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昨日の記事で、アナタの【菌】についての常識を疑いましょう、と言いました。
その常識とは、『菌は汚いものである』というものです。
かのアルベルト・アインシュタイン先生はかつてこう言いました。
「常識とは、十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」
アインシュタイン先生は良いこと言います。
何と、僕たちが「これが正しい」と思い込んでいた、“常識”なるものは、
単なる“偏見”であると言うのです。
確かにそうかもしれません。
大多数の人が持つ意見や考えを、いわゆる常識として信じています。
しかし、数の論理で多いからと言って必ずしもそれが正しいとは限りません。
ただ、人は独りぼっちになるのが怖いし、寂しいし、自信が持てないので、
正しかろうが間違っていようが、そんなことは二の次で、
同じ意見や考えの人が周りにたくさんいれば安心するのです。
なので、これから言うことは、アナタは信じられないかもしれない。
でも、それはそれでアナタの世界だから、
ボクが強制をして、
「信じなさい!」とも言いません。
アナタが思っていること、信じていることが、
アナタにとっての“正解”なんですから。(→過去記事コチラ )
アナタが見たいこと、聞きたいこと、信じていることを、
引き寄せて現象化した世界に、今、アナタは居ます。
だから、これから言うことは世間一般の常識からすれば、
圧倒的少数の意見なので、きっと信じられないでしょう。
さて、常識を疑う前に…。
ボクは昨日こう言いました。
「菌は味方なんだ、と共鳴する考え方になれば、そのように菌も働いてくれて
アナタの味方になるし、健康にもなるよ」と。
すると、アナタはきっとこう言うでしょう。
「菌と共鳴して、味方につける…。
そんなことは理屈で分かってても、普段の生活でどうすればいいのん?
さっぱり分かりましぇーん」
そう言うと思いましたので、
今日はボク自身が実践していることをお伝えしましょう。
まず、
「菌は汚い!殺菌!殺菌!殺菌!」
というイメージを植え付けられたアナタは、
一日の始まりか終わりにお風呂に入りますよね?
これだけ暑い日が続いたら、汗もたくさんかきます。
『ああ、汗臭いな~。お風呂でも入ってさっぱりしよ』と思い
お風呂に入ったら、シャンプーで髪の毛を洗って、
ボディソープや石鹸を使って体を洗ったり洗顔をします。
そして翌日、また汗をかきます。
『汗臭いのが気になるわ~』と思って、せっせせっせと体を洗います。
また、翌日、汗をかきます。
長時間履いた靴も蒸れて、靴下脱いだ日にゃ、
プーンと臭ってきそうです。
『こんなに汗臭かったらモテない!』と、せっせせっせと体を洗います。
『洗っても洗っても、汗はかくし、臭いし、早く夏よ終われ~!』
とお思いの人もいるでしょう。
かく言うボクもその一人でした。
しかし、ニオイの原因はお風呂に入って殺菌していることにあったんです!
何ということでしょう!
体をキレイにしたつもりが、汚い体を作りあげてしまっていたのです。
昨日の記事でも言ったように、人間の体内には100兆個以上とも言われる
常在菌がいます。
彼らは僕たちと共生をして、僕たちの体を健康に保つために日々、
頑張ってくれています。
そして、皮膚にも皮膚常在菌と呼ばれる菌たちが、
およそ1兆個はついています。
その常在菌たちは、皮脂や汗の成分をエサとして活動し、
僕たちの肌をキレイに保ってくれています。
ところが僕たちは、味方であるはずの常在菌たちを毎日毎日、
お風呂に入り石鹸やシャンプーを使って、
(わざわざ)流してしまっていたのです。
そうしてどんどん常在菌たちが減っていくと、
外部からの菌に攻撃された時に守ってくれる味方がいませんから、
それがニオイの元になったり、
アトピーの原因になったり、免疫力が低下していたようです。
本来、汗は無臭で、汗は皮膚常在菌と相互に働きあって、
僕たちの皮膚を弱酸性にしてくれています。
ここでも汗(もしくは皮脂)と常在菌のワンセットが出来上がりましたね。
両者は調和をとって、無臭でしっとりツヤのある肌に保ってくれているわけです。
さあ!ここまで来れば、ボクが何を実践したか分かりましたね?
そう、お風呂に入っても石鹸やシャンプーを一切使わないようにしたのです。
ただ湯船に浸かって、バスタブの中で体を軽くこするだけ。
髪の毛もお湯だけで流し、頭皮をモミモミするだけです。
ただ、一点だけ補足するならば、まずいきなりお湯のみでやらずに、
お風呂を沸かした時点であるモノを投入しました。
それはEMW(→コレ )という液体(有用微生物群と呼ばれる乳酸菌や酵母などが共生しているモノ)です。
このEM菌は、悪玉菌を抑えて、善玉菌を増やし、ニオイや汚れの元を
取り除く働きがあるのです。
EMWを50mlほど入れ、さらに米のとぎ汁もボウル一杯分くらい入れました。
あとは湯船に10分ほど浸かるだけ。
本当にそれだけ。
シャンプーも体も洗わないから、楽ちんだよね。
さあ!そして、気になる結果は!?
な、な、なんと!
初日、2日目とあまりよく分からなかったものの、
3日目あたりから、汗をかいても匂わなくなりました。
ただね、自分のニオイって自分では分からないって言うからね、
本当はプーンと匂って、周りの皆に迷惑かけてたかもね。
もし、そうだったらゴメンナサイ。
EM風呂を始めてから1ヶ月ほど経った今では、
どれだけ汗をかいても匂わなくなりました。
理論通りだから当たり前なんだけど、やっぱり驚きだよね!
足だって臭くありません。
無臭。
あと、これ続けてたら加齢臭にも効くんじゃないの?
いや、てか、絶対イケるわ!
あれ?
30年間石鹸を使い続けたのは一体何だったの?
ってことがよーく分かった実験でした。
そして、常在菌という“目には見えないモノ”たちが、
実は生まれた時からボクの体の汚れやニオイまで
分解してくれていたんだと、感謝できるようにもなりました。
…というわけで、ね?信じられないでしょ?
信じられない気持ち、すごく分かる。
ボクもそうだったから。
(明日の記事で、もう少しEM風呂の余談が続きます。)