。
必要な書類を準備していただくなどしてから,またおいでいただくことに。
相談開始後間もなく,高裁の書記官から控訴事件の口頭弁論期日についての連絡の電話。
お客様が帰られた後,期日請書を作成してFAX送信。
その際,届いていたFAXの中に,〇〇夫人からのFAX。
明日の午後一緒に佃の施設の申込みと見学に行く予定になっていたところ,待ち合わせ時刻についての私からの連絡の電話がないので,心配されたよう。
急ぎ電話して,先方の担当者との連絡が取れ次第電話させていただくことに。
施設に電話したら,担当の方は,今日お休みとのことで,明朝電話ということに。
その後,訴状のコピーをとって,急ぎ地裁の司法協会の窓口へ。
「これで結構です。」と係の方。
事務所に戻る前に,昼食抜きでお腹が空いていたので,斜め前の天丼屋さんに入って,「天ぷら定食」(650円)をいただいた。
郵便受けには,日曜日に請求書を郵送した住民票の写しが届いていた。
準備書面の起案をしていたら,夫の弟から電話。
7月半ばに妹と一緒に夫との面会に来てくださるそう。
2013-06-24
■[弁護士業務][介護日誌]6月24日 特養56日目(瀬木元裁判官が最近出されたというご本の内容,夫への大事な報告,法律相談の予約,不動産競売申立事件の必要書類の準備など)
朝,「ボ2ネタ」を開いたら,瀬木元裁判官が「民事訴訟の本質と諸相: 市民のための裁判をめざして」と題するご本を出されたという記事。
詳しい書評の中に,このご本には
・「最高裁におけるトップの裁判官達が裁判員制度導入の賛成の側に回った理由については……その実質的な目的には、トップの刑事系裁判官達が、民事系に対して長らく劣勢にあった刑事系裁判官の基盤を再び強化し、同時に人事権を掌握しようと考えたという事実が存在するのは否定できない」という見方は「公然の秘密」といっていい(184-185頁)
・「現在では、この制度を表立って批判したりしたらとても裁判所にはいられないような雰囲気となっている。こうした無言の統制の強力なことについては、弁護士会や大学など全く比較にならない(共産主義社会における統制と自由主義社会における統制くらいの大きな違いがある)。」(184頁)
・『それでもボクはやってない』という映画は「特にショッキングなものでも興味深いものでもなかった。なぜなら、ああいう事態がいつでも起こりうるのが日本の刑事司法の実態であることは、まともな法律家なら誰でもわかっていることだからである」(198頁)
・「司法制度改革が、現在の裁判所・裁判官制度の問題の根源となっている最高裁事務総局の多様でかつ見えにくい裁判官支配・統制、そして、上命下服、上意下達の徹底という問題を素通りしてしまったことは、大きな過ちであったと考える。」「実際、最高裁長官、そしてその意を受けた最高裁事務総局は、人事を一手に握っていることにより、いくらでも裁判官の支配、統制を行うことが可能になっている。不本意な、そして、誰がみても「ああ、これは」と思うような人事を二つ、三つと重ねられてやめていった裁判官達を、私は何人もみている。」(201頁)
という記載などもあるそう。
早速購入して,読ませていただこう。
瀬木元裁判官には,ご退官の少し前に,さいたま地裁で,とても有難い判決をいただき,依頼者ともども感謝している。
法廷でのお姿は,昔,千葉地裁でご一緒させていただいた頃より,少しお痩せになったようにお見受けした。
(裁判官時代のご経歴)
http://www.e-hoki.com/judge/1579.html?hb=1
どうぞ,お身体に注意して,お元気でご活躍下さい。
午前7時45分に家を出て,事務所へ。
執行事件関係のFAXが依頼者の担当者から届き,その内容を確認してから電話。
10時15分に事務所を出て,特養へ。
10時50分頃,ベッドから車椅子に移乗。
先週の金曜日の音楽教室の会場で写して頂いた大きな写真が届いたので,壁に貼った。笑顔の私と斜めの方向を見ている夫。
11時から栄養の注入開始。
見学の中学生の皆さんがすぐ傍まで来られたので,「おはようございます。と挨拶。皆さんからも,笑顔のご挨拶。
まず,鞄から朝刊を出して,「自民,公明の立候補者全員当選よ」と言いながら,選挙関係の記事を見てもらった。
次に,昨日事務所にかかってきた夫の兄からの電話の内容。
その後,暫くの間,夫は,真面目な顔で,真っ直ぐ前を向いて,考え事をしているようだった。
12時頃,チューブを外していただいてから,右手の屈伸とマッサージ。
一旦夫の車椅子をステーションのカウンターの前に移動させてから,部屋に行って,私の1週間分の面会などの予定表の張替えをしていたら,介護士さんが来て,「ベッドにお休みいただくことにしましょうか」と言われたので,「お願いします」と答えて,夫を車椅子からベッドに。
少し肌寒く感じられたので,「風邪を引かないようにしてね。また明日」と夫に声を掛けて,お別れ。
銀座四丁目の停留所の前の大戸屋に寄って,昼食(ホッケなどの定食,800円)。
2時30分から法律相談の予定だったので,待っていたが,3時過ぎても見えないので,電話してみたら,「明日だと思っていました」とのこと。明日の同じ時刻に来ていただくことに。
執行事件関係で,〇〇都税事務所の担当の方から,「執行力のある判決正本の写しをFAXしてください」というお電話。丁度良かったと,こちららからも,2筆の土地の持分の追加が必要と判明したので,その分の公課証明書の交付もお願いしたいと話してから,FAX。間もなく,「追加分も含めて,OKだが,追加分の手数料800円の送付を」とのこと。
郵便局に行って,定額小為替800円分(400円2枚と手数料200円で,合計1000円)の発行を受けて,都税事務所に郵送。
暫くして,法務局出張所の担当者から電話。
地積測量図は,3筆の土地全部が1枚に納まっているので,手数料のうち900円が余分ということになるので,返還してくださるとのこと。よろしくとお願い。
念の為,登記情報で公図の内容を確認してみたら,2筆の土地は,敷地の角の部分をほんの僅か,いわゆる隅切り用の道路用地として提供するため,分筆されたもののようだった。
着々と書類が揃ってくる。今週中に申立てできそう。
他方,今週中に準備書面の起案を済ませておかなければならない事件が2件。
早めに片付けてしまいたい。
弁護士損害賠償責任保険の7月1日から1年分の継続手続が未了だったので、その手続(FAX送信)。
その後、保険料の額の通知と振込先の連絡のFAXが届いたので、指定口座への振込みの手続き(他行への送金手数料が100円で済むりそなダイレクトで)。
本日は,午後8時からの打合せの予定が入っている。
10時までに済ませられるよう,準備をきちんとしておかなければ・・・。
(追記)
午後8時に依頼者が見えて、打合せ。
9時45分頃お見送り。
メールの確認などをしてから、10時5分に事務所を出て、最終のバスで、帰宅。
午前1時就寝。
2013-06-23
■[弁護士業務][介護日誌] 6月23日 特養55日目(選挙→事務所→鳩居堂→文明堂カフェ→特養→トリトン→事務所)
今朝は,7時20分頃家を出て,まず豊海小学校での都議選の投票。
それから事務所へ。
メールの確認などの後,本日見えるお客様ご夫妻との昼食場所の予約をすべく,パリの朝市に電話。1時半からならOKだが,その前は満席とのこと。
インターネットで探してみたが,適当な場所は見つからず。
最後に,歌舞伎座のお隣の文明堂カフェに電話して,昼食の予約は可能かどうか伺ってみたら,4人座れる個室なら,1時間1000円の使用料で予約OKとのこと。
12時から1時まで個室の予約。
約束の10時45分に,鳩居堂へ。
日曜日の開店は,午前11時とのこと。
間もなく,〇〇様ご夫妻が見えて,11時丁度に開いたドアから入店。
まず,〇〇様のお友達が出品されている書道展(4階)へ。
書道展を見せていただいた後,お店で買物。
少し小雨がぱらついて来たので,地下の通路を通って,№3の出口から歌舞伎座の地下のお土産売場を経由して,エスカレーターで歌舞伎座のすぐ前に出た後,お隣の文明堂カフェへ。
文明堂カフェの飛び切りおいしいハヤシライスとコーヒーのセット(1000円)のほかに,女性2人はクリームあんみつと煎茶のセット,男性はコーヒーゼリーを注文。
どちらもほっぺたが落ちそうになるくらいおいしかった。
1時少し前に文明堂カフェを出て,〇〇様のご主人はお帰りに。〇〇様と私は,築地のバス停から晴海一丁目の特養へ。
1時半に到着。
1時45分にベッドから車椅子に移乗させていただいた後,ロビーに3人並んで着席。
2時から「ここなちゃんの喉自慢」の開始。演歌6曲を熱唱。
今回も最後に利用者全員との握手。
10分ほどしてから,「また明日」と言って,夫と別れ,〇〇さんと私は,運河沿いの桜並木を通って,トリトンスクウェアへ。
美しい花一杯の庭や,レストラン街などを見ていただいた後,晴海通り側に出て,動く歩道を通って,勝どきへ。
勝どき南詰の停留所からバスに乗って,銀座四丁目で下車。
〇〇様とお別れして,事務所へ。
■[弁護士業務][介護日誌]6月22日 特養54日目(晴海→表参道→松戸)
今日は、夫との面会の後、銀座に戻って、三越で買物をしてから、ライオンビアホールのカレー屋さんで昼食(ハヤシライスとオレンジジュース)後、表参道へ。
高校同期の写真家の○○さんの個展の最終日。
なかなか会場が見つからず、随分歩いたが、漸く見つかって、中に入ったら、同期の女性がお二人と○○さんの姿。
○○さんから説明を受けながら、全作品を拝見。
今回は、都内の公園の中で撮影された植物の写真。
面白いものばかり。
ミロの絵との合成写真も。
3時半頃皆さんとお別れして、千代田線で松戸に。
6時から、顧問会社の取締役会に出席。
帰りは、常磐線の快速で上野に出て、京浜東北線に乗り換えて有楽町で下車。事務所に寄っても10分程度しか居られないので、ビッグカメラの前からバスに乗って、そのまま帰宅。
■[弁護士業務][介護日誌]6月21日 特養53日目(空中写真の提出、音楽会に参加)
今朝も8時前に事務所へ。
不動産強制競売の申立て関係の諸作業。
12時に事務所を出て、裁判所へ。
地下の郵便局で、定額小為替の購入とそれを封入した郵便2通の投函後、職員食堂で昼食(C定食)。
1時40分頃、12階へ。
既に依頼者の○○さんが廊下の椅子に腰掛けておられた。
2時から弁論準備。
終戦直後に米軍が撮影した2枚とその後国土地理院が撮影した3枚の各空中写真、合計5枚を書証として提出。
期日終了後、地下鉄の駅で○○さんとお別れして、特養へ。
3時到着。
夫はお風呂。
音楽会は、ロビーでとのことで、3時半の開始まで一番後の席で待たせていただくことに。
3時20分頃、夫がお風呂から戻って来て、私の隣に。
昨日散髪をしていただいたそうで、さっぱりした髪型になっていた。
担当の相談員さんも見えて、ご挨拶。
定刻の3時30分に音楽界の開始。
介護員の☆☆さんによるフルートの演奏に合わせて、最初から皆さんの元気な歌声。
出席者のほとんどは女性で、男性は夫を含めて2名だけ。
もう一人の男性は、3階の方で、歌がお得意のよう。大きな声で歌って折られた。
夫は、真っ直ぐ前を向いて、穏やかな表情で、フルートの演奏と皆さんの歌声を聴いていた。
☆☆さんは、4時から3階でも音楽会とのことで、フルートと譜面台を持って、そちらへ。
その後、前の方の席のおばあさんが「岸壁の母」を歌い始め、他の方々も一緒に。
その後、「花」、「朧月夜」など。
4時半過ぎに☆☆さんが戻って来られるまで歌声が続いた。
皆さん、歌が大好きなよう。
5時ちょっと前に車椅子からベッドに。
お隣のベッドには奥様が見えていた。
お向かいのベッドは、衣類がダンボールに入れられて、片付け作業の最中のよう。
入院されたのだろうか。
5時半に「また明日」と言って、夫とお別れ。
事務所に戻って、不動産強制競売の申立て関係の書類の作成をしていたら、その過程で、登記情報で取った区分建物の登記簿の共同担保目録の記載から、執行の対象として追加しておかなければならないと考えられる土地2筆の各共有持分の存在が判明。
急ぎ依頼者の担当者に連絡して、その説明と委任状の作成し直しのお願い。
こちらも急遽、その2筆分を含めた各証明書の交付申請の準備。
申立て前に気付いて良かった。
2013-06-20
■[弁護士業務][介護日誌]6月20日 特養52日目(上告等の各理由書提出,債権者集会,七夕の短冊)
今朝は4時45分に起床。
昨晩事務所でブリントアウトして来た上告理由書と上告受理申立て理由書のチェック。後者に5箇所の誤記などが見つかったので,ファイルの補正。
6時半頃家を出て,事務所へ。
各理由書を10部ずつ印刷(合計290枚)して,製本後,職印の押捺とそのうち提出用の各8通に正本と副本の各ゴム印による表示(残りの各2通は,依頼者と記録用)。
提出の準備を整えた後,別件の依頼者からのメールに対する返信。
8時20分に事務所を出て,東京高裁の第〇民事部へ。
各理由書を提出した後,持参した各控えに受付印を押していただいた。
無事各理由書の提出が済んだのが,午前9時。
地裁での次の事件の開始時刻まで随分時間があるので,地下の喫茶兼レストランに入って,サンドイッチ,スクランブルエッグ,ヨーグルト,アイスコーヒーのモーニングサービス(550円)をゆっくりいただいてから,家裁棟へ。
1階のロビーで,上告等事件の依頼者に各理由書を提出したことの報告。
その後,5階に上がったが,債権者集会場には,「準備中」の札。
暫く廊下で待機。
10時10分頃,破産者の名が呼び上げられて,債権者席に着席。
いつも私一人だけ。破産者の方から,毎回「ご苦労様です。」と挨拶される。
今回も続行に。次回は9月。
丸の内線で銀座へ。バス停に着いて,間もなく10時27分発のスカイツリー駅行きのバスが到着。
特養に着いたのは,10時50分。
夫は,既にステーションのカウンターの前に着席して,栄養の注入を受けていた。
カウンターの中におられた職員の方が,「奥様どうぞ」とお茶をご馳走してくださった。
そして,「これ書いていただけますか」と,七夕の短冊2枚。
1枚目には,「早く外出できるようになるといいナ」
2枚目には,「大好きなお寿司が食べられるようになりたい。豆大福も食べられるようになるといいナ」
と記載して,夫に見せてから,職員の方へ。
その後,今朝の仕事のことを話してから,新聞を一緒に。
今日の夫は,非常にしっかりした表情をしていて,私の話をずっと興味深げに聴いてくれた。
栄養チューブが外れた後,20分位してから,「また明日」と言って,夫とお別れ。
明日は,3時半から音楽会の予定なので,2時からの地裁での弁論準備期日を済ませた後,特養に直行する予定。
2013-06-19
■[弁護士業務][介護日誌] 6月19日 特養51日目(起案終了,介護保険料)
今朝は,4時半に起きて,起案の続き。
7時50分に家を出て,事務所へ。
まず,昨晩届いた手紙の〇〇さんに電話。
お話しするのは,40年振り。
お声は,昔と同じ。夫の近況もお伝えした。
引き続き起案。
10時20分に事務所を出て,特養へ。
夫は,ベッドの中で,熟睡中。
間もなく介護士さんお二人が見えて,車椅子に移乗。
いつもの運河が見える窓側の席へ。
栄養の注入が開始されてから,夫に〇〇さんの手紙を見せて,電話で伺ったことを伝えた。
特養の郵便受けに入っていた介護保険の保険料の通知書を開いて,その内容も説明。
計算の基準日が4月1日なので,私と同じ世帯ということで,第4段階。入所がもう1か月早かったら,もっと少ない保険料で済んだのだが,しかたのないこと。
右手のマッサージをと考えて,右手を持ち上げたら,腕の上の方の肩に近い部分の皮膚の薄皮が剥がれそうな状態になっていたので,ウェットティッシュを部屋から持って来て,擦りながら,薄皮剥がし。随分綺麗になってきた。
次いで,右足の膝小僧の部分なども。
夫は,少しも嫌がらず,ずっとおとなしくしていた。
最後に,朝刊を見てもらってから,栄養のチューブが外れた後,車椅子をロビーの端のテレビが見える場所に移動させて,夫とお別れ。
清澄通りの食料品スーパーで買物をしてから,月島第一小学校の前からバスに乗って,銀座四丁目へ。
事務所に着いたのは,1時半。
買ってきたおはぎとメンチカツのほか,ササミとナスとトマトのスープを電子レンジで作って,昼食。
その後,起案の続き。
なんとか仕上がったところで,6時近くに,依頼者宅にFAXで送信。
FAXが済んでから,昨日別の依頼者と約束した追加資料の作成をしてから,裁判所と相手方代理人にFAX送信。地家裁別々なので,量が多くなってしまい,相手方代理人には申し訳ない。
裁判所と相手方代理人へのFAXを済ませたことを依頼者にメールで報告。
明日は,上告理由書と上告受理申立て理由書をそれぞれ8通ずつ作成して,高裁の担当部に提出の予定。
10時からの破産事件の債権者集会もあるので,朝早く出勤しなければ。
まにあわなければ,特養から戻ってから,書類を整えて,夕方高裁に行くことにしても(提出期限は明後日)。
■[弁護士業務][介護日誌]6月18日 特養50日目(書面の起案 不在者投票できたのかしら,特養の利用料)
今朝も早く出勤。
明日依頼者に送信予定の書面の起案。
別の依頼者から昨日送信した書面案についての検討結果。
OKとのこと。ほかに資料添付のご希望。量が多いのでちょっと大変だが。起案を済ませたところで,準備することにして,それも含めて,書面の提出は明日の予定に。
10時20分に事務所を出て,特養へ。
郵便受けに,私宛の特養の利用料の請求書が入っていた。
前の病院に比べると,随分少ない額。とても助かるが,なんだか申し訳ない気がする。
エレベータを降りて部屋に向かったら,「遠藤さんこちらにおられます」と介護士さん。
テレビのすぐ前のテーブルに夫が背筋を真っ直ぐ伸ばして座って,テレビを見ていた。
「あら,随分いい席に座らせていただけたのね。」と言ったら,頷いた。
介護士さんが見えて,いつもの席に異動。
栄養の注入が開始されて間もなく,「お世話様でした」と言って,エレベータの方に行かれた人が抱えていたのは,選挙の投票箱のよう。
夫に,「選挙は済んだの?」と聞いてみたが,澄ました顔。
ロビーにいたのは,恐らく選挙を済ませた後,間もなく昼食の時刻になるので,そのまま起きていて,テレビを見ていてということだったのではないかと推測された。
栄養のチューブが無くなった後,右手の屈伸など。
自宅から持参した新聞も眺めてもらってから,車椅子をステーションの前に移動させ,「また明日」と言って,お別れ。
晴海一丁目のバス停から新橋行きのバスに乗って,銀座四丁目へ。
バス停の前の「大戸屋」で昼食(鶏肉と季節の野菜のかあさん煮,五穀米ご飯,ワカメの味噌汁,漬物,760円)。
事務所に戻って,起案の続き。
ノックの音が聞こえたので,出てみたら,初めての方。
「契約関係の相談をしたいのですか」というお話。
「すみません。今日と明日は急ぎの書面の作成をしていて,時間がとれないのですが・・・。法律相談は,前もって電話で予約していただいてから,こちらの空いている日時においでいただくことにしているのですが。お急ぎでしたら,他の事務所で相談されたらいかがでしょうか。」と申し上げたら,「すみません。名刺をいただけますか。」とおっしゃったので,名刺をお渡しした。
その後もずっと起案。
7時近くなって,記録を持って,帰宅。
7時から9時までの高島家の番組を見たかったので。
寿美花代さん,本当に素晴らしい奥様。
高島忠夫さん,考えていたよりもお元気そうで良かった。
ご長男のこと,余りにもお気の毒。あの悲惨な事件のことは今も良く覚えている。
郵便受けに,夫の古いお友達からの封書。
中に「近況の報告」という題の手紙。
昨年からご病気とのこと。
ご近所にお住まいなので,一度お見舞いに伺わせていただいて,お役に立てることがあれば,お手伝いさせていただこう。
起案の後,12時に就寝。
2013-06-17
■[弁護士業務][療養日誌]6月17日 特養49日目(準備書面の起案,夫に不在者投票の準備,税理士さんの訃報)
今朝も早起き。洗濯物を干してから,7時15分に家を出て,事務所に。
まず,昨晩起案を済ませた準備書面の印刷などをして,裁判所と相手方代理人宛にFAX送信。
その後,遠方の事件の準備書面の起案。
10時20分に事務所を出て,特養へ。
夫は,気持ち良さそうに眠っていたが,間もなく介護士さんお二人が見えて,車椅子に移乗。
半袖のシャツに着替えさせていただいた。
ステーションのカウンターの前に着席。
看護師さんがすぐ見えて,栄養の注入開始。
看護師さんから「すてきなシャツですね」と言われた。
前の病院でも,老健でも,皆さんから「すてき」と言われたシャツ。一昨年の夏,銀座のスポーツウェアの専門店で買ったもの。
明日は,都議会議員選挙の不在者投票。
自宅から持参した朝刊の中から,中央区の候補者の顔写真と施政方針などが記載されている部分を折り畳んで,夫に見せてから,「私が付き添うわけにはいかないようなので,係の方から「どの人にしますか」と言われたら,知らん顔をしないで,ちゃんと指差してね」と頼んだが,返事なし。
栄養のチューブが外れてから,右手のマッサージと両手の屈伸。
1時20分に「また明日」と言って,夫とお別れ。
清澄通りの食料品スーパーに寄って買物をした後,月島第一小学校の前からバスに乗って,銀座へ。
今日は,真夏日。
1時半頃,事務所に到着。
それから起案の続き。
6時半頃出来上がったので,依頼者へFAX。
携帯電話でその連絡。明日の朝,出勤してから見ていただくことに。
携帯電話に不在電話の連絡メール。
依頼者の〇〇さんから。
電話したら,いろいろお世話になった税理士さんが10日ほど前に亡くなられたというお知らせ。
今年の初めにお目にかかって〇〇さんと3人でお昼をご一緒させていただいた時は,お元気そうに見えたのに・・・。ご病気だったそう。
先日の税務署での担当者の話をメールで報告させていただいて,お世話になったお礼を申し上げた翌日のご逝去だったそう。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
今晩は,これから上告理由書などの起案。
2013-06-16
■[弁護士業務][介護日誌]6月16日 特養48日目(朝一番のFAX,どこか痛いの? 銀杏)
今朝は,6時半に家を出て,事務所へ。
扉を開けたら,複合機がガタガタ音を発していた。
間もなく,FAX文書の受信。
〇〇夫人からだった。電話を掛けてお話。
その後,準備書面の起案の続き。
あと少しというところで,10時半。
急ぎバス停へ。
特養に10時55分到着。
夫はベッドで眠っていたが,介護士さんお二人が見えて,車椅子に移乗。
いつもの席では,既におばあさんが栄養の注入中だったので,ステーションの前のテーブルに着席。
看護師さんが見えて,栄養の注入開始。
その後,いつもこのテーブルで一人で昼食を召し上がっているおばあさんが真ん中の席に着席。お食事が運ばれてきたところで,介護士さんから,「遠藤さんは,こちらの方がよろしいでしょう」という声がかかって,ステーションのカウンターの前に移動。
夫は,どうしたのか,呼吸が苦しそうな様子を見せたり,右の脇腹を右手で押さえたりしていたので,「どこか悪いの? 痛いところがあるの?」などと訊いてみたが,はっきりした答えはなし。
看護師さんが滴下の状態の確認に見えた時,私が「苦しそうな様子なのですが」と言ったら,夫が,私にウインクして,余計なことは言わないでと言いたげなしぐさ。
栄養のチューブを外していただいた後,看護師さんを通じて,介護士さんに早めにベッドに戻していただくようお願い。
無事ベッドに戻って,穏やかな表情になったのを見届けてから,夫に「また明日,元気でね」と言って,部屋を出て,バス停へ。
先日,お会いした4階に入所しておいでの方の奥様がバスを待っておられた。
「銀杏が落ちていますよ」と言われて,イチョウの木の下を見たら,大きな銀杏の実がいくつも落ちていた。
デパ地下で米八の「野菜たっぷり和心弁当」(683円)を買って,事務所へ。
起案の続き。
2時頃,出来上がった準備書面案を依頼者お二人にメール添付の方法で送信。
お弁当をいただいてから,別件の準備書面の起案に。
2013-06-15
■[弁護士業務][介護日誌]6月15日 特養47日目(スプリンクラー等の点検,バルーンのカテーテル大丈夫そう)
今朝は4時50分に起床。
洗面後,地下一階に降りて,小型のカートを1台運んできた。
まず,リビングのテーブルの上に積み重ねて置いてあった旅行会社やクレジット会社から毎月大量に届く会報誌やパンフレット類を袋から出しての結束。次に夫の部屋の床に置いてあった会報誌やパンフレット類の袋出しと結束。7時頃,3束をカートに積んで,ゴミ置場の所定の位置に。
その後,いろいろな物をごちゃごちゃ置いていた和室の片付け。
という具合に進めて,9時までにどの部屋もみっともなくない程度に綺麗になった。
それから管理会社の担当者がいつ来ても,作業後すぐに出かけられるように着替え。
管理会社の担当者が見えたのは,11時。
各部屋のスプリンクラー合計9個を目で見て,どれも異常なしとのこと。
最後に,火災報知機の点検と作動。「火事です。火事です。」などという音声。これも異常なし。点検は5分程で済み,持参された一覧表の我が家の部分に押印。
11時10分に家を出て,バスで特養に直行。
11時半に到着。
夫は,まだベッドの中。バルーンへのカテーテルの尿の色は無色透明。大丈夫だったようで,一安心。
運河が見える窓側の位置に看護師さんが待っていて,すぐに栄養の注入開始。
今日は,随分蒸し暑い。
部屋からおととしの鶴巻温泉病院の夏祭りでいただいたミッキーマウスの絵の小さな団扇を持ってきて,扇いでやったら,気持ち良さそうな表情。
1時間ほどで,栄養のチューブが外され,その後,10分ほど休ませてから,部屋へ。着替えをさせていただくよう半袖のTシャツを枕の横へ。
土曜日で職員の数が少ないところに,入居者の食事介助を済ませた後の職員の昼休みの時刻ということもあり,手の空いた介護士さん2人が揃うのはちょっと難しそうな様子。
夫の車椅子をロビーに移動させて,暫くテレビを見ていてもらうことに。
ステーションの窓口の方に「主人はロビーに置いて行きます。後のことよろしくお願いします。」と声を掛けて,エレベータに。
清澄通りに出て,「ジョナサン」で昼食。
今日は,満席で,10分ほど待った。
土曜日は,ランチでも,料金が随分高くなることが分かった。
和風ハンバーグ,パンとドリンクバーのセットで,1280円。
事務所に着いたのは,3時半。バスの中で,自宅マンションの奥様に会った。
依頼者からのメールは2通。
まずそれぞれに返信。
その後,準備書面の起案の続き。
2013-06-14
■[弁護士業務][介護日誌]6月14日 特養46日目(会費の送金、カテーテルのつなぎ目大丈夫だろうか、研修に参加)
目が覚めたので,そのまま起きてしまったが,4時45分。
7時までダイレクトメール類の開封と廃棄のための結束作業。
どれも紙が上質紙で重いので,大変。3束を地階から持って来たカートに載せて,ゴミ置場の所定の場所に。
残りは,今晩帰宅してから(明日の午前中に,スプリンクラーの点検のため,管理会社の担当の人がスプリンクラーが設置されている部屋全部(我が家は,図書室,ウォークインクローゼット,台所も含めて,合計7室)に入るとのことなので,散らかっているものをできるだけ片付けておきたいというもの。昨日の朝は,古新聞を全部搬出。)。
7時50分に家を出て,事務所に。
今日は,年金の振込日(2ヶ月に1回)。
私の口座に 380,127円と123,799円(介護保険料と住民税のうちの年金からの徴収分が差し引かれた額),合計503,926円
夫の口座に 136,599円(介護保険料が差し引かれた額)
両方合わせて,640,525円
がそれぞれ振り込まれた。
昨晩準備しておいた書証の写しと証拠説明書のレターパック3袋への封入・投函などを済ませてから,郵便局の窓口が開くのを待って,気になっていた諸会費の送金。
大口の某団体への会費1年分の送金については,額が10万円を超えるということで,身元と送金目的の確認。
高校の同窓会へは,1口1000円のところ,今年も10口1万円の送金にした。
弁護士会の6月分の会費の引落しは,17日(月)。
昨日夫の〇〇銀行の口座に私の〇〇銀行の口座から会費分の振込みをした。弁護士会の会費(月額)は,
私の分が48,600円(会館建設費1万円を含む)
夫の分が38,600円
合計 87,200円
先日,クレオでお会いした弁護士さんから,「ご主人の会費,免除申請されたら」と言われたが,その審査では,私の支払能力についての調査もあるようで,いろいろと面倒な思いをしそう。夫には,また元気になって,事務所に戻るという希望を持ち続けてもらいたいということもあり,私が元気で働けるうちは,大変ではあっても,夫の会費も払い続けて,二人の事務所のままにしておきたいと考えている。
気になっていた支払いを済ませて,事務所に戻り,準備書面の起案の続き。
(追記)
2時半に事務所を出て、特養へ。
夫は、ベッドの中。
斜めお向かいのベッドに、最初の部屋でご一緒だった方と面会の奥様。これで、最初の部屋のメンバー4人が揃った。
先日、女性の介護士さんから、14日の金曜日にフルートの演奏会と伺って、自分の日誌とベッドの傍の予定表にもそのように記載しておいたのだが、廊下に張られていた掲示には、21日の欄に「音楽会」と表示されていたので、どうも来週のよう。
3時20分に介護士さんお二人が見えて、車椅子に移乗。着替えを両手に抱えて、お風呂へ。
夫が戻って来るまで、ロビーでテレビのニュース番組を見た。
4時過ぎに夫が戻って来て、少しテレビを見た後、ベッドへ。
移乗の際、介護士さんがバルーンを車椅子の後ろに吊るした状態のまま、夫の身体をベッドに移動させてしまったため、カテーテルがピーンと張って一瞬大変な状態に。私がバルーンを急ぎ外して、介護士さんに。もう一人の介護士さんは、カテーテルがバルーンから外れなくて良かったと言っていたが、私は、カテーテルが夫の身体から外れたり、ずれたりしていないかどうかが心配。
間もなく栄養の注入開始。
バルーンのカテーテルを暫く見ていたら、澄んだ薄黄色の尿が15センチほどに。このままの状態が続いてくれるとよいのだが。
4時55分に夫と別れて、有楽町線で、月島から桜田門へ。
5時40分に弁護士会館に到着。
地下1階の大平食堂で鰻丼(1100円)を急いでいただいた後、クレオへ。
6時から8時まで法テラスと東京3弁護士会共催の高齢者、障害者向けの法律相談などの研修。講師は、亀井時子弁護士。
空席は余りなく、若い方が大勢見えていた。
事務所に戻ってから、準備書面の起案の続き。
最終のバスで帰宅。
2013-06-13
■[弁護士業務][介護日誌] 6月13日 特養45日目(最後は少し明るい顔に、日弁連から「親展」の封書)
7時30分に出勤。
今朝は,9時半から空調設備の点検があるとのことだが,9時50分になっても業者が見えないので,様子を見に下に降りたら,はしごを抱えた業者の方とばったり。
「すみません。出かけなければならないので,早めにお願いしたいのですが」と言ったら,一緒に来てくださって,10分ほどで作業終了。
10時半に事務所を出て,特養へ。
夫は,ベッドの中で眠っていたが,介護士さんお二人に声を掛けられて,眠そうな顔で,車椅子に。
今日も運河の見える窓際の席へ。
栄養注入中の夫の顔は,昨日と同じ。
12時10分頃,看護師さんが見えて,チューブを外した後,15分ほど,夫と並んで,窓の外を見ながら,〇〇夫人との昨晩の電話のことなど話した後,「今日は,これから聖路加病院に行くの。診療ではなく,お金の支払い。昨晩,事務所へ電話がかかってきて,この間の診療の費用の請求額を間違えて計算していたので,足りない分を支払っていただきたいと言われたの。私の国保の負担割合は3割なのに,1割で計算していたというもの。」などという話を始めたら,夫がこちらを向いて,私の話に耳を傾けるようになった。
12時半に,夫の車椅子をステーションの前に移してから,介護士さんに声を掛けた後,夫に「明日は,3時に来ます。それから音楽会ね。」と言って,お別れ。
バスを築地六丁目で降りて,雨の中,聖路加国際病院へ。
会計の窓口で,不足の4400円を支払ってから,また雨の中へ。
途中,地下鉄築地駅の前にデニーズがあったので,昼食(日替わりランチと飲み物,860円)。
事務所に戻ったら,依頼者から,報酬金を振り込んだというメール。確認後お礼のメール。
今朝証拠説明書案を送信した依頼者からは,誤記などは見つからなかったというメール。お礼の返信メール。
郵便受けに、「親展」と表示された日弁連の封書。
何だろうと恐る恐る開いたら、71歳になったので、10月からの団体保険の保険金額が500万円になる(現在は2000万円)という連絡。保険料は、3ヶ月ごとに3万8千円余りだったのが、1万5千円余りになるそう。
その後,朝からの仕事の続き。
■[弁護士業務][療養日誌]6月12日 特養44日目(沈んだ顔)
7時50分出勤。
10時25分に事務所を出て,特養へ。
ベッドから車椅子に移していただいた後,今日は,運河が見える窓際のテーブルへ。
すぐに看護師さんが見えて,栄養の注入開始。
持参した朝刊を開いて,主要な記事を見せたが,夫は,終始沈んだ顔。
相変わらず長方形の湿布剤を貼っている私の顔の傷を心配しているのだろうか。
12時半に夫の車椅子をステーションの前に移動させて,介護士さんに声を掛けてから,夫に「また明日」と言って,お別れ。
事務所に戻ったら,依頼者から,先月下旬に請求させていただいた立替金などを振り込んだというメールが届いていた。確認後,お礼のメール。
その後, 来週書面の提出期限が到来する複数の事件の準備。
最終のバスで帰宅。
2013-06-12
■[弁護士業務][介護日誌] 6月11日 特養43日目(夕方の面会)
今朝は,10時から家裁で調停。
申立人控え室は,満員で,とても蒸し暑かった。
正午過ぎに,依頼者と別れて,事務所へ。
事務所の前の喫茶店で,昼食(日替わり定食1100円)。
4時に事務所を出て,特養へ。
既に栄養の注入が開始されていた。
お風呂に入れていただいた後で,昨年の夏に義妹からいただいた紺色の半袖のポロシャツを着ていた。とても良く似合う。
右腕のマッサージをと腕を持ち上げたら,腕全体の薄皮が剥がれそうな状態。左腕も同様。
ウェットティシュを何度も小さく畳んで,20分くらいかけて,少しずつ擦ったら,随分綺麗になった。
お隣のベッドに奥様が面会に。
毎日今頃の時刻に見えておいでのよう。
お答えのないご主人に,優しく話し掛けられている。
先日の入院の際は,明け方の急変だったそうで,受け入れてくれる病院が見つからず,ようやく御茶ノ水の東京医科歯科大学附属病院で受け入れてもらえて,適切な対応をしていただけたのだそう。
先日泌尿器科医院に連れて行って下さった相談員さんが見えて,来月は4日になりそうというお話。
当日は,郡山に出張の予定と申し上げ,その日に決まったら,私の付き添いはなしということでお願いすることに。現在一緒に行って貰える運転手さんを探しているところだそう。
ほかに,「18日の不在者投票はどうされますか」とのお話も。
家族の立会いはなしで行なうのだそう(前の病院では,私も立ち会った。)。私がいないところで,うまく意思表示できるかどうか心配だが,一応希望させていただいた。
6時半に夫と別れて,区民センターの斜め向かいの食料品スーパーで買物をした後,月島第一小学校の前からバスに乗って,事務所へ。
東京弁護士国保組合から,負担割合の判定に必要な25年度分の住民税の納税通知書の原本(一般所得者)又は写し(高額所得者)を送って欲しいという連絡の書面が届いていた。
最終のバスで帰宅。
住民税の納税通知書が届いていた。
■[その他の司法制度][昔の勤務先の仲間]一宮なほみさん14日付けで依願退官
今朝の朝刊で知りました。
お疲れ様でした。
参考 http://blog.livedoor.jp/bakara2012/archives/19982221.html
2013-06-11
■[弁護士業務][介護日誌]6月10日 特養42日目(ケアハウス)
午前7時45分に出勤。
昨晩、帰り際に複合機のブルーのトナー交換の表示が出たので、その作業をしたところ、最後がうまくいかず、扉が閉まらない状態になってしまっていたので、メンテナンス業者に電話してみたが、まだ出勤前のよう。
9時過ぎにもう一度電話。
9時50分にいつもの方が見えて、ほかの部分の不具合も合わせて、修理完了。
昨晩自宅からメールを送った介護施設の相談担当の方から電話。
夫との面会の後、1時に伺わせていただくことに。
10時35分に事務所を出て、特養へ。
11時5分到着。
郵便受けに年金の振込額の通知書(私の分も昨日届いた)。
離床させていただいて、今日は、ステーションの前に着席。
夫に、面会を済ませてから、もしかしたら○○夫人が入れるかもしれないので、○○○○に行って話を聞いてくることにしたという話をしたら、嬉しそうな顔に(ご近所に来られれば,毎日お目にかかれるようになる。)。
12時25分に夫と別れて、徒歩で、○○○○へ。
昼食をとってからでは遅くなってしまうので、途中の自動販売機で、冷たい缶入りのココアを飲んで、一息。
12時50分に○○○○に到着。
景色の良い広いロビーで、係の方が戻って来られるのを待った。
約束の1時に、◎◎さんが見えて、ご挨拶。いろいろお話を伺い、申込書の用紙と資料もいただいた。
銀座に戻ってから、仏蘭西屋の隣の中華料理のお店で、昼食(1品日替わり定食990円)。
初めて入ったのだが、とてもおいしかった。
事務所に戻ってから、○○夫人に電話して、○○○○での話を簡単に説明してから、いただいてきた資料を持って、夕方伺わせていただくことに。
3時に事務所を出て、○○夫人宅に4時15分頃到着。
係の方のお話の様子では、自立者用のケアハウスは、先順位者の「もう少し後にしたい」というキャンセルがあるらしく、そんなに長く待たなくてもなんとか入れていただけそうと話したら、とても喜んでおられた。
間もなく〇〇夫人が注文されていた洋食のお弁当とケーキが2人分届いて、ご馳走になりながら、6時過ぎまでいろいろお話。
○○夫人は、昨日の沈んだ様子とは全く違って、生き生きとした表情に。
お弁当とケーキを残さず召し上がった。
事務所に戻って、依頼者からメールで送られてきた来週の月曜日が提出期限の書面関係の資料の検討など。
最終のバスで帰宅。
2013-06-10
■[弁護士業務][介護日誌]6月9日 特養41日目(〇〇夫人の面会)
事務所に出たら,昨日の朝の発信時刻で〇〇夫人からのファックス。
早速電話して,昨日は事務所に出られなかったため,FAXを拝見するのが今になってしまったことをお詫び。
数日前に私が9日にお宅に伺いたいという連絡をしていたので,その関係のご連絡。
〇〇夫人が事務所に出向くことも可能と記載されていたので,ご体調が良いのであれば,事務所ではなく,晴海の特養においでいただけれたらと申し上げたら,そうしていただけるとのこと。
お弁当の配達があるので,受け取ってからお家を出られるとのことなので,11時に都営三田線の日比谷駅のホームまでお迎えに行くことにした。
9時に事務所を出て,特養へ。
夫に〇〇夫人が見えることになって,日比谷駅までお迎えに行くという話をしたら,一瞬きりっとした表情に。
10時15分に,面会票を受付に預けて,有楽町線で日比谷へ。
〇〇夫人は,11時10分にご到着。
足が弱くなってしまっていて,特養に付いたのは,12時過ぎ,
栄養の注入は済んだとのことで,夫は,おばあさんたちに囲まれる状態で,ロビーに。
車椅子を運河沿いの窓側に移動させて,40分ほど3人でお話。
夫は,〇〇夫人のお隣で,しっかりした表情での応対。
12時45分に夫をベッドに寝かせていただいた後,〇〇夫人と二人で一階へ。
帰りは,トリトンには寄らず,真っ直ぐタクシーで帰りたいとのことで,玄関の傍のソファーに座って,10分ほどお話。
「先生は随分お元気になられましたね。私の方はすっかり弱ってしまって・・・」などというこれまで聞いたこともないような弱気の発言。
タクシーに乗ってご自宅までと言われた〇〇夫人のお見送りをした後,バスで事務所へ。
銀座四丁目のバス停の前の和食のお店で,ホタテの釜飯とけんちん汁の昼食。
4時から依頼者との打合せ。
升本の二段重ねのお弁当をいただいた。
最終のバスで帰宅した後,トンイを見てから,最近中央区から郵送されてきた高齢者福祉関係の資料に目をとおしているうち,〇〇夫人に最適ではという施設を見つけた。早速ホームページから問合せのメール。
2時半就寝。
2013-06-08
■[弁護士業務][大学の同窓会][介護日誌]6月8日 特養40日目(創立60周年記念行事)
今日は、信窓会(中央大学法学部通信教育課程の卒業生の同窓会)の創立60周年記念行事が、早稲田のリーガロイヤルホテルで開催される。
役員は、午前8時30分に集合して、諸準備。
総会、記念式典、記念講演会、祝賀会と続くので、今晩は、事務所には戻れず、まっすぐ帰宅ということになりそう。
特養への面会も休み。
お岩のような顔で恥ずかしいのだが、欠席するわけにもいかず、最初から出席。
総会での私の役は、開会の挨拶と総会の成立宣言。そのほかに来賓の方々の接待。
来賓には、学長と学員会理事長も。
今、何を着て行こうかと考えているところ。
(追記)
7時に家を出て、まず亀戸行きのバスで門前仲町へ、そこから東西線で早稲田まで。
10分程歩いて、会場のホテルへ。
会長と会計担当の常任副会長は、昨日からホテルに宿泊されていたよう。
8時半から準備開始。
随分立派な会場。
12時から総会。代議員総数73名のうち出席50名、委任状13名、みなし委任10名。
議案の審議が済んだ時点で、私は、来賓接待のため、大学関係の来賓の方々の控え室(学員会関係の来賓の方々の控え室は別のお部屋)へ。
1時半から創立60周年記念式典。
校歌斉唱、物故者への黙祷、会長式辞の後、来賓の方々の祝辞、通信教育部への記念品と感謝状の贈呈、元会長への感謝状の贈呈など
3時から記念講演会
講師は、弁護士の内野経一郎先生
4時から、隣のロイヤルホールで、祝賀会。
12名ずつのテーブルが13卓。
フルコースのおいしいお料理と飲み物をいただきながらの歓談とアトラクション。
最後に全員で惜別の歌を歌って、お開き。
跡片付けが済んで、ホテルを出たのは、7時過ぎ。
事務所には寄らずに、帰宅。
お花を、水に浸けてから、お祝いのお饅頭を一ついただいた。
10時就寝。
2013-06-07
■[弁護士業務][介護日誌]6月7日 特養39日目(千葉へ,「記念館ではなくホテル」)
早朝自宅から千葉へ直行。
9時に千葉駅に到着。
時間がたっぷりあったので,歩いて裁判所へ。
10時から弁論準備期日。
そして,随分歩いて,地下鉄丸の内線に乗り換えて,霞が関へ。
地裁〇部で昨日成立した和解の弁論準備期日調書の正本を受領。
日比谷線で事務所に戻り,メールの確認と返信の後,和解調書のコピーなど。
同窓会の役員の方から,「今日の3時からの集合場所は,駿河台の記念館ではなく,リーガロイヤルホテル。お仕事お忙しいでしょうから,今日のお手伝いは結構」とのご親切なメール。
お言葉に甘えて,明日の行事の準備のための会合は欠席させていただくことにして,特養へ。
3時45分に到着。
ベッドは空。
4時ころ,黄緑色の上着の若い介護職員(女性)お二人が,入浴したばかりの夫を車椅子に乗せて,ベッドの脇に。
お二人で,夫をベッドに。
夫の右手には,☆☆さんからいただいた新しい介護器具がきちんと嵌められていた。
4時半頃から栄養の注入開始。
お隣のベッドの方の奥様も面会に見えた。
お返事はないようだが,優しく話し掛けて
おられる。
1週間ほど空いた状態だった窓側のもう一つのベッドに新しい方が寝ておられた。
お向かいのベッドの方は,一昨日,口から食べ辛くなったと伺ったが,今日は,ベッドの上で,介護士さんの介助による夕食。
また元気になって,左手と左足による車椅子操縦のお手本を夫に見せていただけるようになって欲しい。
両腕の皮膚が乾燥して大分剥けそうになっていたので,今日も,ウェットティシュで,ゴシゴシ。
大分綺麗な肌になってきた。あと少し。 頑張ろう。
6時少し前に夫と別れて,事務所へ。
2013-06-06
■[弁護士業務][療養日誌] 6月6日 特養38日目(和解成立,熟睡中の夫との面会の後,豊島出張所へ。土地台帳の写し)
今朝は,7時半に家を出て,事務所へ。
自宅からまず特養へということも考えたが,事務所に出て良かった。
来週の水曜日に期日が指定されていた遠方の裁判所から,相手方からの申請による期日変更の連絡。依頼者に連絡した後,期日請書のFAX送信。
10時半に2件分の記録とプレゼントの品物などが入った荷物を3つぶら下げた状態で,事務所を出て,裁判所へ。
11時半から弁論準備期日。
今回で,和解成立。随分長くかかった事件。
弁護士会館の面談室に寄って,今後の諸手続も含めて,依頼者にいろいろ説明。
その後,桜田門から有楽町線に乗って,月島で下車。駅構内を随分歩いて,区民センター前の出口に。
1時に特養到着。
介護士さんから,「ご主人,随分疲れているご様子でしたので,ベッドで休んでいただきました。すみません。」とのご説明。
私が「今日は」と声を掛けたら,一瞬目を開いたが,すぐ眠ってしまった。
☆☆さんからのプレゼントの介護用品を右手に握らせて,「先日見えた☆☆さんからのプレゼントよ。とてもいい物いただいたわね」などと話しかけながら,腕のマッサージも。
もしかしたら,いつもの時刻に離床して,栄養の注入が開始されても,私が来なかったので,怪我が悪化したのではないかと心配して,疲れてしまったのかも知れない。
1時半頃,熟睡状態の夫に,「明日は,午前中千葉,午後は御茶ノ水で役員会,面会は6時頃になる予定」と声を掛けて,お別れ。
月島から有楽町線で池袋へ。
池袋駅構内のお店で,「なすとトマトのスパゲッティ」とアイスコーヒーの昼食。
結構な距離を歩いて,北口へ。
そして,そこから更に20分ほど歩いて,法務局の出張所へ。
受付の職員の方に,「裁判の関係で,土地台帳の閲覧をさせていただき,必要なものについて写しをいただきたいのですが」と言ったら,すぐにこちらが申し出た各土地の該当部分に付箋を挟んだ土地台帳綴りを持ってきてくださり,閲覧室で該当箇所の閲覧。その後,お願いした各土地台帳の写しの作成もしてくださって,いただくことができた(手数料は不要)。
帰りも電車に乗るまで随分歩いたが,5時ちょっと過ぎに事務所に戻ることができた。
依頼者に報告とPDFの送信。
複合機にFAX文書。
その1枚は,午前中の裁判所の書記官さんから。「弁論準備期日調書(和解)の正本ができたので,受け取りに来てください」というご連絡。随分早いこと。「明日の午前中は千葉なので,午後いただきにあがります」と電話。
■[弁護士業務][介護日誌]6月5日 特養37日目(4人でヨイショ,また明日出直しに)
今朝は,自宅から特養に直行。
午前9時前に到着。
11時に,車椅子に移していただいた後,1階へ。
相談員の〇〇さん(4月に鶴巻温泉病院まで面接に来て下さった方)が,事務室から出て来られて,車の準備ができ次第出発というお話。運転手さんが3人付き添ってくださるそう。
行き先の泌尿器科の医院は,歌舞伎座のすぐ傍。事務所の近くでもある。
ビルの入口の急な階段を運転手さん3人と相談員さんの4人がかりで,車椅子ごと夫を2階まで上げてくださり,そこから3階まではエレベータ。
前回は,かかりつけ医になった診療所か先生ら急遽紹介されてここに来たため,特養からの付き添いは,看護師さんと運転手さんのお二人しかおらず,通行人の方にお願いして,二階まで上げていただいたのだそう。
とても親切な先生と看護師さんだった。
無事カテーテルの交換が済んだ後,また4人がかりで夫が乗った車椅子を担いで階段を
降りて,下の歩道へ。
そして,もと来た道を戻って,無事得養へ。
12時5分に到着。
3人の運転手さんに何回もお礼の言葉を述べ,夫にもお辞儀をさせて,玄関の中へ。
次回も,仕事の予定がなければ,付き添わせていただくことに。
部屋に戻って,ベッドに戻していただいた後,いつもより1時間余り遅くの栄養の注入開始。
1時少し前に,夫と別れて,事務所へ。
依頼者の☆☆さんから,夫へのプレゼントと添書きされた麻痺した手に握らせる介護用品が二つ届いた。早速お礼の電話。
そのほか,依頼者からのメールがいろいろ。
土曜日に打合せをさせて欲しいとのメールも。
土曜日は,大学の同窓会の行事で,早朝から夜遅くまで会場のホテルに缶詰状態となるので,無理と説明して,ほかの日にしていただくようお願い。と言っても,期日まで余り日がないので,大丈夫だろうか。
返信メールの送信が全部済んで,事務所を出たのは,2時過ぎ。
行き先は法務局の豊島出張所。
その前に,松坂屋の先の銀行に寄る必要があったので,新橋に出て,JRで池袋まで行くことにしようと考えて,同駅に向かったが,炎天下,空腹のまま法務局まで行くのは,良くないと考え,駅の手前の「庄屋」に入って,レディースセットを注文。
食べ終わったら,3時15分。
これから行ったのでは,法務局到着は,4時半過ぎになってしまいそう。
池袋から20分程かかる道を急いで,また転んだりしたら,どうしようもないと考え,残念だが,明日の午後,もう少し早い時刻に出直すことにして,新橋から都営浅草線に乗って,事務所に戻った。
そして,依頼者に法務局行きは時間の関係で間に合いそうもなかったので,明日改めて出直すことにした旨報告。
その関係で,明日の午後3時に事務所に見える予定になっていた◎◎さんには,時刻をずらして6時に変更していただくようお願いのメール。
今晩も,いつもより少し早目のバスで帰宅。
2013-06-05
■[弁護士業務][介護日誌]6月4日 特養36日目(損保側弁護士による被害者いじめに憤り、聖路加国際病院へ)
湿布剤を貼り替えて、午前7時45分に家を出た。
エレベータでご一緒になった上の階の奥様から「どうなさったのですか」と言われ、説明したら、「義母も階段で転んで、同じ所を強く打って、怪我しました。眼鏡のレンズが割れて切り傷も」というお話。
9時20分にダスキンのお兄さんが見えて、玄関マット2枚の交換。
9時半に事務所を出て、東京地裁へ。
10時20分から交通事故の債務不存在確認訴訟の口頭弁論期日。
原告側から訳文付きの診療録の写しが出た所で、当方から反訴を提起する予定になっている事件なのだが、前回に引き続いて、今回も古い事故についてのほかの損保会社に対する文書送付嘱託の申立て。
損保会社側の弁護士による際限のない被害者いじめのやり方に当方の依頼者はますます症状が悪化して、余りにも気の毒な状態なので、その旨口頭で説明して、文書送付嘱託の申立てには同意できないという意見を述べた。 採否は留保に。
その後、特養に直行。
11時10分に到着。
夫は、ベッドの中だったが、「奥様が見えたので、離床していただきましょう」ということになって、介護士さんお二人による車椅子への移乗。
いつもの場所まで車椅子を押して行ったら、既に看護師さんが待っておられて、直ちに栄養の注入の開始。
持参した朝刊を開いて、主な記事を拾い読みした後、右手のマッサージ。
その間、夫は、私の湿布剤に覆われた顔半分の様子が気になるのか、ずっと心配そうな表情。
12時半に夫をステーションの前に移して、介護士さんに声を掛けてから、夫と別れて、1階へ。
明日泌尿器科の医院に連れて行っていただく相談員さんにお会いしたので、ご挨拶。
「どうなさったのですか」と聞かれ、説明。一緒におられた面会の方が、「私も転んで全く同じ症状になった」というお話。
その奥様と、築地六丁目までバスでご一緒に。
ご主人は交通事故で植物人間の状態になってしまったが、数年前に意識が戻って、話をしたり、口から食べられるようになって、お昼だけ、奥様が食事の介助に見えておられるのだそう。この特養には5年前から入所しておいでとのこと。
事務所に戻ってから、昨日伺った横浜地裁の記録係との連絡の電話など。
3時に依頼法人から、新旧の事務局長さんが見えて、交替のご挨拶と受任事件についての今後の処理方針についての多少の説明など。
お二人をお見送りした後、事務所を出て、聖路加国際病院の救急センターへ(整形外科に予約したいと電話したら、症状を聞いた受付の方が、担当の方と相談後、「救急センターに来てください」と言われたため)。
医師による診察の後、頭部CTスキャンと顔面のレントゲン撮影。
その後、検討の結果についての医師からの説明。
骨折などの異常は認められなかったので、安静にしていれば、良くなるでしょうとのお話。
会計(7450円)を済ませて、6時半頃病院を出て、事務所へ。
今日は、自宅のパソコンにUSBステイックを入れたまま、事務所に来てしまっていたので、いつもより早めのバスで帰宅。
2013-06-04
■[弁護士業務][療養日誌] 6月3日 特養35日目(早朝税務署へ、横浜で転倒)
今朝は、7時15分頃家を出て、品川へ。
9時に○○さんと待ち合わせの約束をしていたのだが、早く着いてしまったので、暫く税務署の前で職員の方々の出勤風景を眺め、表の玄関が開いてから、中へ。
○○さんも15分前に到着。
9時に受付に行って、用件を説明。
間もなく「どうぞ○階へ」と言われて、○階へ。
ご担当の方が見えて、ご挨拶の後、「2月に書類を提出させていただいた後ご連絡がないので、「駄目なのではないか」と本人がとても心配していたので、本日、一緒に伺わせていただきました。」と申し上げたら、「今月下旬に通知の予定」とのこと。
笑顔の○○さんと税務署の前でお別れ。
税理士業務1号は,大成功。
その後、横浜地裁へ。
閲覧希望の記録は別の場所に保管されているとのことで、それが届いてから、連絡していただけるとのことに。
裁判所を出てすぐの歩道で、躓いて、顛倒。左の頬骨が地面に当たって、大変な悼み。先の方に飛んだメガネを拾って、掛けようとしたが、左の柄が広がってしまっていて、掛けることができない状態に。
両掌を少し擦りむいて、右の方から血がでていたが、こちらの方はたいした怪我ではない。
関内の駅まで歩いていく間に顔の左側が大きく晴れてきた。
電車に乗ってから、座席では、ハンカチで左の部分が見えないようにした。
事務所に着いてから、洗面所の鏡で顔を見たら、まるでお岩さんのよう。
顔の左側が大きく腫れ上がり、左の目の下は黒く膨らんでいる。
取りあえず、救急箱の中から湿布剤を出して、患部に貼って、テープでと止めた。
その後4時半頃まで、急ぎの仕事。
4時40分に事務所を出て、特養へ。
夫は、私の顔を見て、びっくり。
「横浜の裁判所の前で転んだの」と説明。
既に夕食用の栄養の注入が開始されていた。
15分ほど後にお隣のベッドにも奥様の面会。
入所の日にお目にかかった奥様。
部屋の移動の際、他のお部屋に移られたのかと思っていたら、入院されていたのだそう。
新聞記事の説明と右手、右足のマッサージの後、足の爪を切ってから、6時30分に夫と別れて、ジョナサンで夕食をいただいた後、事務所に戻った。
老眼の影響なのか、眼鏡を掛けなくても、必要なものは見えるので、注意すれば、眼鏡を買うまで、何とかなりそう。
今日も最終のバスで帰宅。
マンションのフロントで、警備の方から、「どうなさったんですか」と言われたので、「転んで頬骨を強く打ってしまったのです」とお答えした。
■[弁護士業務][大学の同窓会][介護日誌]6月2日 特養34日目(今週の予定表、書面送信)
午前10時15分に事務所を出て、特養へ。
日曜日で人手が少ないためか、11時過ぎてから、「遅くなって済みません」と言いながら、介護士さんが2人見えて、夫の離床(必ず2火で介助ということになっている)。
いつもの場所まで行って、すぐ栄養の注入開始。
新聞を見てもらってから、右手のマッサージ。
今週は、仕事と同窓会関係の行事への出席で、毎日同じ時刻に面会に来ることができないため、夫の部屋のロッカーの壁に「今週の予定表(遠藤妻)」を貼って、これを見てもらえば、面会の予定時刻が一目で判るようにした。
12時半に夫と別れて、事務所へ。
昼食は、三越の地下2階の中華料理屋さんで買って来たお弁当。
温めて、食べ終わったところに、2時からの打合せの○○さんご夫妻が来所。
書証として手尾出予定の文書の原本を受け取った後、準備書面案の内容についての検討など。
ご夫妻が帰られた後、準備書面案の手直し。
補正後の書面案を依頼者にメールで送信。誤記など見つかったら9時までに連絡をと付記。
9時半を過ぎてもメールの返信はなかったので、書証の写しも含めた文書一式を裁判所と被告代理人宛にFAX送信。
無事送信できたことを確認してから、最終のバスで帰宅。
マンションの不在者用の宅配ボックスに大学の同窓会の創立60周年の記念誌11部(内10部は役員用とのこと)の重い大きな荷物が届いていた。
持帰りの不在連絡票にならずに済んで良かった。
2013-06-01
■[弁護士業務][介護日誌]6月1日 特養33日目(無線回復、車椅子の運転練習はまだしたくないよう、浅草のお神輿の話)
ここ何日か,自宅のパソコンが,インターネットへの接続ができない状態になっていたが、今朝、エアーステーションの資料からナビゲーターを取り出して、設定作業のやり直しをした結果、無線によるインターネットへの接続が回復した。
午前7時40分に自宅を出て、バス停に。
○○さんが時刻表を覗いていた。
勝どき駅前までご一緒。これから浅草のお祭り見物に行かれるそう。
事務所に着いてから、依頼者からのメールに対する返信など。
10時15分に事務所を出て、特養へ。
部屋では、夫をベッドから車椅子に移乗させているところだった。
介護士さんが、バルーンを吊るすS字型の取っ手が見つからなくなってしまったと探しておられたので、買置きを「どうぞ」と出したら、「助かりました」と感謝された。
腰の位置をきちんと直していただいた後、車椅子を押して、いつもの定位置へ。
間もなく看護師さんが見えて、栄養の注入開始。
看護師さんの作業中、夫は、真っ直ぐ前を向いて、澄まし顔。
その後、自宅から持ってきた朝刊を見てもらってから、事務所の近くのJTBの営業所の外側に置かれていたパンフレットの台から持って来た源泉掛流しの温泉の案内書も見てもらった。
案内書の中に「柳生の庄」。2人部屋で1名の宿泊料金6万円余りの表示。
昔法務省に勤務していた時、訟務局の「検事旅行会」の幹事になって、前からの積立金が沢山残っていたので、たまには良いところへという話になり、訪れて、皆さん大満足だった修善寺温泉の高級旅館。
その話をした時から、夫がいつか行ってみたいねというようになったが、実現しないうちに夫が病気に。
「良くなったら、行きましょうね」と・・・
栄養チューブを外していただいた後、車椅子をテーブルから離して、ストッパーを開き、左の足置きを後ろに倒して、夫の左足を床に着かせてから、夫の左手を左側の車輪の黒い輪の部分に置いて、「これを前に動かすと、車椅子が進むの。方向は左足で調節・・・」と言いながら、夫の手で黒い輪の部分を握らせようとしたが、夫は、手を膝の上に置いてしまって、拒否。
再び左の足置きを戻して、夫の左足をその上に。
まだ練習はしたくないよう。
(昨年の夏、鶴巻温泉病院の西病棟の個室にいた時、面会に行ったら、ドアからベッドの位置まで一人で車椅子を動かしている様子を見て驚いたことがあったので、本人がその気になりさえすればできるはずなのだが、目立つことが嫌いなので、他の方々が近くにいる場所ではやりたくないということなのかもしれない。)
12時15分に、夫をステーションのカウンターの前に座らせて、職員の方に、「これで帰りますので、後よろしくお願いします』と声を掛けてから、夫と別れて、事務所へ。
約束の午後2時に、遠方から依頼者ご夫妻が見えて、4時ころまで打合せ。
その後、申立て準備中の事件の検討など。
最終のバスで帰宅途中、今朝バス停でお会いした○○さんが乗って来られてお隣の席へ。
「○○神社の神輿は、千貫の喧嘩神輿で、危ないので、半纏を着ていない人は傍に寄らせてもらえない」などという話を大きな声でされた後、私よりも一つ前の停留所で降りて行かれた。