肝臓が弱ったらゴキブリを飲め! 生薬の原料になる虫たち
生薬には、植物以外のものもいろいろと利用されています。
今回は、その中から虫を使った生薬についてまとめ、紹介します。
なんと、あの嫌われ者の虫も薬になっていました!
※虫嫌いの方はご注意ください
■セミ
(C)OpenCage さまの写真をお借りしています。
蝉退(ゼンタイ)
蝉の抜け殻
効能
解熱作用、鎮痙作用
咽喉炎や結膜炎、ジンマシンにも良いとされる。
■サソリ
(C)OpenCage さまの写真をお借りしています。
全蝎(ゼンカツ)
キョクトウサソリを食塩水に浸した後、乾燥させたもの
効能
めまい、ふるえ、痙攣を改善
痛みを止め、腫れ物や便秘にも良いとされる。
■カイコ
素材ボックス さまの写真をお借りしています。
蚕沙(サンシャ)
カイコの幼虫の糞
効能
活血、止痛
四股の運動障害や湿疹、掻痒にも良いとされる。
白彊蚕(ビャッキョウサン)
キノコに寄生されて死んだカイコの幼虫
効能
解熱、鎮痙作用
喘息、破傷風などにも良いとされる。
■ゴキブリ
graftedno1さまの写真をお借りしています。
シャ虫(シャチュウ)
シナゴキブリ、サツマゴキブリを乾燥させたもの
効能
血液凝固抑制作用、肝障害改善作用
月経不順にも良いとされる。
■困った時の虫頼み?
あなたのお困りの症状にあった虫はいましたか?
ゴキブリやカメムシを飲むのは大分勇気がいるかも知れませんが、
意を決して利用してみてはいかがでしょうか?
しかし、最初にゴキブリを飲んだ人は勇気がありますね。
自分にはとてもじゃないですができません。
<<凱旋門 昇>>
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