タンク汚染水漏れで管理課題に8月21日 4時22分
福島第一原子力発電所で敷地の山側のタンクから高濃度の放射性物質を含む300トン余りの汚染水が漏れ流出防止のせきの外側まで流れ出た問題で、東京電力はタンクの水を抜いて本格的な原因の究明を始めるとともに、汚染水が海に流出していないか範囲を広げて監視を強めることにしています。
増え続ける汚染水を巡るトラブルが相次ぐなか、管理の在り方が改めて課題になっています。
福島第一原発では、19日、4号機の山側のタンクから高濃度の放射性物質を含む汚染水300トン余りが漏れ、タンクの周りを囲っているせきの外側にまで流出しているのが見つかりました。
漏れた汚染水の多くはせきの外側に流出し周辺の地面にしみこんだとみられています。
タンクからどのように漏れたのかは分かっておらず、東京電力では漏えいの防止と本格的な原因の究明のため、問題のタンクに残る700トン近い汚染水を別のタンクへ移す作業を20日夜から始めました。
この問題で、国の原子力規制庁は、今回漏れた汚染水が海に流れ出していないか、調査するよう指示していて、東京電力は、範囲を広げて、周辺の地下水や土に含まれる放射性物質の濃度を調べ、監視を強めることにしています。
福島第一原発では、タンクにためられた汚染水が漏れるトラブルが相次いでいるうえ、汚染された地下水が海に流出する問題も発覚するなど対応に苦慮する事態が続いていて想定されるリスクを考えながらどう管理していくのか、改めて課題になっています。
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