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島根西部で記録的大雨 1人不明、住宅倒壊 3万6千人に避難勧告

島根県で記録的豪雨 冠水した道路
記録的豪雨で冠水した島根県江津市の道路=24日午前10時30分
Photo By 共同 

 山陰沖から北陸に延びる前線の活動が活発になり、24日午前、島根県西部を中心に記録的な大雨が降った。県などによると、土砂崩れが相次ぎ、1人が行方不明になった。午前9時半までに、同県の江津市、邑南町、川本町の計約1万4千世帯、約3万6千人に避難勧告が出た。

 気象庁は、島根県西部は重大な災害の危険性が高まった場合に30日から発表を始める「特別警報」に相当するとして、「直ちに命を守る行動を」と呼び掛けた。

 県などによると、邑南町で24日午前、「田んぼを見てくる」と家を出た男性(86)が行方不明になった。江津市では裏山が崩れて住宅が倒壊。浜田市でも土砂崩れで住宅が倒壊した。いずれもけが人はいなかった。床上、床下浸水も相次いだ。

 気象庁によると、江津市では午前4時すぎまでの3時間に、8月の月間雨量平年値を上回る201・0ミリの猛烈な雨を観測。浜田市でも3時間で126・0ミリが降った。島根、山口両県を襲った7月28日の豪雨に匹敵するという。

 前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になった。

 25日にかけて西日本を中心に1時間50ミリ以上の非常に激しい雨が続き、局地的には同80ミリの猛烈な雨となる見込み。25日朝までの24時間予想雨量は、いずれも多い所で中国地方と九州北部250ミリ、近畿と四国100ミリ。その後も雨は続き、雨量はさらに増える恐れがある。

[ 2013年8月24日 11:39 ]

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