トップページ社会ニュース一覧島根で猛烈な雨 「先月の豪雨に匹敵」
ニュース詳細

島根で猛烈な雨 「先月の豪雨に匹敵」
8月24日 8時25分

島根で猛烈な雨 「先月の豪雨に匹敵」

島根県では24日未明から猛烈な雨が降って記録的な大雨となり、気象庁は大規模な災害に最大級の警戒を呼びかけています。
西日本を中心にこれから25日にかけて大雨になるおそれがあり、土砂災害などに警戒が必要です。

気象庁によりますと、日本海から延びる前線の影響で西日本から東北にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定になり、山陰では24日未明から急激に雨が強まっています。
▽島根県江津市では午前3時20分までの1時間に92.5ミリの猛烈な雨が降ったほか、午前4時すぎまでの3時間の雨量が統計を取り始めてから最も多い201ミリに達し、平年の8月1か月分を大きく上回る記録的な大雨となっています。
また、▽島根県浜田市でも午前5時ごろまでの1時間に73ミリの非常に激しい雨を観測し、3時間の雨量が平年の8月1か月分を超える126ミリに達しました。
気象庁は「島根県では先月28日の豪雨に匹敵する大雨となっている」として土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫など、大規模な災害の発生に最大級の警戒を呼びかけています。
また、避難勧告などの情報に注意して直ちに避難場所に避難するか、外に出るのが危険な場合は建物の上の階など、より安全な場所にとどまって身を守るよう呼びかけています。
この時間は山口県でも雨が強まり、午前7時までの1時間に▽萩市須佐で42.5ミリの激しい雨を観測しました。
これまでの雨で、石川県と福井県、それに長崎県では土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
大気の不安定な状態が続くためこれから25日にかけて西日本を中心に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る見込みで、局地的には1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。
25日朝までに降る雨の量はいずれも多いところで、▽中国地方と九州北部で250ミリ、▽近畿と四国で100ミリと予想されています。
西日本では25日にかけて雨量が多くなり、大雨になるおそれがあります。
気象庁は、西日本を中心に土砂災害や低い土地の浸水、それに川の氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。

[関連ニュース]
k10013997011000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ