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海水の放射能急増、1週間で8〜18倍 福島第一の湾内

朝日新聞デジタル 8月24日(土)5時47分配信

海水の放射能急増、1週間で8〜18倍 福島第一の湾内

タンクを調査する原子力規制委員会のメンバーら=23日、東京電力福島第一原発、原子力規制委提供

 東京電力は23日、福島第一原発の港湾内で採取した海水の放射性トリチウム(三重水素)の濃度が1週間で8〜18倍に高くなったと発表した。1〜3号機周辺の地下水汚染の発覚で、監視を強めた6月以降では過去最高。港湾外への放射能汚染の拡大が進んでいるとみられる。

 東電によると、原発から約500メートル離れた港湾口で19日に採取した海水から1リットルあたり68ベクレルを検出。12日は検出限界未満だった。港湾内の4カ所でも52〜67ベクレルと6月以降で最高だった。だが、いずれの値も国の基準は下回っている。

朝日新聞社

最終更新:8月24日(土)11時45分

朝日新聞デジタル

 
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