2013-01-30
■[弁護士業務][療養日誌]1月29日 闘病第614日目 鶴巻療養病棟228日目 東病棟101日目(準備書面案,高裁からの電話,健康診断書受領)
今朝は,出勤してすぐメールの確認をしたら,昨晩の10時近くに,依頼者から準備書面案の検討結果のメールが届いていたことが分かり,添付していただいた修正済みの書面の内容に更に補正を加えた準備書面案を作成して,依頼者に再送。
その後,病院のケアマネさんに,健康診断書の方はどうなっているでしょぅかとの問合せの電話をしたら,今受け取ったので,夕方の面会で病院に来た際,渡すことにしたいとのこと。
そろそろ病院へと考えていた頃,高裁から電話。
良かった!
期日請書をFAX送信した後,依頼者に電話。とても喜んでおられた。
2時5分過ぎに事務所を出て,いつもの時刻に病院に到着。
4階でエレベータを降りたら,ステーションの前でケアマネさんが待っていて,無事健康診断書を受領。費用は5000円とのこと(今月分の入院費に含めて請求)。
病室では,夫が,枕から首を上げて,笑顔で出迎え。
お向かいのおじいさんは,「口が渇いた。早く来て」と大声で叫んでいた(今日は,ずっとこの繰り返し)。
夫に,健康診断書を受け取ったということと,気になっていた尿素窒素値は,許容範囲内の21と記載されている(昨年の今頃は,老健での脱水事故で60を超えていた。)ということなど報告。
口腔ケアに見えた介護士さんから,「朝来た時お顔を真っ赤にされていて,熱があるのかと思ったが,平熱。お召しになっておいでの上着のせいではないかと思われるので,寝ている時は,パジャマの方がよいのではないかと思われます。」というお話。
介護士さんと一緒にパジャマに着替えさせた(私も,常々夜はパジャマに着替えさせて欲しいと考えていたのだが,この病棟では,着替えはお風呂でということになっているらしく,リハビリ病棟の時のような朝晩の着替えということはしない方針のようなので,遠慮していた。)。
5時50分に「また明日」と言って,エレベータへ。
病室の扉が開いているので,枕から首を上げてこちらを見ている夫の顔が,エレベータの扉の前から僅かに見える。手を振って,エレベータの中へ。
事務所に戻ったら,依頼者から準備書面案の補正部分についての検討結果のメール。
こ指摘の箇所を更に補正して,送信。
最終のバスで帰宅する際,健康診断書を入れたマイホームはるみ宛の封書を降車停留所の前のポストに投函。同じ郵便局の管内なので,明日中に届くことでしょう。
■[弁護士業務][療養日誌]1月28日 闘病第613日目 鶴巻療養病棟227日目 東病棟100日目(ご無沙汰のお詫び、靴下)
朝事務所に出てからも起案の続き。
ひとまず最後まで書き上げたところで、依頼者に送信。
そうした仕事の間にいろいろな方から電話。
その中には、何年も前に亡くなった大学の同窓生と一緒に見えたことがあり、その後年賀状の遣り取りをしてきた方からの講演のご依頼も。目下、非常に忙しくて、無理な状態と説明して、お断り。
お手伝いに伺えず、申し訳ありません。
2時に事務所を出て、病院へ。
4時3分に到着。
病室のドアが開いていて、各ベッドのカーテンも脇に。
夫は、お風呂の後で、鶯色の上着に着替えて、さっぱりした姿。髪の毛が随分伸びてしまった(3か月散髪なし)。
右手のマッサージの後、右足をと掛け布団をめくったら、靴下を履いていなかったので、履かせてから、マッサージ。
依頼者へのメールに、8時頃事務所に戻ると記載したので、5時50分に「また明日」と夫に声を掛けた際、掛け布団の上にさっき履かせた靴下の片方が置かれているのに気付いた。
左手を伸ばして、左足の靴下を自分で脱いでしまったのだ。布団の中で、自分なりのリハビリをしているのであろう。
また履かせて、「さようなら」
2013-01-29
■[弁護士業務][裁判手続] 年金記録訂正義務付け請求訴訟,高裁で口頭弁論期日指定
少し前に,高裁の第1民事部から連絡がありました。
一審では,明らかに不適法な訴えと判断されて,却下され,被告国への訴状の送達もしていただけなかったのですが,これから高裁が国に対する期日の呼出しと一緒に,訴状副本の送達もされるそうです。
訴状の写しを提出していただけますかと書記官から言われたのですが,量が多いこともあり,「原審にこちらが提出した副本が保管されているでしょうから,原審から受け取っていただきたい」と申し上げました。
依頼者に電話したら,喜んでおられました。
口頭弁論期日は,3月13日(水)午前11時 (822号法廷)です。
■[弁護士業務][近隣の話題][療養日誌]1月27日 闘病第612日目 鶴巻療養病棟226日目 東病棟99日目(新年会 オリンピックバッジ インフルエンザ対策)
今日は、千歳会の新年会。
起案の後、自宅から集合場所のお蕎麦屋さんの前へ。
11時半にバスが動き出して、ホテルへ。
正午に開会の予定だが、その10分ほど前に早くも区長さんがお見えになって、中央のお席に。
オリンピック招致のバッジを50個持ってこられたとのことで、出席者に配られた。
白地に五輪のマークなどの七宝焼きの小さな長方形のバッジ。
皆さん喜んで胸に着け終わったところで、開会。
区長さんのご挨拶は、「IOCの委員が見えて皆さんの話を聞いて回られるかもしれません。「オリンピックの開催についてどう思われますかと聞かれた時、「疑問です」なんて言わず、「賛成です。」と言ってください。」というお話。
おいしいご馳走をいただきながら、暫し歓談。
その後は、恒例のカラオケ。
今年は踊りはなし。
(いつも踊られている方が、「今年はないのよ」と残念そうなお顔。)
予定の2時から25分オーバーして、お開きに。
マイクロバスで勝どき駅まで送っていただいた後、そのまま病院へ。
病室の扉はまだ閉まっていたが、夫のベッドのカーテンは、半分開いていた。
オリンピックのバッジを見せたら、夫の目が輝いて、笑顔に。
今日も10分で退室。
インフルエンザ対策はいつまで続くのだろうか。
事務所に戻ってから準備書面の起案の続き。
帰宅後も。
2013-01-26
■[弁護士業務][療養日誌]1月26日 闘病第611日目 鶴巻療養病棟225日目 東病棟98日目(デジカメ写真 洗濯物)
今日は,午前10時から被害者支援事件の打合せ。
被害を受けてから間もなく3年になるので,取り敢えずこの時点で加害者への請求手続をということで依頼者に来ていただいた。
まだ治療中とのことだが,完治は難しそう。
デジカメで,受傷部位の写真を撮らせていただいた。目で見ただけでは,他の部分と余り変わりないように思えたが,写真では,違いがはっきり出た。
良い証拠写真を撮ることができた。
受傷当時は中学生だったが,今は高校生。
法学部への進学を考えているそう。
頑張ってね。
2時に事務所を出て,病院へ。
カーテンの隙間から中に入ったら,夫は,とても元気そうな表情で,首を上げて,こちらを見た。
丸椅子の上に,クリーニングの包みが2つ。
1つ目の黄色い網袋の紐を解いて,中のものを出したら,見慣れないパジャマの上着が2枚と肌着が1枚。
間違いではないかと名札を見たら,お向かいのおじいさんのお名前。
丁度看護師さんがおじいさんのベッドに見えたので,お渡しした。
2つ目の袋の中は,夫の衣類。戸棚の中に入れた。
右手と右足のマッサージを少ししてから,「また明日」と言って,病室の外へ。
今日は,北風がやや強く,病院への往きも,帰りも,とても寒かった。
明日は,正午から晴海のホテルで千歳会(勝どき西町会と豊海町会の区域の高齢者倶楽部,どういうことでそうなってしまっているのか判然としないが,自宅マンション217戸の住人で,この会の会員になっているのは私と夫の二人だけのよう)の新年会,11時半に勝どき三丁目のお蕎麦屋さんの前からホテルのマイクロバスに乗せていただいて,会場まで行く予定。帰りもマイクロバスで送っていただけるとのことなので,勝どき駅前で降ろしていただいて,大江戸線で新宿に出て,病院に行く予定。
夫には,「明日は千歳会なので,1時間くらい遅くなるかも」と言っておいた。
2013-01-25
■[弁護士業務][療養日誌]1月25日 闘病第610日目 鶴巻療養病棟224日目 東病棟97日目(打合せ,右手の指で・・・)
事務所の掃除を済ませて,これから起案をとパソコンに向かったところに,〇〇さんが「早過ぎるでしょうか」と言いながら見えた。
書類を受け取ってから,訴え提起予定の事件についての打合せ。
10時頃,これでお仕舞いと思ったら,「先生,10時半に◎◎税理士に来てもらうことになっているんですが」という話。それまで,前の喫茶店で待っていると言われたが,申し訳ないので,そのまま打合せ室でお相手。
10時半に◎◎税理士が見えて,作成をお願いしていた書類をいただく(○○さんから「明日遠藤先生の事務所に行くので、書類の方急いで欲しいと催促されて、急ぎ作成してくださったよう。お忙しい時期に申し訳けなかった)とともにその内容についての説明も。
お二人が帰られたのは,11時半頃。
予定していた起案が遅れてしまったが,しかたがない。
午後1時半に事務所を出て,銀行と郵便局に寄った後,いつものとおり,東銀座駅から病院へ。
病院へは,3時52分に到着。
病室の扉は,今日も閉まっていて,4つのベッドにはカーテン。
中に入ったら,夫は,大きく目を開いてこちらを見たが,その身体は,ベッドの下半分まで下がってしまっていて,両足を折って座っているような姿勢。
これは大変と,ステーションに行って,その旨告げたところ,男性の看護師さんが病室に入って,夫を抱えて,頭の位置がベッドの先端になるようにしてくださった。
その際,看護師さんが,夫に「遠藤さん・・・・・」と2回,声を掛けたら、最初は澄ましていた夫が,二回目には頷いて,にっこり。
看護師さんが帰られてから,夫の右手のマッサージをしようとしたら,夫が右手の指で毛布の端を摘んで,左手を毛布の上に出させてから,その左手の指の間にすっと右手の指を入れた。
「右手の指,随分良くなってきたわね。」と褒めたら,嬉しそうな顔に。
そこへ,介護士さんが,「オシモの交換です。」と入って来られたので,面会はこれでお仕舞いにすることに。
「また明日」と言ったら,夫が不満そうな顔に。
介護士さんが,「遠藤さん,もっと居て欲しいというお顔ですね。申し訳ありません。」とおっしゃっていたが,インフルエンザによる面会制限中なのでしかたがない。
事務所に7時半に戻った。
最近,銀座郵便局の配達が更に遅くなってしまったよう。
出掛ける時空っぽだった郵便受けに,郵便が沢山。
2つの役所からの戸籍の附票の写しも届いていた。
■[弁護士業務][療養日誌]1月24日 闘病第609日目 鶴巻療養病棟223日目 東病棟96日目(起案,入浴日)
午前中は起案。
午後2時15分に事務所を出て,病院へ。
4時半頃病院に到着。
病室に入ろうとしたら,「すみません。これからお風呂なんです。」と看護師さん。お風呂当番の介護職員がベッドからお風呂用の専用車に夫を移し,着替えを入れた袋をロッカーから取り出して,浴室へ。
「奥様,どうぞこちら(病室)で休んでいてください」と言われたが,病室から出て,1階のロビーへ。
15分程して4階に戻ったら,丁度お隣のベッドの方の息子さんが見えたところで,「今,病室に入れないのですか」と尋ねられた。
そこへ,夫が戻って来て,ベッドのシーツの交換の後,入浴用の車からベッドへ。
お隣のベッドの方も夫よりも少し前にお風呂から戻って繰られたようで,病室の中に2台の入浴用の専用車が並んでいた間,面会の家族は廊下で待機。
専用車が出て行った後,病室に入って,面会。
いつもこの時間になると,テレビの横に置かれている栄養の箱3個と水の入れ物がない。今日からベッドではなく,夕食会の席に戻って,車椅子に腰掛けた状態での胃ろうへの接続ということになったのかも知れない。
今日も,面会を5分で切り上げて,「また明日」と言って,病室から出た。
帰りの電車の中で,携帯電話のスイッチを入れたら,留守番電話のマーク。
依頼者の〇〇さんから,「登記の手続きが済んだので,書類を届けに,事務所に伺いたいのですが・・・」というメッセージ。
事務所に戻ってから,電話して,明日の午前中に来ていただくことに。
2013-01-24
■[弁護士業務][療養日誌]1月23日 闘病第608日目 鶴巻療養病棟222日目 東病棟95日目(今週中に済ませておきたい仕事,健康診断書作成のお願い,夫のカーテンは開いていた)
今朝は,いつもより早く出勤。
病院の夫の担当のケアマネさん宛にマイホームはるみから届いた書類のうちの健康診断書の用紙と入所関係の確認書をFAX。
昨日現地の確認をした事件の答弁書の起案
併行して,反訴状の起案も。
今週中に済ませておきたい仕事がいろいろあり,手際よくやっていかなければならない。
そんなことを考えていたところに,先日相談に見えた方からお電話。
入金の予定との関係で,着手金の支払いを後にしてもらえれば,明日にでも事件の依頼に行きたいというお話。
私の方では,今月中に済ませてしまわなければならない仕事をいくつも抱えているので,今すぐに打合せの予定を入れるのは困難,おいでいただくのは来月になってからにして欲しい,受任してすぐ翌日裁判所に申立てというようなわけにはいかないということなど説明して,取り敢えず,打合せの日時を2月初旬に。
午後2時に事務所を出て,病院へ。
4時2分に到着。
まず,南別館1階の地域連携室に行き,夫の担当のケアマネさんにお目にかかって,FAXし残した書類をお渡しして,これからのこと(退院と入所までにケアマネさんの間での連絡がいろいろ必要になる)をよろしくとお願い。
今日は,主治医の先生はお休みだが,今朝FAX送信されてきた健康診断の用紙は,主治医の先生の席に回っているので,明日作成していただけるのではないかとのこと。
病室に行ったら,入口のドアは,相変わらず,閉まっていたが,夫のベッドのカーテンは開けられていて,夫がマスクをした顔をこちらに向けていた。
「元気そうで良かった。昨日マイホームはるみから届いた書類を〇〇さんに渡してきました。健康診断書の内容でよいということになると,マイホームはるみの担当の方がこちらに見えて,面接ということになるの。その時,そっぽを向いたりしちゃダメよ。断わられないように,にこやかに応対してね。」
などと話していたら,看護師さんが見えて,お向かいのおじいさんのお世話をした後,こちらへ。
「お熱もなく,咳も出なくなったので,心配ないと思います。お隣のお部屋は,今日制限解除になりました。このお部屋も間もなく制限解除になるでしょう。」とのこと。
今日は,左手のマッサージを3分ほどしてから,「また明日」と言って,病室の外へ。
今日からロビーでのお食事会も再開されたようで,エレベータの傍にも,お馴染みの方々のお顔が並んでいた。
事務所に戻ったのは,6時半過ぎ。
戸籍の附票の交付請求をしていた3件3通のうち,1通が都内の区役所から届いていた。
昨年2月に亡くなられた江東区のマンションでお世話になった方の奥様から一周忌の法要のご案内の電話。
既に,打合せの予定が入っていたので,法要への参列は,失礼させていただくことに。
起案の続きなどの仕事をしてから,戸籍の附票で住所が判明した方への郵便をポストに投函して,最終のバスで帰宅。
2013-01-22
■[弁護士業務][株式][療養日誌]1月22日 闘病第607日目 鶴巻療養病棟221日目 東病棟94日目(雨の中での現地調査 夫もマスク)
今朝は,午前8時30分に家を出て,係争地へ。
〇〇駅の改札に依頼者の〇〇さんが見えていて,一緒に係争地に行って,雨の中,これまで説明されてきた各地点の状況などを確認。
その後,もう一人の依頼者の◎◎さんのお宅で12時近くまで打合せ。
帰りに有楽町のビックカメラに寄って,A4のコピー用紙500枚入り430円を5袋買って,配達の依頼(配達料金は無料)。
事務所に着いたのは,1時半頃。
今朝自宅で98円の指値で売り注文(現物)していた蛇の目ミシン1000株が売れていた(取得価格は92円)。確認した時点の価格は,下落していて,91円。
今度は,長谷工1000株を91円で買った。
3時に事務所を出て,病院へ。
5時5分に到着。
病室の扉とカーテンを開けて,中に入ったら,夫は,マスクをしてベッドに。
テレビの画面は,アルジェリアの人質死亡関係の報道番組。
「皆さん本当にお気の毒」と言ったら,夫も頷いていた。
看護師さんが見えて,「お熱はないようですが,少しお顔の色が赤く,咳が少し出るようなので,マスクをしていただきました。」との説明。
お向かいのおじいさんの声がカーテンの向こうから聞こえてきたが,おじいさんも鼻声で,風邪を引かれたよう。
昨日お風呂だったので,その後,寒くなって,湯冷めしたのかもしれない。
今日も,面会時間は5分。「また明日」と言って,病室を出た。
事務所に戻ったのは8時半頃。
東京弁護士会から,私と夫宛に,それぞれ昨年の会費の納入証明書が届いていた。
私の分は,
東弁会費 222,000円
日弁連会費 168,000円
日弁連特別会費 74,400円
新会館臨時会費 120,000円
合計 584,400円
一昨年の5月から,入院中の夫の分も,私が払っている。
昨日引落しのあった12月分の入院費は259,354円(相部屋に移ってから約4万円少なくなった。)。
明日から月末までに支払う必要のあるものを計算してみたら,約80万円(事務所関係55万円、その他25万円)。
風邪を引いても,寝てなんか居られません。
帰宅したら、「マイホームはるみ」から書類が届いていた。
健康診断の用紙と入所関係の案内書。
特養への住所変更の手続きが必要とのこと。
毎月の支払額は、随分少なくなるよう。
交通費もかからなくなる(事務所からは業10の都バス、自宅からは都バスのほか、徒歩でも20分くらい)。
2013-01-21
■[弁護士業務][時の問題][近隣の話題][療養日誌]1月21日 闘病第606日目 鶴巻療養病棟220日目 東病棟93日目 (原稿書き終了,都バスの時刻表の広告,マイホーム晴海からの電話,麻生さんの発言)
今朝は,6時に起床し,7時に自宅を出て,事務所へ。
昨晩自宅で作業した分を加えて,原稿書きは終了。
記載漏れなどがないかどうかチェックしてから,出版社の担当者に「原稿ができています。」とメール。間もなく,午後受け取りに来られるという返信。
ダスキンのお兄さんが,9時半頃マットの交換に。
料金の領収書に次回の予定日と記載されていた2月13日は,早朝から八日市場に出張するので,翌日に変更していただくことに。
その後,電話。昨年某日刊新聞折込用の「江戸ばす」の路線案内への広告でお世話になった方。
今度は,同じ日刊新聞折込用の都バスの時刻表を作成することになったので,前と同じような内容の広告を掲載させて欲しいというお話。料金は,31,500円で,さほどの額でもないので,お願いすることに。
それから10分ほどして,待ちに待っていたマイホーム晴海の相談員の方からのお電話。
順番待ちの順位が上がって,入所の時期が近づいてきたとのことで,その関係の確認(入所希望の有無)と連絡。
健康診断書の用紙を郵送するので,現在入院中の病院で記載してもらって,提出して下さいとのこと。
(追記)
出版社の方から,急用ができて,5時半頃でないと行けそうもないというお電話があったので,先に病院に行ってしまうことに。
11時40分頃事務所を出て,鶴巻温泉駅の隣の箱根そばで鶏肉入りの力うどん(430円)をいただいてから,2時1分に病院に到着。
病室の扉を開け,夫のベッドのカーテンの中に入ったら,夫は目を大きく開いて,仰向きの姿勢で,ベッドにいたが,ベッドの上半分が斜めになっていた関係で,ずり下がってしまい,足を伸ばすことができず,両足とも立膝の状態。
急ぎチームステーションに行って,介護士さんに来ていただき,ベッドを平らにした後,夫の頭を先端に引っ張り上げていただいた。
その後,クリーニング屋さんから届いていた衣類を戸棚に。
マイホーム晴海からの電話の内容を報告して,今日の面会は,これでおしまい。
事務所に戻ったのは,4時15分。
明日の午前中に現地調査を実施する予定の境界紛争事件の依頼者から,天気予報によると,今晩から明朝にかけて,雪が降るようなので,調査の日を別にするか,時刻を後にするか,どうされますかとの照会のメール。
たいしたことはなさそうなので,予定どおりの時刻に〇〇駅に行くので,よろしくお願いしますと返信。
5時半頃,出版社の方が見えて,無事,原稿を渡すことができた。
お茶を飲みながら,20分ほどお話。
亡くなられたお父様も長い間経管栄養だったそう。
お見送りした後,ネットのニュースを見たら,麻生副総理兼財務大臣がその発言を撤回とのこと。どんな発言だったのかと調べてみたら,
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130121-00000042-mai-pol
「<麻生副総理>「さっさと死ねるように」
毎日新聞 1月21日(月)17時37分配信
麻生太郎副総理兼財務相は21日の社会保障制度改革国民会議で、余命の少ない高齢者など終末期の高額な医療費に関連し、「死にたいと思っても生かされると、かなわない。政府の金で(高額な医療を)やってもらうと思うとますます寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらうなどしないと解決策はない」などと述べた。患者を「チューブの人間」と表現し、「私はそういうことをしてもらう必要はない、さっさと死ぬからと(遺書に)書いて渡している」とも発言した。
自身の人生観を語ったものだが、誤解を招きかねない表現で、今後野党が問題にする可能性もある。麻生氏は会議後に「公の場で発言したことは適当でない面もあった」との談話を発表。議事録から削除する意向を示した。また、記者団に「個人的なことを言った。終末医療のあるべき姿について言ったのではない」と釈明した。【佐藤丈一】」
本当にひどい内容。
NHKのニュースでも報道されたよう。
病室のテレビを1チャンネルにしてきたので。夫もベッドの上で,このニュースを見たことでしょう。
おそらく,お向かいのベッドのおじいさんも。
二人とも,こんな発言を気にせず,経管栄養で元気になって,リハビリに励み,一日も早く,口から食べられるようになってね。
2013-01-20
■[弁護士業務][時の話題][療養日誌]1月20日 闘病第605日目 鶴巻療養病棟219日目 東病棟92日目(朝バス停で,今日は面会に)
7時30分頃バス停に行ったら,管理組合の長期修繕計画検討委員会で親しくなった〇〇さんが私の前に並んでおられて,ご挨拶。
〇〇さんも風邪を引かれたそう。お勤め先でもインフルエンザの感染者が出て,予防接種ということになったようだが,「感染と分かってからでは手遅れですよね。」と藁っておられた。
私の方は,まだ声が多少かすれてはいるが,体調はすっかり良くなって,もう大丈夫。
今日は,暖かい昼間のうちに,面会に行って来る予定。
夫が心配しているでしょうから・・・。
(追記)
午前11時に事務所を出て、病院へ。
午後1時1分に到着。
奥のエレベータで、4階東病棟に(看護師さんから、西病棟の廊下は通らないでと言われていたので。)。
夫の病室の扉は閉まっていて、お掃除の方への「この部屋は最後に」という貼り紙。
左隣の病室も同じ。
通りかかった看護師さんに「中には入れないのでしょうか」と尋ねたら、「短時間でお願いします」というお返事。
扉を開けたら、4つのベッド全てにカーテンの仕切り。
夫は、眠っていたが、声を掛けたら、目を開けた。
「大丈夫?。私の風邪は良くなりました。」と言ったが、表情は変わらず。すぐに目を閉じてしまった。
間もなく、担当の看護師さんが見えて、胃ろうに接続されていた昼食用のチューブの取り外し。
夫に「長く居られないようなので、これで帰るわね。また明日来ます。元気で居てね。」と声を掛けたら、目を開けて、もう帰るのかと驚いたような表情。
カーテンの隙間から出て、お向かいのおじいさんに「○○さん、お元気で。」と声を掛けてから、扉の外へ。
看護師さんに「これで失礼します。」と挨拶したら、「遠くから見えたのに、申し訳ありません。」と言われた。
病室に居たのは、5分ほど。
これまでで、一番短い面会だった。
3時15分頃、事務所に到着。
昼食の後、9時55分まで原稿書きの仕事。
最終のバスで帰宅後もその続き。
午前1時30分に就寝。
2013-01-19
■[弁護士業務][時の話題][療養日誌]1月19日 闘病第605日目 鶴巻療養病棟219日目 東病棟92日目(風邪は快方へ,タミフル)
今朝は,昨晩よりも楽になった。
咳は余りでなくなり,寝も下がったよう。
東京弁護士会の高齢者・障害者の権利に関する特別委員会の元委員長さんが弁護士出身の須藤元最高裁判事の後任として最高裁判事に決まったとのニュース。
裁判官出身の方の後任に裁判官出身の女性ということになるのはいつなのであろうか。
昔,女性の最高裁判事第1号の高橋さんが最高裁判事になられた後,東京近辺に勤務する女性裁判官と検事の親睦会である「かすみ会」に出席したが,どういう理由でそうなったのか不明だったが,この会に見えていた高橋さんは,当日配布された会員名簿の会員欄にはお名前が記載されておらず,来賓の扱いだった。裁判官として頑張って来られた先輩の方々による精一杯の抵抗なのかナーとその時,思った。
いつもの時刻に出勤。
依頼者から,「風邪で電車は大変でしょうから,私の車で病院までお送りします」との趣旨の有難いメール。
今日も,インフルエンザの流行で,職員の方々が神経質になっていることもあり,面会は控えた方がよいと考えていたので,その旨返信。
11時頃,夫の主治医の先生から電話。
同室の方がインフルエンザと確認されたので,同室のほかの人にも,これから10日間,タミフルの投与を実施したいので,家族の同意をいただきたいという内容。
http://hobab.fc2web.com/sub6-Tamiflu.htm
「よろしくお願いします。」と返事。
電話でのお話の最初,夫がインフルエンザに感染したのかと驚いたが,その後のお話の内容から,そうではないと分かり,一安心。
今日は,ずっと原稿の執筆関係の仕事。
これから昼食がてら,買物に出かけるところ。
2013-01-18
■[弁護士業務][時の話題][療養日誌]1月18日 闘病第604日目 鶴巻療養病棟218個目 東病棟91日目(現住所の調査,風邪で面会に行けず)
今日は,仕事の方は,異なる3つの事件で,現住所の調査が必要になって,その関係の仕事にかなりの時間を費やしてしまった。
一つは,近く訴え提起を予定している事件で被告に追加する必要のあることが判明した方2名の現住所の調査。
先日請求した改製原戸籍の謄本が届いたので,その中に記載されていた各転籍先の戸籍の附票の写しの請求
二つ目は,審理中の事件で,和解による解決をという話になったが,登記手続の関係で,利害関係人に参加していただく必要があり,私の方から協力をお願いする手紙を送らせていただくことになり,その手紙を本日印刷して封筒に入れたところで,記録の中に記載されている住所にはもう住んでいないのではないかという疑問が生じたことから,手紙を送るのは,現住所の確認をしてからにするのがよいということになったもの。
三つ目は,権利能力なき社団への訴状の送達をしていただけることになった事件について,今朝,裁判所から電話をいただいて,代表者の住所の確認もしておく必要が出てきたもの。幸い,ロッカーの中に積まれていた関係記録の中に,該当する方の住所と思われる記載が見つかったので,その記載のある書類の写しを添付して,担当書記官にFAXで連絡。
昨日の晩から風邪の症状が酷くなり,咳が出て,熱もあるため,今日の病院行きは止めることにして,3時過ぎに,病棟のチームステーションに電話。夫にも伝言していただくようお願い。
4時過ぎに,昭和通りの銀座一丁目郵便局まで行って,定額小為替3枚(200円2枚と300円1枚,手数料300円と合わせて1000円)を買って,戸籍の附票を請求する郵便3通を発送。
外はとても寒くて,風邪がますます酷くなってしまったよう。
月曜日に出版社の方に渡す約束の原稿の執筆を日曜日の晩までに終えてしまわなければならないので,これから帰宅して,寝る前に,まずその仕事をする予定。
2013-01-17
■[弁護士業務][療養日誌]1月17日 闘病第603日目 鶴巻療養病棟217日目 東病棟90日目(被告の代表者資格の証明)
某権利能力なき社団を被告として提起した訴えについて,その団体が原告である場合には提出可能な代表者資格の証明資料の入手が困難なことから,その旨の上申書を提出して,訴状の受付はしていただけたものの,直ちに訴状の送達までするわけにはいかないとのことで,昨年の総会で新たな代表者の選任がされた当時この団体と管理業務の委託契約を締結していた会社の担当部署宛に調査嘱託の申立てをするようにと裁判所から促されて,その申立てをした後,この申立てが採用され,調査嘱託書の送付をしていただいていたところ,先ほど,裁判所から,調査嘱託先から回答が届き,その回答内容から,訴状に代表者として記載されている方を代表者と認めて訴状副本の送達をすることにしたという連絡のお電話をいただいた。
どうなることかと心配していたが,これで,ほっとした。指定された口頭弁論期日は,2月19日。
(追記)
午後1時20分頃事務所を出て,銀座中央通りの銀行に寄ってから,昭和通りまで戻って,東銀座駅から病院へ。
3時55分に到着。
夫は,お風呂から戻ったばかりのよう。
右手のマッサージを始めようとしたら,今日は嫌がったので,やめに。
赤くなっている部分が痒いようで。袖をめくり上げて掻いている。
看護師さんが見えて,「先生にお話しておきました。塗り薬を塗って,少し様子を見てから,酷くなりそうであれば,薬をとおっしゃっていました。」というお話。
バルーンの中の尿の確認に見えた看護師さんが,「今日は,朝から尿が赤い」ということをおっしゃっていたので,ベッドの反対側に回って,バルーンを覗いてみたら,ロゼワインのような色。
どうしたのだろう。
私が多少風邪気味のため,4時45分に「また明日」と言って,エレベータへ。
事務所に戻ったら,一昨日取下書を郵送した家裁から残郵券の返還通知の郵便,先日調停の申立てをした家裁から調停期日の候補日についての照会のFAXがそれぞれ届いていた。
2013-01-16
■[弁護士業務][療養日誌]1月16日 闘病第602日目,鶴巻療養病棟216日目 東病棟89日目(訴状提出へ,また赤くなって)
今朝は,いつもより15分程遅く出勤(自宅でブログを書いているうち8時に)。
まず,昨晩FAXが届いていた家裁の書記官室に電話して,取下書は昨日の朝郵送した旨連絡。
その直後にFAX。先日の打合せの際,渡した訴状案について,依頼者から,修正して欲しいという箇所を数枚の紙に記載した書面。
こちらから昨日送信した補正後の訴状は見ていないよう(雪のため,パソコンのある別棟には行っていないそう)。
電話がかかってきたので,明らかに違うというような箇所は直させていただくが,もう少し詳しく説明しておいて欲しいというようなものは,必要であれば,準備書面に記載すれば済むことなので,直さずにおきたいということなど説明。加入が多くなって,ページ数が増えたら,既にページ数を記入済みの別紙24枚分のページの数字の訂正も必要となってしまうので,大変ということも。
その後,必要と思われる箇所の補正をした後,補正後の訴状4通の印刷と発送の準備。 依頼者から、パソコンが使えないので,振込みの手続きもできず,送金は明日以降になるとの電話がかかってきたので,取り敢えず,印紙代と郵券代は立て替えておくことにして,郵便局へ。
病院に出かける際,裁判所宛と依頼者宛のレターパックを投函。これで,予定通り,家裁の次回期日として指定された日よりも前に調停事件を取り下げて,地裁に訴えを提起するという作業はひとまず完了。
病院へは,4時1分に到着。
夫は,昨日と同じ姿勢で,ベッドに。
お向かいのおじいさんは,今日は,温かそうなジャンバー姿で,壁に寄りかかってテレビを見ておられたが,私が「今日は」と言ったら,「外のお天気はどうですか」と質問されたので「曇りです」と返事。
「まだ雪が残っているのですか」という質問もされたので,「もうほとんど消えてしまいました。」と返事したら,「それは良かった。転ばなくて済むようになったのですね」とも。
夫の右手のマッサージをした後,夫が,左腕を掛け布団に擦り付けていたので,「どうしたの,見せて」と言って,袖を捲ってみたら,消えかかっていた湿疹の跡にまた赤い盛り上がり。
「痒いのね。」と擦ってあげた後,お腹の方の確認もしてみたら,そちらも赤くなっていた。
間もなく,看護師さんが胃ろうへの水分の接続に見えたので,「腕とお腹の湿疹がまた赤くなってしまいました。」と話したら,痒み止めの薬を塗ってくださった後,「今日は,(主治医の)先生がお休みなので,明日先生に診ていただくようにします」とのこと。
看護師さんが病室を出て行かれた後,夫に,「私が面会に来たから分かったけれども,面会に来なかったら,また痒くなっていることになかなか気付いてもらえなかったでしょうね。」と言ったら,夫は,大きく頷いてくれた。
看護師さん達は,胃ろうへの栄養の接続の際,衣類をめくって胃ろうの部分が見えるようにするが,お腹全体を見るわけではないので,朝も昼も,反対側のお腹が赤く腫れているのに気付かずにいたのであろう。
今晩も,インフルエンザによる制限ということで,5時10分過ぎに「また明日」と言って,エレベータへ。
事務所に戻ったら,同じ病院にお母様が入院されているという方から,メールが届いていた。
■[弁護士業務][その他][療養日誌]1月15日 闘病第601日目 鶴巻療養病棟215日目 東病棟88日目(調停事件の取下げ、家族の面会、恩師の訃報)
今朝は、いつもより早く出勤。
昨晩準備しておいた調停事件の取下書が入った封筒を持って、近くのポストへ。
その後、訴え提起の準備。
出来上がった訴状の写しを依頼者にFAX。
修正の連絡は、今晩中にとお願い。
必要な添付書類のうち10日に請求書を郵送した被告の戸籍の全部事項証明書が未着。
2時に事務所を出る際郵便受けを覗いたが、郵便は1通も届いていなかった。
4時4分に病院到着。
病室に入ったら、夫は、モンキーキャットのような姿勢で、頭を枕から上げて前の方を見ていた。
お向かいのおじいさんに面会のご家族。
主治医との面談の後、寄られたそう。
嬉しそうなおじいさん。
インフルエンザとの関係で、今月の散髪は中止とのお知らせが掲示板に貼られていた。
12月は体調不良の時期だったので、散髪していただけず、2月の散髪日までだと、長髪になってしまいそう。
リハビリとレクも暫くお休みとのこと。
今日も右手と右足の自前マッサージ。
胃ろうへの水分の接続の前の痰の吸引のお手伝いをした後、5時に「面会時間の制限を受けたので、明日また」と言って、エレベータへ。
事務所に戻ったら、郵便受けに郵便が数通。その中に戸籍全部事項証明書が入った封筒も。
家裁の担当書記官から、調停事件の取下げの件はどうなったかという問合わせのFAXが届いていた。
遣り残していた別紙一覧表の貼り合わせ(6枚を1枚に)を済ませてから、控え用に原本で提出する謄本類のコピー各2通を取り、提出用の書類(そのうち訴状は別紙を含めて70ページ)2通と控え用2通を整えたところで、10時に。
明日、印紙代等の振込みを確認させていただいてから、郵便局に行って収入印紙と切手を買って来て、郵送の予定。
最終のバスで帰宅。
郵便受けに届いていた年賀状の戻りと一緒に寒中見舞いの葉書。小学校4年と5年の担任の先生の奥様から。昨年2月に転倒が原因で亡くなられたそう。「長い間のご交誼ありがとうございました。」という記載も。
毎年欠かさず年賀状の遣り取りをさせていただいて来た恩師のお一人でした。
2013-01-14
■[弁護士業務][時の話題][療養日誌]1月14日 闘病第600日目 鶴巻療養病棟214日目 東病棟87日目(不動産執行事件の費用の見積り,初雪,鶴巻温泉には雪がなかった)
今朝は,事務所に出てから,某マンション管理組合の管理会社の担当者から頼まれていた不動産執行の諸費用の見積書の作成。
参考資料も添えて,少し前にFAX送信(17枚)完了。
その作業を済ませてから,パソコンでニュースを見たら,都心に初雪という記事。机の横の非常ドアを開いてみたら,雪がしんしんと降っていて,マロニエ通りの車道にも積もり始めている。
帰りに道路で滑らないよう,長靴を履いて病院に行く予定。いつもより,1時間早く出て,1時間早く帰ってくることにしたい。
仕事の残りは,帰って来てからの楽しみに。
これから急ぎ昼食。
(追記)
事務所に長靴を置いてなかったので,新宿での乗り換えの途中,京王デパートの2階の靴屋さんに寄って,ブーツ(牛革,7800円)を購入。
2時1分発の小田原行きの急行に乗車。
約20分遅れで,鶴巻温泉に到着。
手前の伊勢原で,窓の外を見たら,雪は全くなし。
鶴巻温泉も同じ。
風が強くて,途中傘がお猪口になったり,車道に押し出されそうになったりして,少し恐い思いをしたが,3時半過ぎに,なんとか病院に到着。
雨に濡れた髪の毛を拭いてから,病室へ。
お風呂上りの夫が嬉しそうな顔で,迎えてくれた。
テレビの画面には,新橋駅前の様子。
4時半頃,職員の方が見えて,「遠藤さん,電車が停まる恐れがあるようなので,お帰りになった方がよろしいのではないでしょうか。」と言われたので,「電車が停まったら,近くの旅館に泊まることにします。」と申し上げた。
4時45分に担当の看護師さんが見えて,まず痰の吸引。いつものように左手を押さえて,お手伝い。
そして,胃ろうへの水分の接続。
その際,看護師さんから,「今,この病棟でもインフルエンザの感染者が増えてきています。この病室では,まだ感染した方はいないのですが,ご面会の方にインフルエンザが移るといけないので,面会時間を短くしていたただくようお願いしています。遠藤さんは遠くから見えるので,申し訳ないのですが,面会時間をできるだけ短くしていただくようお願いします。」と言われた。
そこで,4時50分に,夫に,「また明日」と言って,エレベータへ。
東銀座の地下鉄の駅の階段を昇って,昭和通りに出たら,まだ雪が残っていたが,雨が降っているので,大分溶けたよう。
事務所の斜め向かいの「てんや」で天ぷら定食(650円)をいただいてから,事務所へ。
起案中の書面の関係で,病院に出かける前に,FAXして欲しいと,メールでお願いしていた書類が,依頼者から届いているのではないかと思っていたが,まだだった。
雪のため,パソコンが置かれている別棟のお部屋の方には行かれなかったのかも知れない。
明日送っていただければ,間に合います。
2013-01-13
■[弁護士業務][修習関係][昔の勤務先の仲間][療養日誌]1月13日 闘病第599日目 鶴巻療養病棟213日目 東病棟86日目(日曜日の事務所,「自由と正義」,「法曹」)
起床後,高校の同窓会の役員宛に,19日の新年会には時間のやりくりがつかないため欠席させていただく旨の連絡(メール)。
6時半から7時半まで起案中の訴状に添付する一覧表の補正。
8時に家を出て,事務所へ。
まず,訴状の起案の続き。
なんとか一通りの記載が済んだところで,別紙も含めて,3部印刷。
そこへ,11時からの依頼者夫妻が来所。
訴状案の内容についての説明が済んだのが,12時半頃。
その後,お願いしていた不動産の登記事項証明書,固定資産評価証明書,戸籍関係の証明書を受け取って,不動産の数が多いので,漏れがないかの確認も。
訴状の記載内容については,更に重要な部分について,説明を補足することにしたいということなどお話しした上で,貼用印紙額と予納郵券額の振込みをお願いした。
遠方の裁判所なので,訴状の提出は,郵送の方法で行なう予定。
1時過ぎに依頼者ご夫妻が帰られた後,昼食をいただきながら,メールの確認と返信。
2時に事務所を出て,病院へ。
4時2分に到着。
夫は,テレビを見ていた。
出掛けに,事務所の郵便受けに届いていた「自由と正義」の夫宛の封筒を鞄に入れてきたので,まずその封を開いて,夫に見せてから,会員の消息欄に目を通したら,弁護修習でお世話になった事務所の大先生(指導弁護士は若先生)と訟務局でお世話になった当時官房参事官だった方のお名前の横に「死亡」という記載。
恐らく新聞の訃報欄に掲載されたのではないかと思われるが,全く気付かず,若先生と元官房参事官には,今年も年賀状を出してしまった。
ご冥福をお祈り申し上げます。
夫にもその記事を見せたら,覗き込んで,確認。
「今日は,お昼に,昼食会に行ったの?」と尋ねたが,黙っていたので,更に,「同じ席の女性の方々から「遠藤さん心配していたわ」とか,「元気になって良かったですね」と言われたでしょう。」と言ったら,頷いて,にっこり。
その後,一緒に,初場所の初日の取組を観戦。
その間に,自由と正義の記事も隅から隅まで読んでしまった。
右手と右足のマッサージをしてから,6時20分に「また明日」と言って,エレベータへ。
病院の隣の食料品スーパーで事務所のトイレ用のトイレットペーパーなどの買物をしてから,鶴巻温泉駅へ。
間もなく,事務所を出て,最終のバスで帰宅の予定。
(追記)
帰宅したら、「法曹」の1月号が届いていた。
法曹会が1月4日から一般財団法人に移行したとのことで、その特集号。
トップの記事は、初代会長に就任された島田仁郎さんの「挨拶」。
相当なページを使っての「法曹会年表」、定款と諸規則も。
2013-01-12
■ [弁護士業務][療養日誌] 1月12日 闘病第598日目,鶴巻療養病棟212日目 東病棟85日目(訴状の起案,誕生日)
朝出勤したら,依頼者の〇〇さんからお電話。3連休のいずれかの日に打合せをとお願いしていたそのお返事。明日来ていただけるとのこと。
病院に出かける間際まで作業していた訴状案とそれに添付予定の別紙一覧表を〇〇さん宛にメール添付の方法で送信。
まだ記載していない部分は,今晩作業して,明日の打合せまでに完成させる予定と付記。
今日は,夫の誕生日なので,新宿駅での乗り換えの際,花屋そなに寄って,小さな花の飾りを購入。赤いバラの花は,特殊加工されていて,1年くらいは持つそう。
4時2分に到着。
「お誕生日おめでとう」と言いながら病室に。
テレビの端に,病院からのお祝いのメッセージのカードがセロテープで貼り付けられていた。
朝,ベッドの傍で,職員の方々が,ハッピーバースデイの歌を歌って,お祝いしてくださったそう。
昨年の誕生日は,老健でノロウィルスによる面会禁止が解除された日で,夫の妹がお祝いに来てくれて,オレンジ色の可愛らしいバラが生けられている花瓶をいただいた。
そのお隣に,私が持って来た花飾りを並べた。
今日も,右手と右足の自前マッサージ。
それが済んでから,夫と一緒に,市川猿之助さんとその息子さんとの感動的な話の番組をテレビで見た。
6時半に「また明日」と言って,エレベータへ。
■[弁護士業務][療養日誌]1月11日 闘病第597日目 鶴巻療養病棟211日目 東病棟84日目(法律相談、病院の公開セミナーに出席)
いつもより1台早いバスで出勤。
10時に法律相談の方が見えた。
3年くらい前に相談に見えた方。
途中道路が混んでいたようで、車で2時間近くかかったそう。
最後に、「裁判所への手続きをお願いするとしたらどの位の費用が必要でしょうか。」と聞かれ、出廷日当については、経済的に大変そうなので、「3回目までは無料、4回目から1回1万円」と答えたが、遠方なので、1日掛りの仕事になってしまう。地元の弁護士さんにお願いできるといいのだが・・・。
最近弁護士登録をした元裁判官の方が近くにお二人おられるので、お願いしてみようか・・・。
11時半頃お帰りに。
その後は、訴状の起案の続き。
2時に事務所を出て、病院へ。
夫は、顔もふっくらしてきて、元気そう。
昼の時間起きていたようで、車椅子の上に靴下。
作業療法士さんが見えて、「明日から昼食は、昼食会の席で摂っていただきます。」というお話。
右手と右足の自前マッサージ。
毎日続けているが、その効果は出てきているよう(私の手で感じられる)。
4時50分頃、男性の看護師さんが胃ろうへの水分の接続に。
テレビの画面にブリ。
「今おいしい時ですね。」と看護師さん。
その話の後、「フグ鍋もおいしいでしょうね」と言われたので、私が、「昔、主人が、毎日浅草のフグ料理のお店に通って、フグの白子焼を「おいしい、おいしい」と言いながら食べているうち、痛風になってしまい、私が仙台への単身赴任中で,大変な思いをしたようですが、誰も同情してくれませんでした。」という話をしたら、看護師さんが、「あっ、遠藤さんが笑っている」と驚いたような声。
夫は、時々しか見えないこの看護師さんの前では、いつも目を閉じて、澄ました顔ばかりだったが、この時ばかりは、私の話を聞いているうち,自分でもおかしくなって、思わず笑い顔になってしまったのでしょう。
6時から7時過ぎまで、南別館の6階の多目的ホールで開催された公開セミナーに出席。
「社会保障の見直しの方向とこれからの医療・介護」という題で、中村秀一さん(内閣官房社会保障改革担当室長)の講演(3日前に玄関の受付の各種案内書類の入れ物に入っていたチラシを見て,申し込んでいた。講師のご経歴を見たら,昔厚生省に勤務していた私の下の弟と同じくらいの年齢なので,もしかしたら,職場で親しくしていただいていた方かもしれず,演題の方も今一番関心を持っている問題なので,是非聴いておこうと考えたもの。)。
http://www.sankikai.or.jp/tsurumaki/patient/enter/room.html
定員60名の会場は満席。
短い時間だったが、良く整理された分かりやすいお話で、内容も良かった。
事務所に戻ったのは、9時半。
青森市役所から,7日に請求書を郵送した改製原戸籍の謄本が届いていた(お手数をおかけしました。この次は,この書類から判明した転籍先の戸籍の附票の請求へ。)。
最終のバスで帰宅。
2013-01-09
■[弁護士業務][療養日誌] 1月9日 闘病第596日目 鶴巻療養病棟210日目 東病棟83日目(高齢者倶楽部の新年会の申込み,朝一番の申立て,目を開けてヨ)
今朝は,8時に家を出て,まず近くのマンションにお住まいの高齢者倶楽部「千歳会」の役員さんのお宅へ。昨日連絡いただいた26日正午からの新年会の申込み(会費3500円)。昨年は夫が脱水症状で大変な時期だったので,欠席。
その後,新島橋からバスに乗って,銀座四丁目で下車。事務所には寄らず,丸の内線で霞が関まで。
家裁に到着したのは,8時45分。
地下の売店で,収入印紙1200円と郵券800円を買って,事件受付へ。
番号札は1番。
すぐに受け付けていただけたが,郵券は,1000円になった(80円10枚,10円10枚,50円2枚)とのことで,もう一度売店へ行って,不足分の郵券を購入して,担当の方に渡した。
申し立てたのは一般家事調停で,事件番号は,(家イ)第100号。昨日までに99件もの申立てがあったということになる。
事務所に戻ってから,依頼者に報告のメール。
その後は,午後2時まで,今月半ばに提出予定の訴状の起案。
そして,病院へ。
4時2分に到着。
夫は,今日も元気そうな様子。
右手と右足のマッサージ。
4時45分頃,男性の看護師さんが胃ろうへの水の接続に。
「よく眠っておられますね。」と言われたので,「目を閉じているだけなのです。いつも入院すると,こんな状態になってしまうのです。」と説明した後,「お食事を繋いでいただく時は,ちゃんと目を開けて,看護師さんにありがとうございますとご挨拶しなければ駄目よ」と言ったら,夫は,ちょっと目を開いて私を見たが,すぐ目を閉じてしまった。「いいんですよ」と看護師さん。
お向かいのおじいさんは相変わらず。
6時半に「また明日」と言って,エレベータへ。
事務所に戻ってから,郵便受けに届いていた明日打合せ予定の事件の相手方の準備書面を依頼者宅にFAX。
■[弁護士業務][弁護士会関係][療養日誌]1月8日 闘病第595日目 鶴巻療養病棟209日目 東病棟82日目(新件受任 マッサージ 会費の振替)
今日は10時から打合せ。
赤いバラの花束をいただいた。
新件受任。
2時に事務所を出て、病院へ。
4時3分到着。
夫は、元気そうな表情で、テレビを眺めていた。
お向かいのおじいさんは、今日も家族が来ないと言って、怒っていた。
右手と右足のマッサージをしていたら、看護師さんが胃ろうへの水の注入に。
途中で痰の吸引を1回。
5時半頃、作業療法士さんが見えて、「昼間、車椅子に座っていただきましたが、血圧が上がるようなことも無く、大丈夫でしたので、これから少しずつ起きていただくようにします。」とのお話。
6時半に「また明日」と言って、エレベータへ。
事務所に戻ったら、夫宛に弁護士会からの封書。
何かと思ったら、12月分の会費の引落しができなかったので、1月15日に2か月分の引落しをするので、よろしくというもの。
12月10日頃会費分の入金をしたはずなのにどうしたのだろうかと調べてみたら、11日に旅行会社のカードの年会費の引落としがされていたために残高が500円不足になってしまっていたためと判明。
弁護士会からの手紙には引落しの口座の変更をされるようでしたらご連絡下さいとも記載されている。私の口座にしてしまえば、毎月の夫の口座への入金をする手間が省けるのだが・・・。
2013-01-08
■[弁護士業務][時の話題][療養日誌]闘病第596日目 鶴巻療養病棟210日目 東病棟83日目(年始の挨拶回り,親族の面会)
今朝は,出勤後間もなく,複合機のメンテナンス業者から,「まだ具合が悪いようですね」と電話がかかってきて,複合機の修理に伺いたいとのこと。不在の時届いたFAXの一枚目が詰まってしまうので,午後2時までに済ませていただくようお願い。
11時頃,依頼法人(NPO)の事務局長さんと債権管理の担当者が年始の挨拶に。ついでに事件の打合せと4月からの契約内容の変更についてのお願いも。
1時20分頃,メンテナンス業者が来所。
1時45分に修理完了。
法律相談の希望の電話。
20日過ぎと言ったら,なんとか早くとのご希望で,11日に来ていただくことに。
小型複合機で宛名印刷を済ませた年賀状をポストに投函してから,郵便局で定額小為替を購入して,戸籍請求の郵便2通も投函してから,病院へ。
4時2分到着。
夫は,お風呂の後で,昨日着替えの袋の中に入れておいた新しいTシャツを着ていた。
お向かいのおじいさんが藤色の上下を着ていたので「とてもお似合い」と言ったら,「誰も面会に来てくれないので,浴室で着替えがなくなってしまい,病院から借りたものなのです。」というお話。
その後,見えた職員の方々が戸棚やロッカーの扉を開いて確認したが,下着も含めて衣類が何もないとのこと(これまでに着ていたものはクリーニング屋さんに)。
「お宅はいいですね。奥さんが毎日来てくれるので。」とおじいさん。
余りにも気の毒なので,夫の衣類をどうぞと言いたいところであったが,職員の方が,「お家の方に電話してお願いします。」と言われたので,遠慮。
夫は,体調が良くなってきたよう。
6時半に「また明日」と言って,エレベータへ。
2013-01-06
■[弁護士業務][裁判手続][療養日誌]1月5日 闘病第595日目 鶴巻療養病棟209日目 東病棟82日目(広告料、リハビリテーション実施計画書、判らないのは無理もないが・・・)
朝出勤して間もなく、来訪者。
案内標識の広告料の集金。
「ずっと見えなかったので、止めになったのかと思っていたのですが・・・」
「いつも留守だったので・・・」
との遣り取りの後、請求額を支払い、もう止めにして欲しいと言ってみたが、今年限りと記載してサインして欲しいと言われた書類にやむを得ずサイン。
弁護士登録した直後から広告料(3か月に1回3000円を支払うようになったが、この標識、どこにあるのか、実は、一度も見たことがない。
3月で事故後3年が経過し、時効消滅の恐れがある相談案件について、問い合わせをしなければと考えていたところ、ご本人からメールが届いていたので、1月の末に来所していただき、2月中に請求の手続をとれるよう準備したいと返信。
その後、家事事件の申立準備。
事情説明書に別紙として添付する予定の経過などの説明書の案を依頼者にメールで送信。
年賀状のチェックと返信分の印刷をした後、2時に事務所を出て、病院へ。
地下鉄に遅れがあって、新宿でいつもの快速急行に乗れず、病院へは4時15分に到着。
病棟の事務の方からリハビリテーション実施計画書を受領。1月3日付けで作業療法士さんが作成されたもの。
リハビリは体調が良くなってから開始することにしたい旨の記載。
前回の計画書の作成者は理学療法士(女性)さんで、夫の状態について良く観察していただいているなと思える記載内容だったが、今回のものは、そうではなかったので、がっかり。各項目の評点が、理解力、記憶力、人の見分けなども含めて、すべて最低の1ばかり。そんなことはありませんヨ。
夫ががっかりして、この療法士さんに対して更に無視の態度を強くするようになってしまってはいけないと考え、「リハビリはもう少し経過を見てからと書いてあるわ」と説明するに止めて、書類を見せるのは止めにした(夫は、病気になる前から、「こいつは駄目だ」と思った人物に対しては徹底して無視の態度をとり続けるという困った信念の持主)。
胃ろうへの栄養と水分の内容が今日から変更された。
朝と昼の分だけで、早速その効果が現れたようで、看護師さんから「便が普通の硬さになりました」との報告。
「主人の身体はとても敏感のようなのです」と、前にカロリーの調節による減量をした時の話をした。
6時半に「また明日」と言ってエレベータへ。
事務所に戻ったら、昨日控訴理由書の提出をした事件の依頼者からのFAXが届いていた。
こちらから郵送した提出書類の写しのお礼の後に、次に高裁に提出する書類にはこれこれの内容も書いて欲しいということが、丁寧な文字で沢山書いてある。
控訴理由として主張したのはすべて本案前の問題(その内容は,私のブログの(続)の方に主要部分のみ掲載http://tamago2.exblog.jp/)。
本案についての主張は、原判決が取り消されて、事件が地裁に差し戻されてからのことになるということの説明を記載した書面を作成して、10時近くにFAX。
打合せの席や連絡の文書でこれまで何度も説明してきたはずなのに、全く理解されていないよう。
素人の方なので、無理もないとは思うものの、がっかり。ご本人は、控訴理由書の中に(本案の争点である)言いたいことが何も書かれていないと思われたに違いない。
ご親戚に裁判所の職員の方がいらっしゃるので、そちらによく説明してもらって下さいとの付記もさせていただいた。
2013-01-04
■[弁護士業務][時の話題][裁判手続][療養日誌] 1月4日 闘病第594日 鶴巻療養病棟208日目 東病棟81日目(寒風の中御用始めの裁判所へ,ご丁寧な年始客,年賀状の返信。主治医からの説明)
今朝は,家を8時に出て,裁判所へ直行。
有楽町駅前でバスを降りてから,日比谷公園の中を通って裁判所までの道は,とても寒かった。
10階の地裁民事38部の書記官室には,まだ9時前で,職員は男女各1名だけ。
「おはようございます。8日が提出期限の控訴理由書をお持ちしました。」と言ったら,男の方がカウンターまで来られて,間もなく,「この事件の記録は,高裁に送ったので,高裁に提出してください。」というお話。
「高裁の何部でしょうか。」と尋ねたら,「判りません。高裁で聞いてください。」というお返事。
その遣り取りを聞いていた女性の方が,「高裁に電話して聞いてあげたら」と言ってくださり,男性がその電話をして,事件番号と担当部が判明。
そして,16階の高裁の第1民事部へ。
こちらの書記官室も少人数。
カウンターのすぐ近くの女性の方に「控訴理由書を地裁に持って行ったのですが,記録は既にこちらに送られていると言われたので,伺いました。」と言ったら,調べてくださって,「こちらの部に係属している事件ということが確認できました。只今受付けとさせていただいて,担当の方に渡します。」とのこと。
そこへ奥の席におられた女性の方がカウンターのすぐ傍まで来られて,にこやかに「ご苦労様です。」とおっしゃったので,「お世話になります。お手数をおかけしますが,よろしくお願いします。」とご挨拶。
事務所に戻ってから,裁判所のホームページで裁判官の構成を確認してみたら,部総括の裁判官は,昔,私が訟務で担当した国がIATA加盟の外国の航空会社各社に対して特別着陸料の支払いを請求した事件の準備手続で,てきぱきお仕事されて,非常に感心した左陪席の判事補だった方。
依頼者に控訴理由書を提出したことと既に記録が高裁に送られていたことなどを報告。
その後,家事事件手続法の施行に伴う新様式の申立書による申立準備中の家事事件の依頼者から、昨日こちらからのメールでお願いしていた照会事項についての回答がメールが届いていたので、その返信。
それが済んでから、筆まめ住所録とアイウエオ順に並べた年賀状とのチェック。
こちらから出していない方々への宛名印刷。
作業の途中で,いつもご丁寧な依頼者の〇〇さんから,新年のご挨拶に伺いたいという電話(暮にもお菓子と卓上カレンダーを持ってご挨拶に見えた)。
いろいろと仕事が立て込んでいて,非常に忙しいので,ご挨拶は結構ですと断わったが,2,3分で帰るので是非と言われ,おいでいただくことに。
12時少し前に見えて,15分程でお帰りに。
大きな正方形の文明堂の年賀用のカステラをいただいたので,昼食代わりに4分の1ほど切っていただいてから,1時過ぎに事務所を出て,まず五丁目の銀行2行へ行って出金と入金。
その後,シルバーパスの利用ができる東銀座駅から都営地下鉄経由で,病院へ(シルバーパスは,本当に助かります。昨年4月末まで,毎日自宅から事務所へのバスの往復に使用していた定額定期券は月額1万円,一昨年のリハビリ病棟への入院中,病院への面会用に使用していた銀座(銀座線)から赤坂見附で乗換えの新宿(丸の内線)までの地下鉄(東京メトロ)の3か月定期券は約2万円でしたので,夫が鶴巻温泉病院に再入院した昨年6月からの半年分で総額約10万円の出費を節約できた計算になります。1年間では20万円にも。シルバーパスの発行料金は,住民税の課税がされているということで,20510円,非課税の方は1000円余り)。
4時少し前に病院に到着。
受付で,各種保険証の確認(今月12日から有効となる後期高齢者医療証も)と12月分の入院費の領収書の受領。
看護師さんから,主治医に診ていただいた結果,便が少し柔らかいので,栄養と水分の内容を少し変えるということになりましたという説明。
5時頃,主治医の先生が見えて,その関連のご説明。栄養の量は,1食100カロリー増えるそう。
6時半に「また明日」と言ったら,夫が泣き顔になって、声も(もう少し居て欲しいということなのだろうか)。
「元気でいてね」と言って,エレベータへ。
お隣の食料品スーパーに寄ったら、中華のオードブル5点盛り980円が半額になっていたので、購入。
6時51分発の新宿行きの急行で新宿へ。
事務所のビルの1,2階のイタリア料理のレストランは今日から営業。
地階のお好み焼屋さんは7日から。
■[弁護士業務][療養日誌]1月3日 闘病第593日目 鶴巻療養病棟207日目 東病棟80日目(控訴理由書案、夫は初入浴、最終の深川車庫行きのバス)
事務所に出てから更に手直しした跡、控訴理由書案を添付予定の参考資料も添えて、依頼者宅にFAX送信。
枚数が多過ぎたようで、途中でエラーに。
先方に電話して、参考資料は外して再送信。
やはり途中でエラーの状態になってしまったが、見ていただく必要のある部分までは送信できたようなので、FAXはそれまでにして、検討のお願い。
1時間ほどして、OKとのお返事。
更に誤記などないかどうかもう一度チェックしてから提出の準備をすることにして、印刷済みの書面を布袋に入れて、2時に事務所を出て、病院へ。
今日も、小田急線の優先席で、書面のチェック。変換ミスなど4箇所訂正。
病院へは4時2分に到着。
今年初めてお風呂に入れていただいたようで、青の縞模様のTシャツに着替えていた。
右手のマッサージを10分ほど。
右足を見たら、かさかさの状態。ウェットティシュウで暫く擦ったら、かさかさの部分が剥がれて、滑らかな状態に。お風呂でもう少し強く擦っていただけると綺麗になるのだが・・・
6時半に「また明日」と言って、エレベータへ。
ドアが閉まる直前、夫が、布団の中から左手を出して上に挙げたのが、見えた。
事務所に戻ってから、書面の補正をして、印刷。明朝提出する準備完了。
今夜も、10時36分発の深川車庫行きの最終バスに乗って、勝どき端南詰で下車して、帰宅。
手が凍えそうな寒さだった。
2013-01-03
■[弁護士業務][療養日誌]1月2日 闘病第592日目 鶴巻療養病棟206日目 東病棟79日目(トナーの注文,控訴理由書の起案,結婚記念日)
昨晩事務所に戻ってから,小型複合機のトナーのうちブラックが随分少なくなっていることが判り,今朝,出勤前にパソコンで調べてみたら,通信販売で廉く買えるものがあることを知ったので,その注文を手続。
今朝事務所に出たら,注文先から発送準備を済ませたという連絡のメールが届いていた。
そのほかのメールの確認を済ませてから,控訴理由書の起案の続き。
朝、コンビニに寄って、昼食用に買ってきた幕の内弁当を食べるのも忘れて,2時まで一気に作業。一応最後まで書き終えたので,印刷して布袋の中へ。
2時に事務所を出て,病院へ。
小田急線の車内(優先席)で,書面の誤記の訂正や説明の加入。
病院には4時丁度に到着。
夫は,今日も黄緑色のTシャツ姿で,ベッドの中。
看護師さんが痰の吸引に見えたので,夫の右手を押さえて,嫌がる夫が看護師さんの手を払いのけないようにした。
胃ろうへの水分(ポカリスエット)の注入が始まった後,夫に「今日は1月2日。何の日でしょう。」と尋ねてみたが,知らん顔。
「結婚記念日」と言ったら,「アーアー」と声を出した。
「アーアーだけでなく,イーイーとか,ウーウーとか言ってみてヨ。口の形を変えればできるはずよ」と言ってみたが,口を閉じたまま。
6時半に「また明日」と言って,エレベータへ。
事務所に戻ったら,年賀状が20枚ほど届いていた。
最終バスで帰宅。
自宅の郵便受けにも年賀状が10枚ほど。
2013-01-01
■[弁護士業務][時の話題] [療養日誌] 1月1日 闘病第591日目 鶴巻療養病棟205日目 東病棟78日目(元旦,年賀状)
今朝は,6時半に起床。新聞受けから良く入れられたと感心した重く厚い新聞を取り出して,一通り目を通した後,一人分のお雑煮を作って,いただいた。
その後は,8時半まで起案の続き。
着替えをして,1階の郵便受けへ。
年賀状が届いていた。
フロントの管理員(女性)に新年のご挨拶。
年賀状は,取り敢えず,紙袋に入れて,事務所に着いてから見ることに。
8時45分にバス停に到着。
道路を隔てたお向かいの月島警察署から警察官6名が出てきて,そのうちの2名がパトカー2台に乗り込んだ。そして,ランプが点いて,サイレン。他の4人は,パトカーの前。
どこかで事件が発生して,緊急出動なのかと思ったら,パトカーの中にいた人が二人とも降りてきて,6人揃って,警察署の中に。
元旦の儀式だったのだろうか。
余り事件のない平和な警察署。
今年もよろしく。
8時55分に東京駅南口行きのバスが到着。誰も乗っていない。
運転手さんに「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」と挨拶して乗車。運転手さんからもご挨拶。
9時15分頃事務所に到着。
新しいタイムカードの用紙に年月と氏名を記入して,機器に挿入。
昨晩セットしておいた年賀状の文面印刷は済んでいたので,更に葉書をセットして続きの印刷。
暫くして,黒のトナーがなくなったという表示が出たので,買置きしてあった黒のトナーをセット。
台所で洗い物をしていたら,電話のベル。
仙台の夫の兄からだった。
「自宅に電話したけどお留守だったので,まさか元日から事務所にいるとは思わなかったけど架けてみました。」とのこと。義姉にもご挨拶。
年賀状全部に目を通した。約400枚。
まだ出していない方が大勢。
事務所宛の年賀状は,まだ配達されない。
銀座郵便局は,いつも配達が遅い。
あいうえお順に並べてからでないとチェックがしにくいので,その作業は,後回しにすることにして,まずは,起案の続き。
(追記)
午後1時50分に郵便受けの確認に行ったが,何も入っていなかった。
銀座郵便局は元日に年賀状の配達をしないのだろうか。
問合せの電話をしてみたら,配達の最中なので,お待ち下さいとの回答。
2時に事務所を出て,病院へ。
4時2分に到着。
夫は,黄緑色のTシャツ姿で,枕から首を上げて,にっこり。
看護師さんが見えて,新年のご挨拶。
「すてきな服ですね。良くお似合いですよ。奥様に買っていただいたのとお尋ねしたら,嬉しそうに頷いておられましたよ。」というお話も。
お向かいのおじいさんは,「家族が面会に来ていないか」と職員に繰り返し質問。
持参した年賀状の中から夫の知合いからのものを選んで夫に見せた。
最初は,眺めていたが,そのうちに目を閉じてしまったので,私が読み上げる方法で,差出人と添書きなどを紹介。
その後,ベッドの隣で,あいうえお順に並べる作業。
6時30分に病院を出て,事務所へ。
お腹が空いていたので,事務所の手前のラーメン屋さんに寄って,味噌ラーメンと餃子をいただいてから,事務所へ。
郵便受けに年賀状が52枚届いていた。
これから最終のバスで帰宅。