やけど2女児の治療費を負担へ 発火事故で東近江市
滋賀県東近江市で4日に起きた消火訓練中のエタノール発火事故で、市は23日、大やけどを負った女児2人の治療費を当面の間、負担する方針を示した。
定例会見で小椋正清市長が「大変な事故で今も苦しまれていることに対し、市としてできる限りの救済をしたい」と述べ、入院費などを負担する意向を示した。
また、現場で事故を目撃した子どもたち約60人について、専門家が心のケアに当たっていることも明らかにした。
市によると、重傷の小学2年の女児(8)と小学1年の女児(6)は今も集中治療室で治療を受けており、エタノールを注いで大やけどした消防団員(50)も入院中。東近江署は業務上過失傷害の疑いを視野に捜査を進めており、回復を待って団員から事情を聴く。
【 2013年08月23日 23時07分 】