2013-04-30
■[療養日誌]4月30日 闘病第723日目 鶴巻療養病棟320日目 東病棟197日目(鶴巻温泉病院からマイホームはるみへ)
早めの昼食を済ませてから、午後1時に介護タクシーで病院を出発して、晴海の特養へは午後3時ころ到着の予定。
(追記)
事務所を午前8時25分に出て、病院へ。
10時40分到着。
まず、1階事務室で、今月分の入院費の支払い。保証金10万円との精算。
退院許可証を受け取って、病棟へ。
これから排尿用のカテーテルの交換とのことで、それが済むまで待機。
11時頃から胃ろうへの水、薬、栄養の注入。
私は、11時半から南別館の6階で昼食。
12時45分に主治医などから特養の常勤医などに宛てた診療情報連絡書などと薬2週間分を受け取り、夫の着替えが済んだところに、介護タクシーの運転手さんが到着。
エレベーターの前で、病棟のスタッフの皆さんのお見送り。
夫は、これまでの退院時と同様、いつもの夫とは別人のような表情と態度で、お別れのご挨拶。スタッフの皆さんは驚いたよう。
担当の看護師さん、介護士さん、相談員さんが、荷物と一緒に降りて来られて、車が出るまで、見送ってくださった。
高速道路はスイスイ走れて、2時40分頃、晴海一丁目の特養に到着。
タクシーの運転手さんに料金を支払う際、中央区の福祉タクシーの利用券を出したら、中央区との契約をしていないので、駄目とのことで(相談員にタクシーの利用券を使用と言っておいたのだが、その点についての確認をしないまま予約がされたよう。前回の退院の際は、利用券を使用することができた。)、23,950円を現金で支払うことに(予定外の出費)。
先日区役所の障害福祉課に行って受け取ってきた利用券は、明日全部返さなければならなくなってしまった(特養に入所後は使用できなくなる。)。惜しいことをした。
部屋は2階の4人部屋。窓側なので、ベッドから外の素晴らしい景色が眺められる(滝廉太郎の「花」の風景)。
スタッフの皆さんが次々見えてご挨拶。
ベッドの脇い置かれていた器具で、夫の体重測定。44.4キロ。
その後、常勤医の先生との面談。看護師さん達も同席。
この席で、4人の提携医の中から夫の主治医となる医師の選定も。
それが済んでから、相談員さんとの手続き。
預かっていた署名押印済みの契約書などの書類をお渡しした後、更に必要な書類の作成など。
夫の住民票の異動届けが必要なのだが、5時近くなってしまったので、明朝手続することにして、部屋に戻って、病院から持ってきた衣類を戸棚とロッカーへ。
そこへ、お向かいのベッドに面会の奥様が見えたので、ご挨拶。
やはりご自宅はお近くとのことで、こちらへの入所を喜んでおられた(前は八王子の病院に入院されていて、毎日片道2時間かけて面会に通われていたそう。)。
夫の様子を見て、「お宅のご主人は奥様のお話がよくお分かりになられるのですね。羨ましい。」と言われた。
6時半ころ特養を出て、有楽町線の月島駅から事務所へ。
ビルの入口に大家さんの息子さんがおられた(喫煙の時出て来られる。)ので、夫が無事晴海の特養に入所できたことを報告。
「それは良かったですね。奥様もいろいろなことがあって、大変ですね。」と言われた(仙台に出かける前の晩に郵便受けに入れさせていただいた不在の連絡メモを読んでおられたよう。)。
明日の仕事の準備などをして、最終のバスで帰宅。
2013-04-29
■[弁護士業務][中学校関係][療養日誌] 4月29日 闘病日誌722日目 鶴巻療養病棟319日目 東病棟196日目(義母の写真)
午前5時起床。起案
7時に家を出て,事務所へ。
自宅から持参した未使用の透明アクリル製の写真立て(コクヨ)に仙台でいただいてきた義母の写真をセット。
写真立ての下の方に,「閉校記念 平成20年3月8日 北区立富士見中学校」と言う薄い金色の文字。閉校式に参列した際,いただいてきたもの。
本日の午後病院に行く際,持参して,夫のベッドの横に飾って,明日の退院の際,晴海の特養まで夫に持たせる予定(仙台では,納骨前の葬議場から菩提寺までの約30分間,義弟(三男)が運転する車の中で,私が,夫(二男)の代理ということで,義母の遺骨を胸に抱きかかえていた。)。
(追記)
いつもの時刻より30分早く病院へ。
夫はお風呂上りで、気持ち良さそうに眠っていた。
テレビの前に義母の写真を飾って、その両側に、昨年の夫の誕生日に義妹からプレゼントされた花と今年の誕生日に私がプレゼントした花を置いた。
戸棚やロッカーの衣類などを持参した紙袋などに。6袋になった。
目を覚ましてから、写真に向かって手を合わせてもらった後、ベッドに見えた看護師さん3名と介護士さん1名と順次、記念撮影。
皆さんから、「遠藤さんがいなくなると寂しい」と言われた。
自宅に届いていた初代事務員のご主人からの転勤の挨拶状を見せたら、とても嬉しそうな笑顔に。
ご栄転先のポストは、東京地検の事務局長。
6時に「明日の朝、お迎えに来ます」と言って、エレベーターへ。
カーテンを端に寄せるのを忘れてしまい、エレベータの前から夫の顔を見ることができなかった。
■[弁護士業務][療養日誌]4月28日 闘病第721日目 鶴巻療養病棟318日目 東病棟195日目(書留郵便 「行ってまいりました」)
午前8時に出勤。
郵便受けに26日付けの書留郵便の不在通知書。
すぐ電話して、正午から2時の間の再配達をお願い。
仙台に行く前の日に○○区役所に郵便で請求していた戸籍関係の証明書2通も届いていた。
メールは、90通ほど。
FAXは10通。事件関係のものはなし。
正午過ぎに配達された書留郵便は、郵便貯金事務センターからのもので、預金通帳が見つからなかったものについての新たな書類の追加提出の指示など。郵便局の窓口を通じての提出なので、休日には出せず、30日は朝から病院、特養の方も恐らく5時過ぎまでということになるであろうから、郵便局に持っていけるのは、1日になってしまいそう。
仙台でお世話になった方々へのお礼の電話。
午後2時に事務所を出て、病院へ。
夫にデジカメの画像を見せながら、葬儀の報告。
「皆さんが、マコちゃん早く良くなって、一周忌の法要の時には、仙台に来られるようになってねと言っていました」などという説明も。
昨年12月の大変な時、一生懸命看護してくださった看護師さんが見えて、「遠藤さん、あと少しですね。」などと夫に話し掛けた後、「奥様、毎日ご苦労様でした。」などとも言われて、丁寧なご挨拶。私からも「お陰様で元気な姿で退院できるようになりました。ありがとうございました。」とお礼。
6時に「また明日」と言って、エレベータへ。
枕から首を上げてこちらを見ている夫に手を振ってお別れ。
8時半頃事務所に到着。
10時5分発の最終バスで、帰宅。
2013-04-27
■[その他][弁護士業務]4月25日から4月27日 葬儀のことなど
4月25日(木)
朝一で、高裁の訟廷の事件受付に行って、上告状兼上告受理申立書を提出
午前10時から家裁で調停。
午後2時に事務所を出て、病院へ。
夫に義母の死を告げたら、一瞬驚きの表情になった後、両方の目から、大粒の涙。
6時に、明日と明後日は、仙台に行くので、面会は休みと言って、エレベータへ。
4月26日(金)
午前7時に家を出て、仙台へ。
本町二丁目の葬議場に10時半頃到着。
義母と対面。とても安らかな表情。
午後1時半から出棺の儀式の後、火葬場へ。
午後6時からお通夜。
その後通夜振舞い(おいしいご馳走が一杯)
9時半頃、近くのホテルへ。
4月27日(土)
目が覚めたのは、4時50分。
義姉達との朝食は8時15分からと約束していたので、7時半頃まで、出版社から頼まれていた原稿書きの仕事。
朝食後、10時にホテルを出て、葬議場へ。
本日の葬儀は,当家のみ(「友引」のため。日程調整の際,この日の次に空いているのは,7日と言われ,そんな先になるよりは,27日の方がということになったそう(昨晩,通夜振舞いの席で,菩提寺の住職から,曹洞宗では,「友引」の日を避けるということはしていないというお話を伺った。)。
午後1時から葬儀、告別式。
2時から初七日などの法要。
3時から会食。
4時半頃葬議場を出て、お寺へ行って、寒風の中での納骨。
その後、義兄宅に行って、雑巾掛けなどした後、皆さんとお別れして、義弟の車で、泉中央駅まで送ってもらい、地下鉄で仙台に出て、7時13分発のやまびこで、東京へ。
自宅に着いたのは、10時少し前。
2013-04-23
■[時の問題]4月23日 元東京弁護士会副会長の多額の横領と現在の生活状況が明るみに
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130422/crm13042216030009-n1.htm
今朝、ネットで、上の記事を見ました。
家族も含めて、誰にも相談できないまま、ズルズルとここまで来てしまったのでしょう。
本人が悪いとだけ言っていれば済む問題ではないように思われます。
2013-04-22
■[弁護士業務][療養日誌] 4月22日 闘病第715日目 鶴巻療養病棟312日目 東病棟189日目(福祉タクシー券,債権者集会,退院の手続き)
今朝は,事務所に出てから,区役所の障害福祉課へ行って,福祉タクシー券4冊(4万円分)を受領。
特養に入所した後は,使えなくなり,残りの券はお返ししなければならなくなるのだが,入所前は使用できるので,鶴巻温泉の病院から晴海の特養までの介護タクシーに利用させていただく予定。
昨年6月の江東区の老健から病院までの介護タクシーも昨年4月にいただいた福祉タクシー券の利用で間に合った。残っていた1冊を本日返戻。
一旦事務所に戻ってから,10時半に事務所を出て,裁判所へ。
11時から,2年半近くかかっている破産者〇〇株式会社の債権者集会に債権者の代理人として出席。
今回で,破産手続は,廃止に。
事務所に戻ってから,依頼者宅に報告のFAX。
5月になってから伺わせていただきたいと考えている旨付記。
いつもお返事はなし。
1時に事務所に戻って,三越で買ってきたヘルシー弁当(650円)をいただいてから,2時に事務所を出て,病院へ。
4時3分到着。
夫は,とても元気そうで,今日も,枕から首を上げて,笑顔で,出迎えてくれた。
お風呂の後で,間もなく気持ち良さそうに眠ってしまった。
相談員さんが退院の日の予定などを記載した紙を届けてくださった。出発は,1時。
それまでに,私は,1階の事務室で入院費の精算(今月は,本日の口座振替と30日の現金払いとで,2か月分の支払いとなるので大変。)をした後,病棟のチームステーションで入所先に持って行く各種書類と薬などを受領。
6時に「また明日」と言って,エレベータへ。
じっとこちらを見ている夫に手を振って,お別れ。
■[弁護士業務][療養日誌]4月21日 闘病第714日目 鶴巻療養病棟311日目 東病棟188日目(寒い雨の日曜日、隅田川弁当、爪切り)
雨の中、いつもより早い時刻にバス停へ。
ビニールで覆われた小型のトランクを脇に置いて、おばあさんがバスを待っていた。
「おはようございます。寒いですね」と挨拶して、そのお隣へ。
私の後に6人ほど並んだところに「亀戸駅」行きのバスが来て、ほとんどの方がこのバスに。
その後、「東京駅丸の内南口」行きのバスが到着。私と男の人の2名が乗車。
次の停留所で、大勢乗って、座れない人も。
事務所に着いてから、上告及び上告受理申立手続きのための委任状と委任契約書の各用紙を作成して、依頼者宅に郵送するため、近くのポストへ。
午前11時少し過ぎに別件の依頼者がお見えに。
お茶の準備をしてあったが、「コーヒーを買ってきました」と言われ、大きなカップがテーブルに。
そして「病院に行かれる前に召し上がってください」と、お弁当まで。
そして、1時まで打合せ。
依頼者をお見送りした後、お弁当の包みを開いたら、「升本」の「隅田川の月替わりご飯」のお弁当。
3年前の5月、元気だった夫と一緒に、東北3県の桜を見るツアーに参加した際、往きの新幹線の中で配られた昼食用のお弁当が、この隅田川弁当で、「おいしいね」と言いながら、いただいたのが、ついこの間のことのよう。
一品一品、楽しみながら、おいしくいただいた。
2時に事務所を出て、病院へ。
4時3分到着。
「今日は」と言いながら病室に入ったら、夫は、枕から首を上げて、笑顔に。
その後、6時まで、ほとんど眠っていたが、肌を掻いたりすることはなく、安らかな寝顔。
爪が少し伸びていたので、切ってやったが、その間もすやすや。
4時40分頃水の注入に見えた看護師さんが、「随分良くなられましたね」などと言いながら、チューブの接続。
その後、栄養の注入に見えた夜勤の看護師さんは、「ご退院まであと少しですね。」などと言いながら、栄養のパックの中身を容器に。
6時に、目を覚ました夫に、「また明日」と言って、エレベータへ。
枕から首を上げて、こちらをじっと見ている夫に手を振って、お別れ。
2013-04-21
■[弁護士業務][療養日誌][大学の同窓会]4月20日 闘病第713日目 鶴巻療養病棟310日目 東病棟187日目(同窓会の役員会,面会は休み)
今朝も寒かった。
自宅から都内の弟宅と盛岡の義姉・都内の義妹宅にそれぞれ電話して,夫の特養への入所が決まったことを報告。
その後,事務所に出勤してから,仙台の義兄・義弟・義妹宅にそれぞれ電話して,同様の報告。
義母は,小康状態とのこと。
めでたく103歳の誕生日を迎えられそう。
電話を済ませてから,受任事件の相手方から受け取っていた大量のカラーの書証をPDFにして,依頼者宛にメール添付の方法で送信。
別件の依頼者から,メール。
受任事件とは別の件についての相談。
当面の対処方法について返信のメール。
午後1時に事務所を出て,丸の内線でお茶の水へ。
2時から中央大学記念館の5階で,大学の同窓会の役員会。
4時過ぎに終了して,近くのお店で懇親会。
(夫との面会は,休み。)
久し振りに,仲良しの皆さんと,楽しいひと時。
夫の晴海の特養への入所が決まったという話をしたら,皆さん「それは,良かったですね」と喜んでくださった(役員の中には,秦野市の部長さんもおられ,久し振りに出席され,お仕事の予定があるとのことで,懇親会の前に,帰られたが,お別れの際,入院中のイベントなどで,ボランテアとして見えた秦野市の皆さんにいろいろお世話になった(鶴巻温泉は秦野市の中にある。)ことのお礼を申し上げた。)。
事務所に戻ったのは,6時半頃。
準備書面の起案などしてから,10時5分発の最終バス(土,日は早く終わる)で帰宅。
12時半に就寝。
2013-04-19
■[弁護士業務][療養日誌]4月19日 闘病第712日目 鶴巻療養病棟309日目 東病棟186日目(防寒コートで千葉へ,4月30日に鶴巻温泉から晴海へ)
今日は寒くなるという天気予報。
昨晩事務所にコートを置いてきてしまったので,上に何を着ていこうかと考えているうち,アラスカ旅行に着て行った白いダウンコートのことを思い出して,ウォークインクローゼットの中の引き出しの中に風呂敷に包んでしまってあったコートを出してみた。皺にもなっておらず,綺麗な状態。
エントランスで,警備の方から「とても暖かそうですね。」と言われた。
9時半に事務所を出て,有楽町から東京駅へ。そして,10時8分の総武線の快速で,千葉へ。
10時57分のモノレールに乗って,県庁前へ。
裁判所に着いたら,既に依頼者とそのご主人が先に見えていて,エレベータで〇階の民事第〇部へ。
11時30分から弁論準備期日。
裁判官が交代されていた。
期日が済んでから,裁判所の近くの喫茶店で簡単な打合せ。
京成千葉駅の前で依頼者ご夫妻と別れた後,JR千葉から総武線の快速に乗って,馬喰町で下車。都営新宿線に乗り換えて,新宿へ。
改札をて,小田急線に乗り換える途中のカレー屋さんに寄って,ごろごろ野菜のカレー(580円)をいただいた後,小田原行きの急行で鶴巻温泉へ。
病院に着いたのは,4時ちょっと前。
携帯電話に留守録のマークが出ていたので,聴いてみたら,マイホームはるみの相談員さんから。
電話してみたが,席を外しておいでとのことで,また後で架けさせていただくことに。
夫は,今日も元気そう。
4時半頃,担当の相談員さんが見えて,晴海の特養から,入所日について,4月30日か5月1日という連絡の電話があったとのこと。
4月30日にさせていただくことにした。
特養の相談員さんにお礼の電話。
先日夫が下ばかり向いていたのは,ツナギが小さくて首をまっすぐ上げられなかったことによるものと判明したという話をしたら,「そうでしたか」と笑っておられた。
午後3時半までに着くようにすればよいとのことで,少し早目の昼食(水と栄養の注入)を済ませた後,介護タクシーで晴海に向かうことに。
水の注入に見えた看護師さんから「間もなく遠藤さんが退院されると思うと,とても寂しい。」と言われて,夫は,神妙な顔。
明日は,午後2時から大学の同窓会の役員会があるので,面会はお休みと夫に告げて,エレベータへ。
こちらをじっと見ている夫に手を振ってお別れ。
2013-04-18
■[弁護士業務][療養日誌]4月18日 闘病第711日目 鶴巻療養病棟308日目 東病棟185日目(カステラ,複合機のメンテナンス,ゆうちょ銀行事務センターへの書類の提出,ツナギはおしまいに)
今朝は,午前8時前に出勤。
資源ゴミの回収車がまだのようだったので,一昨年から室内に置いてあった,大学の同窓会の会報の発送作業関係のダンボールに事業用ゴミ45L用のシールを貼って,歩道の端に出した。
5分後に窓から覗いたら,無くなっていたので,回収していただけたよう。
この次は,台所の隅に置いてあるダンボールも出してしまおう。
9時半ころ,依頼者の〇〇さんが送ってくださったカステラが届いた。配達指定日時が16日の正午から2時とされていたので,特養の相談員さんによる訪問調査との関係で受け取れず,本日午前中の配達をお願いしていたもの。
その後,複合機のメンテナンスに行きたいという電話。
いつもの業者の方が,間もなく見えて,20分くらい作業。
メンテナンスが済んでから,「営業の方から連絡がなかったでしょうか」と言われた。
購入してから8年経過したので,そろそろ買い替えを検討してはということのよう。
「夫が病気療養中で,この事務所でまた二人でというのは難しそうなため,このままこの事務所でずっと仕事を続けるか,それとも自宅兼事務所にするか,まだはっきりしないので,複合機を今すぐ買い換えるというわけにはいかない」と説明した。
裁判所から,昨晩FAX送信されていた相手方の代理人からの文書送付嘱託の申立てについての意見
を聞いてきたので,反対と答えたところ,間もなく,意見書を送って欲しいという連絡。
急ぎ作成して,裁判所と相手方代理人宛にFAX送信。
その作業中,同窓会の友達から電話。家事関係で頼みたい仕事があるとのことで,来週おいでいただくことに。
12時半頃,依頼者の◎◎さんが来所。
相続の手続の関係で,お願いしていた書類を持参。
ゆうちょ銀行の貯金事務センターから送られてきた書類に署名押印していただいた後,別件についての簡単な打合せも。
病院に行く前に京橋郵便局に行って,事務センター宛の書類の提出を済ませてしまいたいと申し上げて,◎◎さんにお帰りいただいた後,郵便局へ。
郵便局では,提出した書類のコピーをとって,原本は全部返していただけたが,全ての作業が済んだのは2時近く。
そのまま東銀座から新宿へ。
お腹が空いていたので,暑い中余り無理してもいけないと考え,小田急線に乗り換える前に,小田急エースのハンバーグ屋さんに寄って,昼食。半分食べて,残りのハンバーグとポテトは,紙に包んで,1時18分発の小田原行きの快速急行に乗車。
病院へは4時24分に到着。
夫は,お風呂で着替えたようで,ツナギではなく,室内着のズボンと長袖のポロシャツ姿。
痒みもなくなったよう。
顔色も良く,元気そう。
「窮屈なツナギ,大変だったわね。ご苦労様」と言ったら,嬉しそうな顔に。
水から栄養に変わって間もなくの6時15分に「また明日。明日は,千葉に行くので,5時過ぎになりそう」と言って,エレベータへ。
こちらをじっと見ている夫に手を振って,お別れ。
2013-04-17
■[弁護士業務][療養日誌]4月17日 闘病第710日目 鶴巻療養病棟307日目 東病棟184日目(期待はずれの判決,院内散歩)
午前10時55分に言渡された年金記録訂正請求控訴事件の判決は,期待はずれの「控訴棄却」。
弁護士会館4階の面談室で依頼者と判決の内容を検討した後,地下一階のレストランで昼食後,お別れ。
霞が関から,丸の内線で新宿に出て,病院へ。
2時3分に到着。
夫は,今日もベッドの横で,車椅子に腰掛けて,栄養の注入を受けた直後で,チューブが接続されたまま,テレビを見ていた。
看護師さんにチューブを外していただいた後,院内散歩へ。
中庭にも出て,外の空気を吸ってもらった。
病室に戻ってから,ベッドへ。
お向かいのおじいさんのお嬢さんも見えて,おじいさんの院内散歩と散髪の付添いをされた後,4時にお帰りに。
とても優しいお嬢さん。おじいさんに話しかける時,ご自分のことを「みいちゃん」と言われる。「父が私のことを「みいちゃん」と呼んでいたものですから」と看護師さんに説明。
私も,亡父からずっと「みいちゃん」と呼ばれていました。
こちらは,5時半に「また明日」と言って,エレベータへ。
枕から頭を上げて,こちらをじっと見ている夫に,ドアの前から,手を振って,お別れ。
2013-04-16
■[弁護士業務][療養日誌]4月16日 闘病第709日目 鶴巻療養病棟306日目 東病棟183日目(空中写真,ツナギが小さ過ぎた)
今日は,境界確定事件の打合せ。
依頼者お二人と一緒に,国土地理院の空中写真をパソコンで閲覧。
随分便利になったもの。
追って,写真の申込みをして,書証として提出できるようにする予定。
昔の職場で国有財産関係の訴訟を担当していた当時自分なりに一生懸命勉強したことが,弁護士になった今,とても役に立っている。
正午で打合せを終わりにさせていただいて,銀座線と丸の内線で新宿に出て,病院へ。
1時55分に到着。
夫は,車椅子に腰掛けての栄養の注入が終わったところで,まだチューブが接続されていたが,頭を下に向けたまま。
「どうしたの。元気がないわね。」と言ったところに,看護師さんが見えて,チューブを外してくださった。
そこに,特養の相談員さん。
南別館6階のラウンジにご案内して,夫も同席しての調査と説明。
夫は,最後まで首を垂れて,顔を下に向けたまま。
「すみません。人見知りだものですから。」と説明したものの,1時間半もの間ずっと下を向いたままというのは,これまでなかったこと。
相談員さんから契約書の用紙など受け取った(4月の新たな待機順位の見直しで、後ろになってしまうという心配は、もうないそう)後,病室に戻って,介護士さんにお願いして,夫をベッドに移してから,病院の相談員さんに連絡してもらって,特養の相談員さんとお別れ。
追って,男性用のベッドが空き次第,連絡いただいてから,平日に入所となる予定。
夫が顔を上げられなかった理由が判明。
昨日お風呂で着替えさせていただいたツナギがMで小さ過ぎたため,身体を伸ばすことができなかったもの。
「可哀想だったわね」と言ったら,笑っていた。
6時に「また明日」と言って,エレベータへ。
(ベッドに横になっても,ツナギがきついので,頭を伸ばせないよう。木曜日に着替えるのはLサイズのはず。看護師さんは,「そろそろツナギは不要かと思われますので,先生にお話してみます」とおっしゃっていた。)首を斜めにして,こちらをじっと見ていたので,手を振ってお別れ。
2013-04-15
■[弁護士業務][療養日誌] 4月15日 闘病第708日目 鶴巻療養病棟305日目 東病棟182日目(弁護士登録満8年,8年前からの不可解な電話の目的がようやく判明、白い手袋)
私の弁護士登録は,平成17年4月15日。
本日で満8年。
弁護士になってから,自分の席の電話に度々かかってきた不可解な電話の目的が,本日電話をかけてきた若い人を問い詰めて,ようやく判明。
いつも「お客様の電話の料金が高いままになっているので,低くするための手続きにご協力下さい。
そちらで現在使用されている電話番号を教えてください。」から始まるおかしな電話。
いつも「同じような電話がよくかかってきますが,こちらは今のままで結構です。契約内容を下手に変えたため,何か起こったとき,電話の利用に支障が出るというようなことがあるといけないので,料金が高いままでも結構なので,このままにしておきたいと思います。」などと言って,断わってきた。
今日は,先方から,「この手続に協力していただくと。携帯電話に通話する際,0033をダイヤルしなくても,通話料金が安くなります。」ということを言ったので,「ということは,契約の相手をNTTから別の業者に変更する手続ということなのですか」などと問い詰めたら,「回線は今のままなのですが,電話料金の請求はソフトバンクからに変わります」と答えたので,「契約の相手方NTTからソフトバンクに変更されるということなのでしょう」と言ったところ,「そうです」と答えたので,「ソフトバンクに変更するつもりはありません」とお断り。
利用者を騙して契約の相手を変更させる手続をさせてしまおうというひどいやり方。
電話をかけてきた人が名乗る会社の名前は,その都度違っていた。電話の相手は,いかにもNTTからの依頼で手続きを代行している会社からかかってきたと受け取ってしまうような説明のしかた。
8年かかって,不可解な電話の目的がようやく判明した。
その後、ゆうちょ銀行の事務センターから電話。先日申し込んだ相続手続の関係。書類を送らせていただきますとのこと。
○○さんに報告の電話。お願いしていた書類を既に入手済みなので、明日にでも届けたいということであったが、他の事件の打合せの予定が入っているので、18日においでいただくことに。
午後2時に事務所を出て、病院へ。
4時3分到着。
昨日来られなかったことのお詫びの言葉を述べた後、プレゼンテーションの内容について説明。
話を終えて、ベッドの隣の丸椅子に腰掛けたら、お向かいのおじいさんのお嬢さんが見えていたことが分かり、ご挨拶。
左手に手袋を嵌めていなかったので、洗濯済みの手袋を嵌めさせたが、暫くして、中指の先にほつれが出来て、その穴が広がっていることに気付いたので、外し、別の新しい手袋を嵌めさせようとしたら、嫌がったので、掛け布団の上に。
赤斑はすっかり消えて、傷も治り、随分綺麗になってきた。
「もう少しで、すっかり良くなるわね。」と言ったら、とても嬉しそうな表情に。
「明日は、マイホームはるみの相談員さんが来られるので、よろしく」と言って、6時にエレベータへ。
扉の前で、夫が、左手に白い手袋を嵌めて、手を上げているのが見えたので、こちらからも手を上げて、お別れ。
事務所に戻ったら、○○管理組合の管理会社の担当者から、「昨日の理事会で承認されたので」不動産の強制執行手続をお願いしますというメールが届いていたので、返信のメール。
■[時の話題]布施明さんが結婚
今朝は新聞の配達が無いので、パソコンのニュースをと開いたら、まず目にとまったのが、このニュース。
おめでとうございます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130414-00000108-spnannex-ent
私は、昔からずっと布施明さんのファン。
一番好きな歌は、「恋」です。
http://www.youtube.com/watch?v=4V8VYWiq_bk
その次が,「愛の園」と「霧の摩周湖」
http://www.youtube.com/watch?v=4V8VYWiq_bk
http://www.youtube.com/watch?v=vvTu9gjDxN4
「愛の終りに」も大好きです。
2013-04-14
■[弁護士業務][マンション管理][療養日誌] 闘病第707日目 鶴巻療養病棟304日目 東病棟181日目(朝の電話,管理室の前で,プレゼンテーション)
午前8時に自宅から高島平の〇〇様に電話。
お互いに,元気でいたことを確認できて,ほっとするとともに,ご無沙汰をお詫び。
今日は,ご都合が悪いとのことで,後日,ご都合の良い日を教えていただいてから,伺わせていただくことに。
8時10分に自宅を出て,地下のゴミ置場に燃えるゴミを出した後,1階に。
チーフ管理員が管理室の窓口の前に立っていて,深々とお辞儀して,「行っていらっしゃいませ」と言われた。こんなことは入居以来初めて。
今日の午後2時半からのプレゼンテーションに備えていつもより早く出勤されたのでしょう。大分緊張されている様子。
8時33分のバスで,事務所へ。
午前中は,準備書面の起案。
1時半に事務所を出て,自宅マンションへ。
バスでご一緒になった24階の奥様もプレゼに出席するため戻られたのかと思ったら,そうではないそう。
鞄を部屋に置いてから,2階のパーティールームへ。
出席者は,二十数名。
各社30分程度の説明の後,10分程度の質問。
各社のプレゼンテーション終了後,出席者のみで多少の話し合い。
5時半過ぎに自宅に戻り,鞄を持って,また事務所へ。
■[時の問題][その他の司法制度][裁判手続]4月14日 砂川事件最高裁大法廷判決に先立つ田中耕太郎最高裁長官の行動についての朝日新聞の社説
今朝の朝日新聞の朝刊にこんな社説が掲載されていました。
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit2
いくらなんでも、先日の記事だけではまずいと考えたのでしょう。
http://d.hatena.ne.jp/tamago2/20130409#1365469447
朝日新聞の取り上げ方について、私と全く同じような思いをされた方のブログを今拝見しました。
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2013-04-10
このようなブログも見つかりました。
http://blog.goo.ne.jp/1945815heiwa/e/f15008bb98a79600879a96480b9957d8
2013-04-13
■[弁護士業務][療養日誌]4月13日 闘病第706日目 鶴巻療養病棟303日目 東病棟180日目(オカリナとギターの演奏会)
今朝は,5時45分に起床。
竹の子の皮を剥いて,それぞれ四ツ割にしてから,土鍋でコトコト茹でた。
出勤間際に火を止めて,水洗い。
食品保存袋に入れて,事務所に持参し,まず1つを薄切りにして,三つ葉とインスタント味噌汁の具(ワカメと油揚げ)とダシ入りのお味噌を加え,即席のおいしい竹の子汁に。昨晩食べている暇がなく,冷凍庫に入れてあったハンバーグ弁当を解凍加熱して,竹の子汁と一緒に朝食。
あとの7個の竹の子は,ひとまず冷蔵庫へ。
今日は,午後2時から,病院の本館6階の会議室で,オカリナとギターの演奏会があり,入場券をいただいているので,1時40分頃までに病院に到着できるよう早めに出かける予定。一昨年南病棟に入院していた時も聴かせていただいたグループ。夫も楽しみにしているよう。
(追記)
1時42分に病院に到着。
レッグウォーマーと靴下を履かせた後,介護士さんに来ていただいて,ベッドから車椅子に。
その際,ウルトラライトのダウンベストも。
入場券に「本館6階会議室」と印刷されていたので,病棟の上の6階に行って,3つの会議室を覗いたが,人影なし。
イベントはいつも南病棟の6階の多目的ホールなので,そちらかも知れないと考えて,急ぎそちらへ。
既に扉は閉まっていたが,演奏の開始直前に入室することができた。
演奏者は,一昨年とは別の,オカリナ(女性)とギター(男性)のお二人(ちくりん&響)。
美しい音色のオカリナと伴奏のギターとの呼吸が良く合っていて,楽しく聴くことができた。
途中で,津軽三味線風の珍しいギターの独奏も。
ラストは,「花は咲く」。
聴いていて,思わず涙が出てきた。
3時に演奏会が終わり,病棟へ。
車椅子からベッドに戻していただいて,少しお昼寝。
看護師さんが全身に薬を塗りに来られた後は,目を開けていたので,「明日は,午後2時半から5時まで管理組合の会議があるので,病院に来られないの。内容は,現在の管理会社と他の管理会社2社によるプレゼンテーション。現在の会社が管理組合からの要請になかなか応じてくれないので,もっとしっかりした会社に交代してもらった方がよいのではないかということになって,各会社から話を聞こうということになったようなの。とても大事なことなので,私も出席させてもらうことにしたの。」と説明。
4時半に「今度は明後日,元気でいてね。」と言って,エレベータへ。
今日もじっと見ていたので,何度も手を振ってお別れ。
昼食を食べていなかったので,新宿で,サイゼリアに寄って,いろいろおいしそうなものをいただいてから,ビックカメラの4階で,各社のタブレットを眺めた後,丸の内線と銀座線を乗り継いで,銀座から事務所へ。
依頼法人の担当者からのメールが届いていたので,返信。
明日は,マンションの管理組合の会議に出席する前に,先方の都合が良いようであれば,久し振りに高島平の〇〇邸に伺うことにし,都合が悪ければ,事務所で準備書面の起案などの予定。
■[弁護士業務][療養日誌]4月12日 闘病第705日目 鶴巻療養病棟302日目 東病棟179日目(八日市場から鶴巻温泉へ)
今朝は、事務所に7時半ころ出勤した後、大家さんの息子さんに消防設備点検の際の立会いのお願いをしてから、有楽町駅へ。
東京9時40分発のしおさい2号に乗って、10時56分に八日市場に到着。
11時30分から弁論準備の期日。
その後、近くのお店で依頼者との打合せ。
お別れの時、今朝掘って来られたという竹の子をいただいた。
2時45分八日市場発のしおさい12号で帰京。東京から中央線の快速で新宿に出て、小田急線の急行で鶴巻温泉へ。
病院に着いたのは5時57分だった。
病室では、夫がとても嬉しそうな笑顔で,枕から首を上げてのお出迎え。
トランクに入れてきたお土産の袋を開けたら、まず根三つ葉、その後新聞紙に包まれた立派な竹の子が2つ。
夫に見せて、左手で触ってもらった。
夫は竹の子ご販が大好きで,私の八日市場支部への転勤が決まった時,夫が唯一楽しみにしてしていたのは,私の担当書記官から「庭で竹の子が取れる」と言われた話(実際は,私が入居した官舎の庭ではなくて,支部長官舎の庭だった。私の所では,入居して間もなく,庭を掘ったら,ジャガイモがたくさん取れ,5月の初めには玄関の横で毎日苺を摘めるようになり,根三つ葉や蕗が食べきれないほど茂ったりした。)。
既に水の注入は済んでいて、間もなく栄養の注入に。
自宅から持って来た今朝の朝日の朝刊の特養の待機についての記事を見せて、「こういう大変な状態の中で、区立の特養の入所順位のトップになれたというのはとても幸運。来週火曜日に見える相談員の方に、断られないように、感じ良くしてね。」と言ったら、大丈夫だよと言いたげなきりっとした表情に。
7時25分に「また明日」と言って、エレベータへ。
じっとこちらを見ていた夫に,扉の前で,何度も手を振って、お別れ。
途中小田急の電車が遅れ、事務所に着いたのは10時。
大家さんの息子さんにお礼の挨拶をしてから,メールの確認と返信など。
事務所を出たのは11時。
バスはもうないので、有楽町線で、銀座一丁目から月島に出て、大江戸線に乗り換えて、勝どきへ。
自宅に着いたのは12時15分前頃。
1時半に就寝。
2013-04-11
■[弁護士業務][昔の勤務先の仲間][療養日誌]4月11日 闘病第704日目 鶴巻療養病棟301日目 東病棟178日目(漫画のコピー、赤斑治ってきた、摂食リハビリ、法曹会館へ、準備書面案)
今朝は、30分早く出勤。
昨晩フィルムカバーを外しておいたペットボトル2袋分を区の回収ボックスへ。
明日の事件で書証として提出する予定の漫画を4部コピー。
とても良く書けている。
文章で説明するより分かりやすい内容。
正午に事務所を出て、病院へ。
今日は、お風呂の日、夫は、最後になるそう。
主治医の先生が見えて、皮膚科の医師による診察結果についての説明。
水泡は、自己防衛としてできたものだそう。
赤斑は消えて、滑らかな肌になってきた。
3時頃、先日見えた女性の言語聴覚士さんが見えて、口の中のお掃除の後、お茶を飲む訓練。
今回も夫は、目を閉じてしまって、聴覚士さんから、「ゴクンしてください」と言われても、知らん顔。
困ったもの。
聴覚士さんが帰ったら、大きく目を開いた。
テレビのニュース番組で、パソコンが売れず、スマホやタブレットが良く売れていると言っていたので、「私も、タブレットを買おうと思っている」と言ったら、夫がニコニコしながら頷いた。
3時45分に病院を出て、新宿で、丸の内線に乗り換えて、霞が駅で下車。
法曹会館へ。
5時半から法曹会の特別会員懇親会。
昔の上司だった方々、仙台に勤務中ずっと同じ官舎だった元高裁の部長さん(88歳とのこと),実務修習でお世話になった当時新任判事補だった最高裁判事さん、元訟務の仲間等々懐かしい人ばかり。
今回も特別会員の女性出席者は、私1人だけ。正会員は、3人の最高裁女性判事さんが揃ってご出席。
事務所に戻ってから、準備書面案の検討をお願いしていた依頼者から連絡の電話。
もう少し書き加えて欲しい点があり、その表現方法について、検討中でなので、時間が欲しいそう。
準備書面の提出は、今回限りではないので、次の書面でということして欲しいと言って、今回は、誤記の訂正に止めることになった、
9時半頃、修正希望箇所の連絡のFAX。
修正を済ませて、印刷した書面の裁判所と被告代理人の事務所へのFAX送信及び依頼者への報告のFAXを済ませたら、10時半。
急ぎバス停へ。
豊海水産埠頭行きは、既に終わり。
深川車庫行きの最終バスに乗って、勝どき橋南詰で下車。
11時過ぎに帰宅。
2013-04-09
■[時の問題]砂川事件関係の今朝の朝日新聞の記事
朝日新聞の東京版には,ようやく本日の朝刊に掲載されましたが,その記事の内容には呆れました。
大新聞が,なんでこんな遠慮した書き方をしなければならないのでしょうか。全く情けないとしか言いようがありません。
昨日のNHKの報道内容と比べたら,まさに月とスッポンです。
愛想が尽きたので,今月限りで購読ストップにしようと考えています。
(追記)
(ネットのニュースを、随分探して、見つけることができました。)
http://digital.asahi.com/articles/TKY201304080449.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201304080449
2013-04-08
■[弁護士業務][療養日誌] 4月8日 闘病第701日目 鶴巻療養病棟298日目 東病棟175日目(特養からの訪問調査の予定日決定)
最近事務所への留守番電話がかからないので,不思議に思い,携帯電話で事務所に掛けてみたら,呼び出し音の後留守番電話に切り替わったところで,切れてしまうことが判明。
説明書を見ながら,いろいろ操作して見たが,録音テープが動かない。
昨日,ビッグカメラで,新しい機器のパンフレットを貰って読み始めたところだったので,もうこのような原始的な機器による通話方法はやめにした方がよいかもと考え,修理の依頼はひとまずストップして,新しい機器の購入の検討を急ぐことに。
その後,留守番電話が通じず,特養の相談員さんからの連絡がうまくいっていないと困ると考えて,特養へ電話。
担当の相談員の☆☆さんが出られて,夫は待機順位がトップになったので,病院への訪問調査の予定を入れなければと考えていたとのこと。
16日の午後2時に晴海の特養から病院まで来ていただけることになった。
病院の担当のケアマネさんに連絡のファックス。
出版社から原稿依頼の郵便。
締め切りは,5月1日。
遅れないようにしたい。
■[時の問題][その他の司法制度][裁判手続]4月8日 砂川事件で、大法廷判決の前に田中耕太郎最高裁長官が米側に説明したという内容が記載されていた米側の驚くべき資料
起床後、NHKの6時のニュースで知りました。
本当に酷い話ですネ。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130408/k10013746941000.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130408/k10013747161000.html
(参考)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82%E5%B7%9D%E4%BA%8B%E4%BB%B6
■[弁護士業務][療養日誌] 4月7日 闘病第700日目 鶴巻療養病棟297日目 東病棟174日目(晴天となり,仕事も面会も予定通り)
事務所に1泊して,目が覚めたら,晴天。
八日市場に出張予定の12日に消防設備の点検とのことなので,その前に溜まった書類の整理をしておこうと考え,終了事件の書証の写しをシュレッダーに。3件分済ませたところで,10時半。
事務所を出て,新宿のビッグカメラでコピー用紙A4を5袋(1箱)注文(火曜日午前中に配達)した後,向ヶ丘遊園へ。
1時の約束のところ,12時半に着いてしまったので,駅前のベンチに腰掛けて待つことに。
ところが,強い風で飛ばされそうになったため,改札口まで避難。
10分前に〇〇さん(知人),次いで5分前に◎◎さん(〇〇さんのお知り合い)が見えて,近くの喫茶店へ。
ご相談の内容を伺ってから,いろいろお話。
まず〇〇さんにお願いしたことが済んでから,事務所においでいただいて,良く検討させていただいてからということに。
病院には,3時過ぎに到着。
今日の夫は,夜良く眠れたのか,ずっと目を覚ましていた。
自分の左手で,右手の指を開き,両手の指を組む動作を何度も繰り返していた。
水の注入が済んで,栄養の注入に変わって間もなく,「また明日」と言って,エレベータへ。
声を掛けてベッドを離れる時は,知らん顔をしていた夫が,エレベータのドアの前から眺めたら,こちらをじっと見ていたので,大きく手を振って,お別れ。
事務所に戻ってから,昼間まとめておいたシュレッダー済みの紙くずのゴミ出し。
最終のバスで,2日振りの我が家へ。
2013-04-06
■[療養日誌] [弁護士業務] 4月6日 闘病第699日目 鶴巻療養病棟296日目 東病棟173日目(朝一番の面会,風雨が強くならないうちに事務所へ)
今朝は,8時20分に家を出て,勝どき駅まで歩き,大江戸線と小田急線で病院へ直行。10時50分に病院に到着。
11時に病室へ。
4人のおじいさん達,皆さんぐっすり。
起こすのは可哀想と考えて,ベッドの隣に腰掛けていたら,15分くらいして,頭を枕から上げて,痰を出すための咳。すぐ飲み込んで,頭を枕に。
私が,脇から右の肩を叩いたら,びっくりしたような顔でこちらを見た。
「お天気が悪くならないうちにと思って早く来たの」と言ったら,にっこりした後,また眠ってしまった。
タオルケットの下の左手を見たら,昨日嵌めた手袋が無くなっていたので,自宅から持って来た洗濯済みの手袋を嵌めた。
11時半頃,ほかの3人のおじいさん達が昼食のためロビーに移動した後,看護師さんが見えて,まず薬と水の注入開始。
12時15分頃,容器に水がなくなった後,栄養の注入開始。
12時半頃,お隣のベッドのおじいさんの息子さんが面会に見えて,ご挨拶。やはり悪天候になる前にと考えて早く来られたそう。
1時半に,すやすや眠っていた夫に,「明日は,天候の状態を見ながら来る予定なので,いつもより遅くなるかもしれません」と声を掛けて,エレベータへ。
新宿での大江戸線への乗換えの前に,京王モールのハンバーグ屋さんで昼食をとってから,事務所へ。
東銀座駅の階段を上がったら,雨が降っていたが,風の方はまだ大丈夫。
4時20分事務所に到着。
1階のイタリア料理のお店にはまだお客なし。
地階のお好み焼屋さんは,競馬の日なので,お休み。
これから酷くなるのであろう。強風の中無理して帰って,吹き飛ばされたりしてもいけないので,今晩は,このまま事務所で準備書面の起案などしながら,過ごす予定。
■[弁護士業務][療養日誌]4月5日 闘病第698日目 鶴巻療養病棟295日目 東病棟172日目(コーヒー、急病人の下車、明日の天気予報)
今日は、10時からの打合せ。
事務所に出てから、お湯を沸かして、お盆の上にお茶碗を4つ準備。
10時前に司法書士の○○さんが見えた。
温かいコーヒーを4人分買ってきてくださった。
間もなく依頼者の◎◎さんと土地家屋調査士の☆☆さんも見えて、お土産のコーヒーをいただきながら、打合せ開始。
11時頃、打合せ終了。
○○さんと☆☆さんをお見送りした後、◎◎さんに打合せの途中良く分からなかったという言葉や話の内容について(「現地での分筆線の確認」という話と「境界の確認」という話をされたが、どう違うのかなど)の質問に対する説明(前者は分筆する土地の共有者の間で分筆線をどこにするか決めるために行なうもの、後者は隣接土地の各所有者との間で既存の境界線についての確認をするものというようなこと)を20分ほど。
午後2時に事務所を出て、病院へ。
郵便受けにリブラが届いていたので、夫の分を持参して、車中で読んだ。
快速急行の停車駅でない成城学園前で急病人の下車。
その関係で、電車が遅れ、乗換駅での急行の到着も遅れて、病院に到着したのは、いつもより25分ほど遅い4時半。
病室では、ツナギの着替え中。
Lサイズが届いたとのことで、つんつるてんだったMサイズからの着替えで、楽になった様子。
手袋の残りが1枚だけになっていて、それを嵌めさせた途端、首の後ろを掻いて、指の先に血がついてしまったので、急ぎドラッグストアに行って、手袋5袋(10枚)を購入。
明日の午後から、また強風と強い雨になるよう。明日の夜勤という看護師さんが心配していた。
私も、明日の面会は朝一(午前11時から)にした方が良いかも。
日曜日まで強風と雨が続くようなので、日曜日午後1時に向ヶ丘遊園で途中下車して行なう約束の法律相談は、日時の変更をしていただいた方がよいかも。
6時に「また明日」と言って、エレベータの前に。
こちらをじっと見ている夫に手を振った後、エレベータで一緒になった理学療法士さんから、「遠藤さん、今日は、車椅子に移っていただいてからリハビリをして、その後車椅子に座った状態で暫く過ごして頂き、「どうされますか。ベッドに戻られますか」と尋ねたら、頷かれたので、ベッドに戻っていただきました。」などという説明。「引き続きよろしくお願いします」と申し上げて、1階でお別れ。
事務所に戻ったら、大学の同窓会の役員の方から、60周年記念誌の原稿の校正依頼のメール。
夫のことについて書いた箇所に一字誤りがあった(「左麻痺」→「右麻痺」)ので、その修正をお願い。
2013-04-05
■[弁護士業務][裁判員制度][療養日誌]4月4日 闘病第697日目 鶴巻療養病棟294日目 東病棟171日目(相続の手続,歌舞伎絵,摂食リハビリ,勉強会)
いつもの時刻に出勤。
9時過ぎに事務所を出て、銀行3ヵ所に寄って、必要な入金を済ませた後、弁護士会へ。
印鑑証明書の交付申請。手数料525円。
その後、日比谷線で築地に出て、京橋郵便局へ。
郵便貯金の相続の手続。
◎◎さんの時は、裁判所の郵便局で手続したが、とても大変そうだったので、今回の○○さんの関係は、職員が大勢いる京橋郵便局にした方がよいと考えてここに来たもの。
窓口でいただいた書類3枚に必要事項を記載して、提出。ゆうちょ銀行の貯金事務センターからの郵便は2週間くらいで届くそう(その後必要書類の提出)。
11時45分頃郵便局を出て、事務所に。
途中、歌舞伎座の前を通ったが、たくさん人がいて、賑やか。
亡父に見せてあげたら、話が尽きなくなるような歌舞伎絵が4枚並んでいた(神田の蕎麦屋の一人息子で、若い頃は何不自由のない暮らしをしていたという亡父は、その当時、歌舞伎に熱中し、毎日歌舞伎座に通って、大向こうから「○○屋」と声を掛けるなどしているうち、舞台で役者が台詞を忘れた際,そっと教える黒衣まで務めるようになったようで、昭和62年に87歳で亡くなるまで、歌舞伎のほとんどの演目の台詞を正確に暗唱できる驚くべき特技を持っていた。
私が山一に就職して、初めての給料で父にプレゼントしたのは、「歌舞伎の下座音楽全集」のLPレコード。今のカラオケのようなもの。これに合わせて、台詞を楽しそうに口ずさんでいた。
JOAKに市丸姐さんと一緒に出演して、歌舞伎役者の声色を演じたという話を何度も聞いた。
我が家の廊下の壁には,昔父が懇意にしていただいていた絵師に描いていただいたという「京鹿子娘道成寺」の花子の見事な絵(私が生まれる前に頂いたものなので,もう80年以上経っているのだが,綺麗なまま)が,父が実家から枝川のマンションに運んできた当時の額に入れられたまま,飾ってある。)。
○○さんに報告の電話をしてから、病院へ。
事故で電車が遅れて、2時半頃病院に到着。
右足の裏の大きな水泡の跡(瘡蓋)は、お風呂で剥がれてしまったようで、すっかり綺麗になっていた。
3時頃,初対面の言語聴覚士さんが見えて,摂食リハビリ。
「遠藤さん,今日は。〇〇と申します。」と声を掛けられ,夫も軽く会釈。
「これからお茶を飲んでいただきましょう。」と言われ,私がロッカーの中から,赤い袋に入れてしまってあった夫の大きなお茶碗を〇〇さんに。
〇〇さんがお茶碗にとろみのついたお茶を入れて,病室に戻られ,夫の口にスプーンでお茶を入れた。
夫は,目を閉じたまま。
私が,「ちゃんと目を開けていなければ駄目よ」と言ってみたが,そのまま。
〇〇さんが,「ごくんして下さい」と言われても,じっとしている。
私が,「大事なリハビリなのよ。ちゃんと飲んでね。」と言ったら,少し目を開けて,私の顔を見たが,「黙っていろよ」と言いたげな表情。
暫くしてから,ようやくゴクン。
〇〇さんが,「もう1口いかがですか」と声を掛けたが,夫は,知らん顔をして,目を閉じたまま。
私が,「すみません。人見知りなので。」とお詫び。
〇〇さんは,「お茶は,またにしましょうね。」と言われて,口の中のお掃除をした後,お帰りに。
〇〇さんが帰られたら,夫は大きく目を開いた。
「リハビリのコースをきちんとこなさないと,いつまで経っても,口から食べさせてもらえないのよ。ST頑張ってね。」と説教(夫は,他のおじいさん達と違って,若い女性が大の苦手のよう。)。
4時15分に「また明日」と言って、エレベータへ。
夫のいつものとおりの見送り。
新宿から丸の内線で霞ヶ関へ。
6時に弁護士会館に到着。
8時半まで裁判員制度についての勉強会。
今回は,マスコミ関係の方もご出席。
その後、近くのお店で懇親会。
11時過ぎに帰宅。
2013-04-03
■[弁護士業務][マンション管理][療養日誌]4月3日 闘病第696日目 鶴巻療養病棟293日目 東病棟170日目(現場の確認,傘,管理会社についての検討)
今朝は、申立て準備中の事件の現場の確認。
都営地下鉄○○駅で下車してから、都バスに乗って、○○停留所で下車、徒歩5分程の場所にあるマンションの一室。
午前9時に依頼者宅に伺ってから、そのお部屋に案内していただく予定。
私が行くまでそのままにしておきますと言われていたので、非常に汚いはずなので、汚れてもいい服装で伺うことに。
只今パソコンで、バスの時刻表を確認したところ。
○○○前8時37分に乗れば良さそうなので、自宅を7時半ころ出て、事務所には寄らずに、現地へ直行の予定。
(追記)
東銀座に7時50分頃到着。
地下鉄への階段の隣のルノアールに寄って、モーニングセット(サンドイッチ、スープ、ヨーグルト、コーヒー750円)をいただいてから、都営浅草線に乗車。
泉岳寺で下車。
改札を出た所で、携帯電話を確認したら、○○さんからの着信の表示。
返信したら、「風が激しくて、大変でしょうから、他の日に変更していただいた方が」とのお言葉。
「今、泉岳寺に着いた所です。37分のバスで伺います。到着は、9時少し前になると思います。」と申し上げて、バス停へ。
バス停の前は、風が強く、傘を差していられない状態。
少し離れたビルの入口で待つことに。
バスは、遅れて、45分に到着。
3つ目の御殿山で下車して、○○さんのお宅へ。玄関の前で、○○さんが待っておられた。
仕事を済ませて帰る際、○○さんが、「先生がお持ちの傘では、無理でしょう。」とおっしゃって、骨の数24本という素晴らしい傘を貸してくださった。
強風にビクともしない丈夫な傘を差して、バス停へ。
事務所に戻ったのは、11時ちょっと過ぎ。
午後2時に事務所を出て、病院へ。
4時3分到着。
病室の扉が閉まっていたので、15分程ロビーで待機。
病室に入ったら、看護師さんが見えて、「ところどころに水泡が出来ている」という説明。
間もなく主治医の先生が来られて、水泡の確認。
病室から出て行かれる時、先生の手に杖、左足に包帯。
どうなさったのかと尋ねてみたら、転んで骨折されたそう。先生も大変。
「お大事に」と申し上げた。
夫は、痒みの方は納まってきたようで、穏やかな表情。
時々目を開けて、テレビの強風のニュース等を見ていた。
一緒にニュースを見ながら、今朝、私も泉岳寺でバスを待つ間、強風と雨で大変だったという話をした。
6時に「明日は、6時から弁護士会館で、「裁判員制度はいらない」の勉強会があるので、病院には2時に来る予定」と言って、エレベータへ。
エレベータのドアの前から病室の夫のベッドが見えるが、こちらに向きを変え、枕から頭を上げて、じっと見ている様子が確認されたので、3回手を振って、お別れ。
久し振りに、新宿のカレー屋さんに寄って、五品目のごろごろ野菜のカレーにサービス券4枚を使用しての魚のフライをのせてもらっての夕食を済ませてから、事務所に、8時45分頃戻った。
今日も最終バスで帰宅。
郵便受けに管理組合からの文書。
管理会社の変更を検討中とのことで、14日に、現在の管理会社と候補の2社による第1回公開プレゼンテーションが開催されるそうで、その出欠の確認とアンケート。
大事なことなので、出席することに。
2013-04-02
■[弁護士業務][療養日誌]4月2日 闘病第695日目 鶴巻療養病棟292日目 東病棟169日目(依頼者との打合せの日時)
いつもの時刻に出勤。
ビルの入口で,トイレのお掃除のおばさんに会って,ご挨拶。
おばさん「6階の工事大変そうですね。」
私 「1か月くらいかかるようですね。」
長い間空室の状態だった6階が美容室になるよう。
7階はネイルサロン,そして,6階は美容室,エレベータの中が,香水の香りで一杯になることでしょう。
お掃除の後,〇〇さんの携帯に電話。
出られないので,会社の方へFAX。
間もなく,〇〇さんからお電話。
「明日,ご自宅に伺わせていただきたいのですが,よろしいでしょうか。」
「大丈夫ですが,先生においでいただかなくても,こちらから伺いますが」
「アパートの中の様子を拝見させていただきたいので・・・」
「それはすみません。よろしくお願いします。」
ということで,明日の午前9時に〇〇さんのお宅に伺わせていただくことに。
その後,□□さんから,分筆関係の土地家屋調査士さんなどとの打合せの希望日について照会したメールに対する返信。
それを受けて,こちらの都合の良い日時を司法書士さんに連絡。
今日は,11時から◎◎ご夫妻との打合せの予定。
11時ちょっと過ぎにご到着。
お茶の支度をしていたら,電話。
別件の依頼者の☆☆さんから。「打合せ中でしょうか。」と尋ねられたので,「いいえ」と答えたら,ビルの下まで見えているとのこと。
「すみません。実は,これから他のお客様との打合せが始まるところなのです。」と説明。
「それじゃお渡ししたいものだけお渡しして失礼します。」とおっしゃって,事務所の入口へ。
お茶だけ召し上がっていただこうと考えていたが,お土産のお菓子を置いて,お帰りに。
始まったばかりの事件なので,打合せの日時を約束せずに,事務所に行っても,他の事件の依頼者との打合せ中で,入室できないことがあるということをまだご存知なかったよう。私と同い年の方。あとでお詫びのメールをしておかなければ。
冷たい雨の中,遠方から見えたのに,気の毒なことをしてしまった。
■[弁護士業務][療養日誌]4月1日 闘病第694日目 鶴巻療養病棟291日目 東病棟168日目(依頼者との連絡 「ツナギ」 リハビリ実施計画書)
先週の木曜日に、相手方からの診療録の送付嘱託の申立てについての同意書を提出した事件について、裁判所から、一部医療機関から本人の身分証明書の写しも必要と言ってきたので、公的証明書の写しを急ぎ提出して欲しいという連絡を受けたので、直ちに、依頼者に、お願いのメールを送信したが、今日まで返事がないので、メールを見ていないと困るので、携帯電話にダイヤル。
メールは確認していたそう。
「担当書記官が困っているようなので、FAXで結構ですから、写しをお送り下さい」とお願い。
「ハイ、分かりました」とのお返事だったので、2時まで待ったが、送信なし。
2時に事務所を出て、病院へ。
ベッドの夫は、黄緑色の服。
看護師さんが見えて、「皮膚を傷付けてしまうので、ツナギをということになりました。今先生から説明させていただきますので、ステーションにおいで下さい」と言われて、ステーションの奥へ。
主治医からの説明の後、ツナギ着用の同意書に署名。
土、日、塗り薬も無くなってしまい、その補充ができなかったこともあって、昨晩から今朝まで、夫は痒みで、一睡も出来ず、大変だったよう。
午前中に皮膚科の医師の診察を受けた後、薬の投与も受けて、痒みはかなり減少したらしく、入浴も済ませたということで、すやすや眠っていた。
事務の方が、3ヶ月に一回のリハビリ実施計画書を届けてくださったので、内容を確認した後、そのうちの1通に署名して、お返し。
前回よりも夫の状態についての評点は若干上がっていたが、「記憶力」の欄は「1」(最低点)。そんなことはないのだが、その部分を担当した作業療法士さんには、そのような認識しか持てなかったということなのだろう。
(夫は、自分がやりたくないことばかりさせようとするということなのか、代々の作業療法士さんに対して、一切無視に近い冷淡な態度を取り続けてきたので、恐らく今も変わっていないのではないかと推測される(リハビリが私の面会の前の時刻に行なわれているので、立会いできず。「家族と一部スタッフの見分けはできるよう」との付記もあるので,恐らく作業療法士さんは,何回も会っているのに,自分のことは全く覚えていてくれないので,記憶力は最低の1との評価をされたのであろう。いつか,夫の性格についてよく説明させていただく必要がありそう。本当は,記憶力は抜群で,毎日ベッドの近くでスタッフの方々が話されることは良く聴いていて,一人ひとりのお顔も良く覚えているのです。)。)。
言語聴覚士による嚥下訓練は、多少行なわれているよう。
「ご家族に」という欄に「面会の際、お散歩をお願いします。」車椅子への移乗は、声を掛けていただければ対応可能と記載。
面会の時刻を1時間早めれば、「オムツ交換」の前に院内散歩の時間が取れるかもしれない。
6時に熟睡中の夫に「また明日」と声を掛けて、エレベータへ。
小田急線新宿駅南口の昇り階段で、つまずいて前のめりの形で,転んだが、たいした怪我はなし(右足と顔の一部を階段の端にぶつけて、少し痛くなったが、すぐ治ってしまった。足に股引とズボンを履いていたのが良かったよう。顔の方は,左の頬の骨の部分に小さな切り傷とほんの少しの痣。すぐ消えてしまうでしょう。)。
事務所に戻ったが、午前中電話した依頼者からのFAXは届いていなかった。
10時に事務所を出るまでメールによる連絡もなし。
提出したくないのかもしれない。
最終のバスで帰宅。
(追記)
翌4月2日の朝,出勤後,メールの確認をしたら,同日7時半頃の発信で,健康保険証のPDFを添付したメールの送信をいただいていたことが分かり,早速印刷して,裁判所にFAXさせていただきました。
ご本人のメールには,
「相変わらずの遅さでご迷惑をお掛けし、申し訳ありません。」との付記。
損保の担当者と弁護士から,わざと車にぶつかったなどと言われて,疑われて,債務不存在確認の訴えを提起された案件。
前の事故の後遺障害で苦しんでいる依頼者の味方になれるのは代理人の私だけ。心身ともにお気の毒な状態にある依頼者との二人三脚で一生懸命頑張らなければという思いを,このメールを受け取って,また新たにした。