ドイツ:4~6月GDP改定値は0.7%増-設備投資がけん引
8月23日(ブルームバーグ):ドイツの4-6月(第2四半期)の経済成長は、設備投資の回復や個人消費によって押し上げられた。国内総生産(GDP)統計の内訳で示された。ドイツの最大の貿易相手であるユーロ圏の回復を受け、信頼感が高まった。
独連邦統計庁が23日発表した4-6月期GDP 改定値によると、設備投資は前期比1.9%増、個人消費は0.5%増となった。GDPは前期比0.7%増と、14日発表された速報値と一致した。前年同期比(就業日調整後)では0.5%増だった。
INGグループのエコノミスト、カルステン・ブルゼスキ氏(ブリュッセル在勤)は、「他のユーロ圏諸国の成長に対する新たな期待がドイツで信頼感を高めており、それが同国経済成長率を押し上げる公算だ」とし、「例外的に好調だった4-6月期の後で減速は予想されるが、大きくはないだろう」と述べた。
原題:German Second-Quarter Economic Growth Led by InvestmentRebound(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:フランクフルト Jana Randow jrandow@bloomberg.net
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更新日時: 2013/08/23 15:59 JSTニュース一覧
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