銀座のマチ弁(弁護士遠藤きみのブログ) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2013-05-13

[][]5月13日 特養14日目(早朝の面会,各種証明書の郵便請求,夫の妹が面会に,ご無沙汰しました) 14:52

今朝も午前5時前に起床。

5時10分頃,ドアを開けたら,朝刊が届いていた。毎朝,警備員さんが新聞を購読している全戸に配達してくださる。

 入居2年目に管理会社が交替した時点から始まった有難いサービス。

 1階の郵便受けまで取りに行くには,寝巻きのままでは駄目なので,大変。

 夕刊は,勤務先からの帰宅の際,郵便物と一緒に出せばよいので,新聞配達の人が郵便受けに入れる。

 今朝の新聞には,特養の個室化政策がうまくいかなくなってきているという話が大きく掲載されていた。

 私は,相部屋の方が職員の方々が絶えず出入りして,その都度,様子を確認したり,声を掛けたりしていただけること,同じお部屋の方々の様子を眺められるのは,本人にとって,とても有益なことなどと考えて,相部屋を希望し,現在は4人部屋。

 一昨年の12月半ばから昨年の6月初めまで老健に入所していた時は,ずっと個室だったが,ノロウィルスの感染騒ぎの最中,約半月の間,面会禁止になって,夫に会えずにいた間に,職員不足で大変だったそうだが,全失語で口が聞けず,また極端な器械音痴のため,ナースコールを押そうともしない夫は,半月もの間,1日2回の胃ろうへの栄養の接続と定時のおむつ交換以外は,扉を閉め切った状態の個室に放っておかれていたようで,面会禁止が解けて,私が面会に行ったら,見る影もなく,痩せ衰え(入所時52キロだったはずの体重が44キロに),枯れ草のような状態になっていて,車椅子に腰掛けさせてもへなへなになって,前に崩れてしまう酷い状態になってしまっていて,余りのことにびっくりした(虎の門病院の救急センターに連れて行って,脱水症と診断され,尿素窒素値は90余りにもなってしまっていて,6月に鶴巻温泉病院の療養病棟に入院させていただけるようになるまで,余り下がらず,このまま腎不全の状態になって,腎臓透析を受けなければ生きていけなくなってしまうのではないかと心配される状態になったのであるが,鶴巻温泉病院では,病棟のスタッフの皆さんに24時間見守られながら,温かい心のこもった医療看護介護,リハビリ,栄養管理などを受けることができたお陰で,退院直前に特養に提出した健康診断書に記載された尿素窒素値は21という嬉しい値になっていた。)ということがあったが,相部屋だったら,こうまで酷い状態にならずに済んだのではないかと考えている。

http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201305120338.html

 8時少し前の亀戸行きのバスで,特養へ。

 今朝も,面会票は2番。

 私よりも早く見えた方がいるわけではなく,1番の面会票が無くなってしまっているのではないかと推測される。

 部屋に行ったら,夫は朝食後の休憩タイムで,上半身斜めの姿勢。

 「4時に〇〇さん(夫の妹)が見えるので,楽しみにしていてね。」などと言いながら,右手のマッサージだけして,5分程でお別れ。

 月島第三小学校の前の「晴海一丁目」という停留所から新橋行きのバスに乗って,事務所へ。

 8時50分に到着。

 相続人の存否確認の関係で除籍謄本2通,不動産関係の事件で閉鎖登記簿謄本1通の各郵便による交付申請の書類を作成してから,昭和通りの郵便局へ。750円の定額小為替2枚を200円の手数料を払って購入してから,登記簿の交付申請用の収入印紙600円の購入も。3通の封書を郵便の受付に差し出して,事務所に戻り,昼食。

 先日空中写真の申込みをしたつくばの地図センターから宛名は会社名でなく,個人名でよいのかという照会の電話。

 その後も,事務所で仕事をしていたら,事務用品関係の会社の新入社員による飛び込み訪問が2回続けて来た。

 二人目の新人さんからは,サービスとして,「シュレッダーの掃除を是非させて下さい」と言われたので,綺麗にしたばかりと中を見せて,お引取りいただいたが,帰りがけに,「一杯になったら,呼んでください」と言われた。

 みなさん,大変ですね。

 

 義妹との待ち合わせの時刻が4時なので,3時半頃事務所を出て,特養に向かう予定。

(追記)

 月島四丁目の停留所まで来た時,バスの横を義妹が通り過ぎるのが見えた。

 隣の晴海一丁目で降りて,朝潮橋の上で,義妹を出迎え。

 夫は,ベッドに寝ている状態の時はなかなか目を開けない。時々,「チラッ」と目を細く開けて,周りを観察。

 今日は,私と義妹の話を聴いている。

 4時45分に「また明日の朝」と言って,夫とお別れ。

 部屋を出る時,義妹が「マコちゃん,寂しそうな顔してる」と言ったので,振り返って見たら,夫が大きく目を開いて,こちらをじっと見ていた。

 特養の玄関を出てから,川沿いの桜並木を通って,トリトンへ。

 花一杯の庭を案内してから,三階のレストラン街へ。

 お寿司屋さんで,おいしいお寿司をいただきながら,夫のことや,先日のお葬式の時のことなどいろいろなお話。

 帰りは,動く歩道から晴海通りを歩いて,勝どきの交差点へ。

 大江戸線の入口で義妹と別れた後,勝どき橋南詰めからバスに乗って,銀座四丁目へ。

 事務所に戻ったら,暫くご無沙汰していた遠方にお住まいの依頼者から,今朝私がお送りしたメールに対するお返事。

 お元気なご様子で良かった。

 近いうちに打合せをさせていただく予定に。

 

 最終バスの時刻まで,依頼者の希望で,打合せの日時が,当初予定していた22日から,1週間余り早い明日になった事件の準備書面案(今月31日までに提出予定)の作成