女優の米倉涼子（３８）が２３日、都内のスタジオで行った映画「ダイアナ」（１０月１８日公開）の日本語吹き替え版アフレコ収録を公開した。

　同作は、３６歳の若さで亡くなった元英国皇太子妃ダイアナさんの、女性としての自立を描く感動物語。主演は英国女優ナオミ・ワッツ（４４）で、米倉はその吹き替えを務める。

　恋多き女優として知られる米倉は芸能マスコミに狙われがち。ダイアナさんも亡くなる直前までパパラッチに執拗に追いかけられただけに、「本当に苦しかったと思う。私も正直苦しいなと思うこと、事実でないことが書かれて、なんでだろうと思うことがある」と同情した。

“強い女性”のイメージがある米倉。弱さを見せる男性の存在を聞かれ「弱さはそこらじゅうで見せてますよ。特別な人だけというより」と苦笑。　改めて理想の男性像を問われると「３８（歳）にもなると、理想が増えすぎて、何から挙げていいか分からない。お金はがんばって作ればいいから、条件に入ったことはない。顔？　特に…。でも、どうでもいいってことでもない」と切り返して笑わせた。