2013-05-12
■[弁護士業務][介護日誌] 5月12日 特養13日目(書証の提出準備,女の子の慰問)
今朝は,7時半頃自宅を出て,事務所へ。
その後,枚数が多い上,A3が大部分というFAXではとても送信できない書証の提出準備。
裁判所,相手方,依頼者2名分,そして記録用と5部必要なので,大量のコピー取りと,製本までに随分時間がかかり,取り敢えず,裁判所と相手方代理人宛のものを送付書と一緒にレターパックに詰めて,投函の準備ができたのは,12時丁度。
他にも書類の入手ができ次第,FAX送信の方法で提出する予定の書証があるので,証拠説明書はまとめて次回期日前に提出する旨送付書に付記。
原本は,40年ほど前から大切に自宅の書庫で保管してきた貴重な資料。他の事件でも役に立ったことがある。
今日は,これから特養に出かけるところ。
バスに乗る前に,レターパックの投函。
(追記)
晴海一丁目のバス停で降りてから,特養の建物に入る前に,川沿いの桜並木を,トリトンまで歩いてみた。トリトンの花一杯の庭園までは,エレベータで上がれることを確認。これなら夫の車椅子を押しての散歩コースとして,大丈夫。
夫の部屋に行って,「今日は」と挨拶したら,夫はお風呂上りのようであったが,この暑い日に,着替えたポロシャツの上に,数日前から着ていた毛糸のベスト。
「暑いでしょう。」と言いながら,脱がせた後,ウェットティシューで顔や首を拭き,小さな団扇で暫く扇いでやった。少し赤かった顔が,普通の色に。
今日は,四階の多目的室で,お買物サロンという掲示が出ていたので,ちょっと覗きに。
カラフルな婦人物の衣類が沢山並んでいて,紳士用も少し。
おばあさん達が,家族の方々と一緒に「よく似合いますよ」「もう沢山あるから,今日はいいの」などと言いながら,楽しそうにお買物。
部屋に戻ったら,2時からロビーで女の子が歌を歌いに来るとのこと。
夫を車椅子に移していただいて,ロビーへ。
入所者の曾孫さんとのこと。
可愛らしいドレスを着て,演歌4曲を熱唱。
小学校5年生で,小さい時から,喉自慢に出場したりして,歌ってきたそう。
最後に,入所者一人ひとりと握手。
夫と握手していただいた後,二人で記念写真。
可愛らしい笑顔のお嬢さんの隣で,夫も穏やかな表情で写った。
また来月来てくださるそう。
小学生の時,クラスで一番歌が上手だったというおばあさん(他人)が,何度もこのお嬢さんを抱きかかえて,「とても良かったわ」と涙を流しながら,別れを惜しんでいた。
10分くらいしてから,部屋に戻って,ベッドに移していただいた。
4時に「また明日」と言って,お別れ。
夫は,目を閉じていたが,微笑んでいた。
帰りは,清澄通りに出て,以前,勝どきに転居して間もない頃,よく夫と一緒に買物をした区民センターの斜め向かいの「フジマート」に寄って,食料品の買物をした後,「月島第一小学校前」のバス停から新橋行きのバスに乗って,事務所へ。
■[裁判員制度]5月7日開催の裁判員制度の運用に関する有識者懇談会の資料
制度発足から本年2月までの実施状況についての統計資料などが、最高裁のホームページに掲載されました。 http://www.courts.go.jp/saikosai/iinkai/saibanin_kondan/index.html
その中から、
実施状況 http://www.courts.go.jp/saikosai/vcms_lf/80823004.pdf
国民の意識調査の結果