平成22年度  ビル管検定   高等科  問題

 

  下記のそれぞれの問題の各項目について、正しいものには〇印を、誤っているものには×印をカッコ内に記入せよ。

 

問題    建築物環境衛生管理技術者

(  )1.建築物環境衛生管理技術者の職務は、建築物における衛生的環境の確保に関する法律で定める特定建築物の維持管理が、環境衛生上適正に行われるように監督することである。

(  )2.建築物環境衛生管理技術者は、原則として2以上の特定建築物の建築物環境衛生管理技術者を兼ねることはできないが、登録建築物清掃業の監督者とは兼ねることができる。

(  )3.建築物環境衛生管理技術者が住所を変更したときは、厚生労働大臣に書換え交付を申請する。

(  )4.厚生労働大臣の指定講習を修了して建築物環境衛生管理技術者免状を取得した者は、5年ごとに再講習を受けなければならない。

(  )5.建築物環境衛生管理技術者試験の受験資格には、室内清掃作業は含まれるが、外壁の清掃作業は含まれない。

 

問題    ビル管理法に基づく登録制度

(  )1.建築物環境衛生管理技術者の免状を有する者は、登録に係る指定講習を受けなくても登録清掃業の監督者となることができる。

(  )2.建築物飲料水貯水槽清掃業の登録を受けるためには、機械器具等を適切に保管することのできる専用の保管庫を有していなければならない。

(  )3.登録建築物清掃業の作業従事者のうち、パートやアルバイトも従事者研修の対象に含まれる。

(  )4.登録を受けるためには営業所が会社組織であることが必要で、個人では受けられない。

(  )5.登録に必要な監督者等管理責任者の選任は、同一人で2業種以上の兼任はできない。

 

問題    廃棄物の処理及び清掃に関する法律

(  )1.廃棄物の定義として、一般廃棄物、産業廃棄物、特別管理一般廃棄物、及び、特別管理産業廃棄物を規定している。

(  )2.ホテルやレストランから排出される多量の厨芥は、産業廃棄物に該当する。

(  )3.事務所ビルのし尿浄化槽から排出される汚泥は一般廃棄物で、事務所ビルの排水槽からの汚泥は産業廃棄物である。

(  )4.印刷出版を行う出版業者が事業活動に伴って排出する紙くずは、産業廃棄物である。

(  )5.産業廃棄物の収集、運搬又は処分を業として行おうとする者は、事業を行おうとする区域を管轄する市町村長の許可を受けなければならない。

 

問題    体温調節、及び恒常性

(  )1.体温の恒常性を維持するためには、体内の産熱と体外への放熱とのバランスを保つ必要がある。

(  )2.身体機能の恒常性では、体温は小児は成人よりもわずかに高く、また老人では低い傾向がある。

(  )3.体からの放熱は、大半が皮ふからの伝導、対流、ふく射、蒸発によって行われ、なかでも伝導による放熱が最も大きい。

(  )4.体温の恒常性を保っているのはコア温度である。

(  )5.血液のPHは、健康人であれば5.58.5の間にあり、せまい範囲で安定している。

 

問題    代謝量

(  )1.基礎代謝量とは、空腹状態で安静にして寝ている状態のときの代謝量で、普通の体格の男子で約120kcal/h程度である。

(  )2.代謝量は、環境温度によって影響を受け、体格や年令によっても差を生じる。

(  )3.青年、壮年での基礎代謝量は、女性では男性の90%程度である。

(  )4.基礎代謝量には季節による違いがあり、冬より夏のほうが多い。

(  )5.睡眠中の代謝量は、基礎代謝量よりも10%ほど少ない。

 

問題    照明の質と量

(  )1.グレアとはまぶしさのことで、視野を囲む45度以内にある光源は特にグレアを起こしやすい。

(  )2.照明の量は照度(単位ルクスLx)で表すことができる。

(  )3.視野の中心より周囲が明るい場合、視力は著しく低下する。

(  )4.白熱電球の光は、波長の長い光を多く含んでいるため赤味を帯びる。

(  )5.事務室でのVDT作業(コンピュータ端末作業)の望ましい照明条件として、キーボードや原稿の水平面照度は100x程度にする。

 

問題    遮音及び吸音

(  )1.音の周波数が小さいほど、一般に遮音性能を表す透過損失は大きい。

(  )2.吸音材は、一般に高周波音よりも低周波音の方が吸音率が高い。

(  )3.吸音対策の一例として、空調ダクトの外面にグラスウールを貼る。

(  )4.壁の遮音性能を高めるためには、重い材料を用いることが有効である。

(  )5.窓の面積を小さくし、コンクリート壁の面積を大きくすることは、遮音に有効である。

 

問題    湿り空気の性質

(  )1.飽和湿り空気は、絶対湿度の値が100%の空気である。

(  )2.空気を加熱しても、絶対湿度は変わらない。

(  )3.空気を露点温度以下に下げると結露する。

(  )4.乾球温度のみを上げると絶対湿度は下がる。

(  )5.相対湿度が 100%の状態では、乾球温度と湿球温度及び露点温度は等しい。

 

問題    機械換気方式

(  )1.第1種機械換気とは、給気と排気をともにフアンを用いて行うもので、一般の居室や事務室は通常この方式を採用している。

(  )2.送風機により外気を室に導き、開口部を設けて室内空気を排出する方法を第2種機械換気といい室内をプラス圧にして室内への空気の洩入を防ぐ目的で病院の手術室などに採用される。

(  )3.送風機により室内空気を排出し、開口部を設けて外気を室内に吸い込む方法を第3種機械換気といい、室内をマイナス圧にして室外への空気の洩出を防ぐ目的で便所や湯沸室などに採用される。

(  )4.IC工場等のクリーンルームは、室内空気圧力が外部より高いことが望ましいので、第3種機械換気方式が採用される。

(  )5.遺伝子工学などバイオハザード関係施設は、室内空気圧力が外部より低いことが望ましいので、第2種機械換気方式が採用される。

 

問題  10  結露

(  )1.結露は室内の湿り空気がその空気の露点以下に冷えた壁面や窓面に触れて温度を下げ、空気中の水蒸気が水滴となって壁面に付着する現象で、表面結露と内部結露とがある。

(  )2.表面結露は室内仕上面における結露で、断熱材を使用して壁体の熱抵抗をふやすことで防ぐことができる。

(  )3.内部結露は、多孔質の壁体内部に結露を生ずる現象で、室外側(低湿側)に防湿層を設けて防止する。

(  )4.開放型ガスストーブは、ガスの完全燃焼により炭酸ガスと水を生じ、この水により結露を生ずることがある。

(  )5.物体の表面に結露を生じさせないためには、その物体の表面温度を、それに接する空気の露点温度より低く保つ必要がある。

 

問題  11  ダクト

(  )1.ダクトは、結露防止のために、すべて断熱施工をしなければならない。

(  )2.ダクト内の風速が秒速15mを越えるものを高速ダクトといい、15m以下を低速ダクトという。

(  )3.角ダクトの横幅と縦幅の比をアスペクト比といい、4以上が望ましい。

(  )4.ダイヤモンドブレーキ(クロスブレーキともいう)は、送風の開始時や停止時にダクトの鉄板が波打ちして騒音を発するのを防ぐ目的と、ダクトの補強も兼ねて設ける。

(  )5.送風速度を2倍にすると、ダクトの摩擦損失はその2乗倍、つまり4倍になる。

 

問題  12  送風機の特性

(  )1.送風機の送風量は回転数の2乗に比例し、軸動力は回転数の3乗に比例する。

(  )2.送風機の特性曲線図には、縦軸に風量、横軸に全圧、静圧、軸動力、効率等が画かれる。

(  )3.シロッコファンの出口ダンパーを開けると出口圧力が下がり送風量が増し動力も増す。

(  )4.入口ダンパーを開けると入口圧力が上がり、送風量が増し、動力も増す。

(  )5.回転数を上げると出口圧力が上がり送風量が増し、動力も増す。

 

問題  13  エアフイルタの性能

(  )1.エアフイルタの性能を示す要素として、粉塵捕集率、保持容量、圧力損失が挙げられる。

(  )2.一般に、面風速を遅くした方が粉塵捕集効率が高まり、エアフイルタを通過する空気の速度は1〜3m/sを最適とするものが多い。

(  )3.一般にエアフイルタの汚れの程度は、フイルタ前後の圧力差によって判断され、通常の空調機では、300mmO前後に達すると取替え又は清掃する。

(  )4.エアフイルタの捕集率を上げるため、ろ材を徴密にすると、通気抵抗が増し送風機の軸動力も増加する。

(  )5.粉塵捕集率は、粉塵粒子の大きさによって異なり、粉塵の粒径が小さいほど、捕集率が高い。

 

問題  14  冷凍サイクル

(  )1.冷凍装置内の冷媒の状態変化を図示したものをモリエル線図という。

(  )2.冷凍装置内の高圧側圧力は圧縮機吐出し口で最も高く、油分離器、凝縮器を通るにつれて低くなり、膨張弁入り口で最も低くなる。

(  )3.冷媒の保有する全熱量をエンタルピーという。

(  )4.高温側より単位時間当りに吸収する熱量(kcal/h)を冷凍能力という。

(  )5.蒸発器出口の冷媒ガスのエンタルピー(kcal/kg)と蒸発器入口の冷媒液のエンタルピー(kcal/kg)との和を冷凍効果(kcal/kg)といい、これに通過冷媒量(kg/h)を乗じた冷却量(kcal/h)を冷凍能力という。

 

問題  15  冷却塔の性能

(  )1.レンジとは、冷却塔における冷却水出入口の温度差、つまり冷却塔で下げ得た温度をいい、通常5℃程度である。

(  )2.アプローチとは、冷却塔出口水温と外気乾球温度との差をいい、4℃程度が限度である。

(  )3.冷却塔の効率を 100%と仮定すると、理論的にはアプローチを0℃まで下げ得ることになっている。

(  )4.冷却効果の主なものは、冷却水の空気中への蒸発に伴う蒸発熱である。

(  )5.冷却塔出口の空気中の飛散水滴(キャリオーバ)は、多いほどよい。

 

問題  16  鉄筋、配筋、はり等

(  )1.柱の主筋は、柱に作用するせん断力に抵抗する。

(  )2.はりの外側の主筋を巻いて取付ける補助鉄筋をあばら筋といい、あばら筋は、はりに作用するせん断力に抵抗する。

(  )3.鉄筋コンクリート構造におけるコンクリートのかぶり厚さとは、コンクリートの表面から鉄筋の中心線までの距離をいう。

(  )4.ラーメン構造とは、はり、柱等の骨組部材の接合部が剛接合となっているものをいい、トラス構造とは、構成部材の接合部がピン接合となっているものをいう。

(  )5.はりの可動端には一つの力が作用し、はりの固定端には二つの力が作用する。

 

問題  17  建築物の部材及び接合

(  )1.鉄骨造建築物の建築にあたっては、雨にうたれて摩擦接合面がさびるので、この部分を防錆塗装するか、油を塗っておかなければならない。

(  )2.鉄骨造建築物の部材接合部は、主としてピン接合である。

(  )3.建築現場での部材接合は主として高力ボルト摩擦接合で、締め付け力が均一なトルクレンチが用いられる。

(  )4.床には、デッキプレートとコンクリートによる合成スラブがよく用いられる。

(  )5.鉄筋コンクリート構造のはりに開ける設備用の貫通孔は、はりスパンの中央部を避け、なるべく柱に近い端部に設ける。

 

問題  18  コンクリート

(  )1.コンクリートの線膨張係数は、鉄筋の線膨張係数とほぼ等しいため、膨張によるコンクリートと鉄筋との離脱は起こりにくい。

(  )2.コンクリートの水セメント比とは[(水の重量/セメントの重量)×100]%をいい、水セメント比が大きくなると強度も大きくなる。

(  )3.コンクリートはアルカリ性で、鉄筋の錆るのを防ぐ役目もする。

(  )4.ワーカビリティとは、まだ固まらないコンクリートの作業性の難易をいう。

(  )5.軽量コンクリートとは、比重が1以下のコンクリートをいう。

 

問題  19  給水方式

(  )1.高置水槽は、最上階の大型瞬間湯沸器や大便器洗浄弁より10m上方の位置に設置することが望ましい。

(  )2.隔膜式圧力水槽は、隔膜で水と空気を分離しているので水槽内の空気が水に溶け込まないので、空気の補給は不要である。

(  )3.水道直結方式は、給水が途中で大気に触れることがないため、水が汚染される機会はほとんどない。

(  )4.高置水槽と揚水ポンプとの平面的な位置が離れている場合には、ポンプの吐出管の横走配管は、ウォータハンマ防止のため、原則として高いところで行う。

(  )5.タンクレス方式は、常時ポンプで加圧して給水可能状態にしておく方法で受水槽も高置水槽も必要としない。

 

問題  20  揚水ポンプに関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせは下記のうちどれか。

(  )1.回転羽根車が1枚のものをボリュートポンプ又は、単に、うず巻きポンプと言い、回転羽根車が複数枚のものをタービンポンプと言う。

(  )2.ポンプの吸上げ高さは、水温が上昇するにつれて増大する。

(  )3.ポンプの揚水量は回転数の1乗に比例し、吐出圧力は回転数の2乗に比例し、軸動力は、回転数の3乗に比例する。

(  )4.タービンポンプには案内羽根があり、ボリュートポンプには案内羽根はない。

(  )5.グランドパッキン部からの漏水を生じないよう、グランドパッキンはできるだけきつく締める。

 

問題  21  配管材料

(  )1.ポリエチレン粉体ライニング鋼管は、耐食性に優れているが、接合部の加工に注意を要す。

(  )2.鉛管は変形が比較的自由であるが、コンクリート中に埋め込んで配管してはならない。

(  )3.ステンレスは錆びにくいが、溶接は容易である。

(  )4.樹脂管には、防火区画等の貫通部に関する規制がある。

(  )5.陶管は耐腐食性が大きいため、建築物内の配管に数多く使用されている。      

 

問題  22  間接排水

(  )1.間接排水とは、排水系統をいったん大気中で縁を切り、一般の排水系統へ直結している水受け容器又は排水器具の中へ排水することをいう。

(  )2.洗面器、手洗器、料理場流しなどは、間接排水としてはならない。

(  )3.貯水槽の排水は、間接排水としなければならないが、貯水槽の溢水管の排水は、間接排水としてはならない。

(  )4.汚れていない排水の間接排水は屋根又は機械室などの排水開溝に所要の排水口空間をとって排水してもよい。

(  )5.間接排水の排水口空間は、排水管径の2倍以下としなければならない。

 

問題  23  通気設備

(  )1.伸頂通気管とは、最上部の排水横管が排水立て管に接続した点よりもさらに上方へその排水立て管を立ち上げこれを通気管に使用する部分をいう。

(  )2.通気管の設置目的には、排水管内の流れの円滑化、トラップの封水の保護などがある。

(  )3.排水槽の通気管は、建物の下層階において通気立て管と接続する。

(  )4.通気管の開口部を屋上に設ける場合は、外気取入口の上端から 0.6m以上立ち上げて大気中に開口する。

(  )5.通気管材料には、亜鉛めっき鋼管を使用してはならない。

 

問題  24  消防用設備等の設置基準

(  )1.1号屋内消火栓設備は、いずれの階においても当該階のすべての屋内消火栓(設置個数が2を超えるときは、2個の屋内消火栓とする)を同時に使用した場合に、それぞれのノズルの先端において、放水量が130/min以上の性能のものとすること。

(  )2.1号屋内消火栓設備を配置する場合には、建築物の各部分からいずれかひとつのホースの接続口までの水平距離が40m以下となるように配置すること。

(  )3.1号屋内消火栓設備の開閉弁は、床面上2m以下の高さに設置すること。

(  )4.1号屋内消火栓設備の加圧送水設備の呼水槽の有効容量は50l以上であること。

(  )5.スプリンクラーヘッドの設置間隔は、耐火建築物においては2.3m以内とすること。

 

問題  25  ごみ

(  )1.ごみの単位容積質量(平均容積重量値ともいう)とは、単位体積当たりのごみの質量をいい、ごみの見掛け上の比重に相当する。

(  )2.事務所ビルにおける1人1日当たりのごみ排出量は、一般に約10gである。

(  )3.大都市のごみには、8〜12%のプラスチック類が混入している。

(  )4.ポリ塩化ビニルが含まれるごみが燃えると主として塩素ガスが発生する。

(  )5.家庭のごみの燃焼でも窒素酸化物は発生するが、量はわずかである。

 

問題  26  汚水処理方式

(  )1.汚水処理方式は、生物膜法と活性汚泥法に大別することができる。

(  )2.生物膜法は、汚水中の微生物による浄化作用を自然に近い形で行わせる方法で、比較的長時間を要し、広い面積の処理施設が必要である。

(  )3.活性汚泥法は、微生物による浄化作用を加速するために機械力を導入し、比較的短時間で多量の汚水を浄化させるもので、汚水量の多い場合に適している。

(  )4.生物膜法に属するものに、回転板接触方式、長時間ばっ気方式などがある。

(  )5.活性汚泥法に属するものに、散水ろ床方式、分離ばっ気方式などがある。

 

問題  27  洗剤

(  )1.洗剤の濃度や発泡性は、洗浄力とは必ずしも比例しない。

(  )2.洗剤には陰イオン系、陽イオン系、及び両性系の三種類があり、合成洗剤の主流は陽イオン系である。

(  )3.酸性の洗剤と塩素系漂白剤を混合すると、塩素ガスを発生し非常に危険である。

(  )4.一般に、中性洗剤又は弱アルカリ洗剤は、適用床材の範囲が広い。

(  )5.衛生陶器の赤く染まった鉄さびの汚れ落としには酸性洗剤が適しており、また、大理石の汚れ落としにも酸性洗剤が適している。

 

問題  28  作業場所(清掃区域)による分類

(  )1.清掃区域は管理用区域、共用区域、専用区域、及び外装外周に大別される。

(  )2.中央監視盤室防災センターは管理用区域に属する。

(  )3.テナント用倉庫は管理用区域に属する。

(  )4.ビル管理会社の事務室は共用区域に属する。

(  )5.テナント賃貸スペース内にあるテナント専用便所は専用区域に属する。

 

問題  29  殺虫剤の種類

(  )1.殺虫剤の大部分は、有機りん剤とピレスロイド剤で、ほかに有機塩素剤が少し含まれる。

(  )2.有機りん剤は高毒性のものが多く、防疫用殺虫剤の主流を占めている。

(  )3.ピレスロイド剤は、除中菊に含まれる殺虫成分を利用した殺虫剤である。

(  )4.オルソ剤は、有機塩素剤の一種で便つぼのうじ殺し専用で、浄化槽には絶対に使用してはならない。

(  )5.一般的に、有機りん剤は速効性があり、ピレスロイド剤は残効性がある。

 

問題  30  ダニ

(  )1.ダニは分類学的にはクモの一種で、昆虫類には属さず、複眼や触覚はない。

(  )2.ヒョウヒダニはちりダニともいい、室内塵中やたたみ、じゅうたんなどに多く、人からも吸血する。

(  )3.イエダニの宿主は鳥類で、ペットの小鳥に寄生している。

(  )4.ヒョウヒダニは、気管支ぜんそくの原因害虫で、特に姿勢の低い小児がかかりやすい。

(  )5.ダニの幼虫は3対6本脚で、成虫は4対8本の脚を持つ。

 

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