漫画「はだしのゲン」が松江市内の小中学校の図書館で自由に読めなくなっている問題で、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)は23日、閲覧制限を各校長に求めた松江市教育委員会に、従来通り自由に閲覧できるよう求める要請書を送った。
トピックス「はだしのゲン」要請書で、日本被団協は「はだしのゲン」について「原爆の実相を伝える作品であり、国内外で原爆を知る必読の本として評価されている」と指摘。これまで国連本部の図書館などに寄贈し、感謝を受けてきており「閲覧制限しなければならない理由はない」と松江市教委の対応を批判した。