朝鮮総連本部購入、最福寺が断念 再入札へ東京都千代田区の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地、建物を競売で落札した鹿児島市の宗教法人最福寺の池口恵観法主(76)は9日、代金約45億円を調達できず購入を断念したことを明らかにした。10日の期限までに代金を納付しなければ落札資格を失い、中央本部の競売は白紙に戻され、再入札が行われる。 総連中央本部の土地、建物は3月、東京地裁の入札で約26億6800万円の売却基準価格に、最福寺が45億1900万円の最高価格を付けて落札。東京地裁が売却許可決定を出した。 再入札は夏ごろに実施の見通し。同寺は入札に参加できず、支払った保証金約5億円も没収。 【共同通信】
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