「丸暗記1週間 ビル管合格必殺手帳」

 

                          建築物衛生行政概論

                                  (20問出題)

1.特定建築物

  a.該当するもの   一般は3000u以上、学校は8000u以上

       該当しないもの  工場、病院、診療所、駐車場、倉庫、共同住宅、神社、仏閣

  b.届出期間  使用開始から1か月以内(竣工後1か月以内ではない)

  c.帳簿保存  図面は永久、その他は5年以上

2.罰則規定   罰金50万円以下────改善命令違反、管理者不選任

          罰金30万円以下────無届、帳簿無、立入拒否、偽登録

3.回数規定   貯水槽清掃(1/)水質検査(2/)排水設備掃除(2/)

           ねずみこん虫防除(2/)、空気環境測定、2か月ごと)

           残留塩素検査(1/)

4.空気環境基準 浮遊粉塵0.15mg/㎥以下、CO1000PPm以下

           CO10PPm以下、気温17℃〜28℃、相対湿度40%〜70

           気流0.5m/秒以下

5.評価方法   浮遊粉塵COCOは平均値気温湿度気流は瞬時値

6.測定器性能  粉塵粒径10ミクロン以下、温度計目盛0.5度以下

気流0.2m/秒以上測定可能、測定高さ75〜150p

7.遊離残留塩素 結水栓末端で0.1PPm以上(結合残留塩素は0.4PPm以上)DPD法

8.登録(知事)

  a.登録業種  清掃空気環境測定飲料水水質検査飲料水貯水槽清掃

           ねずみこん虫防除、空気調和用ダクト清掃、排水管清掃

及び環境衛生一般管理の8業種

  b.有効期間  6年

  c.登録申請  各営業所ごとに登録申請する(本社一括は不可)

  d.人的要件  監督者、実施者(空気)は指定講習受講、6年毎再講習

  e.従事者研修 清掃、防除、貯水槽清掃各作業員年1回(パートも含む)

  f.物的要件  飲料水貯水槽清掃業には専用保管庫要す

9.保健所設置基準    人口10万人に1か所、所長は医師

10.学校の環境衛生指導に従事するもの    学校薬剤師(学校医ではない)

11.簡易専用水道     受水槽の有効容量が10㎥をこえるものが該当

12.下水道除害対称項目  45℃以上の温水、強酸(pH5以下)

                強アルカリ(pH9以上)、など

13.水質基準    全46項目、大腸菌群は不検出、鉄0.3mg/l以下

            濁度2度以下、色度5度以下、pH5.88.6

14.事務所衛生基準規則

  a.照度   粗な作業70、普通の作業150、精密な作業300x以上

  b.その他  気積1人10㎥以上

15.労働安全衛生法     衛生管理者、安全管理者、産業医、衛生委員会、

                各対象人員50人以上の事業場で設置

16.建築基準法

  a.基準法の性格     最低の基準(平均や最良ではない)

  b.要建築確認      特殊建築物100u超、高架水槽8m超、煙突6m超

  c.開口面積       採光は床面積の1/10、換気は床面積の1/20以上

17.公害対策基本法(環境基本法環境保全)

  a.法の目的    人の健康の保護、生活環境の保全

  b.対象      大気汚染水質汚濁土壌汚染騒音悪臭振動地盤沈下

18.地球環境     オゾン層破壊(フロンガス)、地球温暖化(CO)、酸性雨

19.廃棄物処理

  a.廃棄物処理責務     国民、事業者、国、地方公共団体

  b.廃棄物処理業      産業廃棄物は知事許可、一般廃棄物は市町村長許可

  c.事務所ビル       し尿は一般廃棄物、雑排水槽の汚泥は産業廃棄物

20.感染症新法

  a.1類感染症   ペスト、エボラ出血熱等

  b.2類感染症   コレラ、細菌性赤痢等

  c.3類感染症   大腸菌O−157

  d.4類感染症   黄熱、鳥インフルエンザ

  e.5類感染症   インフルエンザ、エイズ等

21.浄化槽法(国土交通省所管)

  a.浄化槽の工事────浄化槽設備士で国土交通大臣免状

  b.浄化槽の管理────浄化槽管理士で厚生労働大臣免状

  c.浄化槽清掃業────市町村長許可、年1回水質検査

補足

1.区分所有特定建築物の届出は所有者等が連名で届出る。

2.廃テレビ受信機のPCBを使用する部品は特別管理一般廃棄物に該当する

3.レジオネラ症は、細菌による感染症である。

4.登録防除業の物的要件には消火器も含まれる。

5.廃棄物処理の責務は国民、事業者、国及び地方公共団体に課せられている

6.学校教育法第1条には、幼稚園は含まれ、保育所、保育園は含まれない。

7.電力会社の地下式変電所は、特定用途、特定用途以外の用途、のいずれにも算入しない。地下街については、地下道部分は含めない。

8.一般管理業の統括管理者は、指定講習修了者で、かつ、建築物環境衛生管理技術者の免状を有する者でなければならない。

9.環境衛生監視員は、興業場法、旅館業法、ビル管理法、の業務を担当する

10.環境衛生指導員は、廃棄物法を担当する。

11.大気汚染防止法のうち自動車排ガス規制対象項目は、粒子状物質、炭化水素、鉛化合物、一酸化炭素、窒素酸化物、である。

12.騒音規制法の対象は工場及び事業場における事業活動並びに建設工事騒音

13.契約電力と受電圧との関係は、契約電力50KW以上は6KV高圧受電、契約電力2000KW以上は22KV特別高圧受電。

 

                         建築物の環境衛生

                               (25問出題)

1.人体の恒常性

  a.人体の生理機能が常に一定に保たれている状態をいう。

  b.血液のpHはほぼ中性で、7.37.4の狭い範囲に保たれている。

  c.成人の平常時の毎分の心拍数は60前後、呼吸数は17回程度。

2.人体の適応性

  a.高地住民は、酸素運搬の役目を持つ赤血球数が多い。

  b.赤道直下の住民は、発汗作用をうながす汗線の数が多い。

  c.運動選手は、運動による心拍数や呼吸数の増加の割合が少ない。

3.人体の調節機能

  a.人体の内分泌系では栄養分の吸収やホルモンの調節が自動的に行われる

  b.血液中の血糖値は、食事や運動で増加する。

  c.自律神経系では、血管の収縮や拡張、瞳孔の収縮や拡張、胃腸の運動、発汗作用等が無自覚の内に行われる。

4.人体の快適温度感覚

  a.子供や男子は低め、老人や女子は高め

  b.皮膚の表面温度が33度程度が最も快適

5.代謝量(人体のエネルギー消費量)

  a.基礎代謝量とは睡眠中の代謝量で約60Kcal、内臓や骨格筋の働きによる

  b.一般的事務作業の代謝量は約120Kcal

  c.成人の平均的1日の代謝量は約2400Kcal、夏より冬が多い。

6.体感温度表示方法

      有効温度(ヤグロー、アシュレー)─ET──気温・湿度・気流

      不快指数────────────DT──気温・湿度

7.たばこの害は、主流煙よりも副流煙の方が大きい。

8.COは血液中のヘモグロビンと結合して酸素運搬を妨害し酸欠を起こす。

9.室内汚染物質と発生源との関係(主として呼吸器障害)

      CO、NOx、SOx、━━燃焼器具、ラドン(ガンマ線放射)━━土壌

      ホルムアルデヒドガス ━━建築材料(防腐剤)、オゾン━━コピー機

      アスベスト━━断熱材

10.必要換気量=平均30㎥/

11.光の波長の単位(nm)ナノメーター

    200-殺菌作用-280-日焼゙ミノ-310-光化学スモッ-380-可視光線-780-熱作用

    紫外線←紫   赤→赤外線

12.マンセル表示法は色相(色あい)明度(明暗)彩度(派手さ)の順

13.色彩心理効果    彩度高い(派手)──広く(面積効果)

                      明度高い──軽く(軽重効果)

                      暖色()──近く太く、

                      寒色()──遠く細く(遠近効果)

14.配管識別───────水は青、空気は白、ガスは黄、油は茶、放射能は赤紫

15.光に関する単位────照度Lx(ルクス)光束lm(ルーメン)輝度nt(ニト)

                            光度cd(カンデラ)

16.音に関する単位────騒音はdB

17.騒音測定はA特性で測る。

18.可聴範囲20Hz〜2万Hz、なお4000Hzは難聴になりやすい

19.1オクターブは2倍の周波数

20.同じ強さの音を2つ合成すると3dB増大する

21.音の出力の差が20dBの場合、音の出力は100倍になる。

22.音の減衰は、少←面音源(太鼓、釣鐘)<線音源()<点音源(釘打ち)→大

23.点騒音源からの距離が2倍になるごとに、騒音レベルは6dB低くなる。

24.線騒音源からの距離が2倍になるごとに、騒音レベルは3dB低くなる。

25.音の出力の差が20dBの場合、音の出力は100倍になる。

26.カタ寒暖計は気流測定用でA点(38)とB点(35)以外目盛なし

27.浮遊粉塵測定は相対濃度粉塵計を使用

    (ローボリュームエアサンプラーは重量濃度計で研究用)

補足

1.病気と因果関係

      局所振動──白ろう病    赤外線──白内障    アスベスト──肺腫瘍

      土壌菌───レジオネラ症    オゾン────肺気腫、肺水腫

      二酸化窒素──肺気腫、気管支炎    ドルノ線───ビタミンD欠乏

      ホルムアルデヒド──シックビル症候群    一酸化炭素──中毒、窒息

2.血液のpHが7.1以下になると意識がなくなる。

3.皮膚表面に近い部分や手足の温度は、シェルの温度と呼ばれる。

4.暑熱時にはコアの占める割合が拡大し、寒冷時にはシェル部分が拡大する

5.コアは胸や腹部の内臓、そして脳の部位を含み、周囲の寒暑にかかわらず一定した温度に保たれる。体温の恒常性を保っているのはコア温度である。

6.室温約20℃、湿度50%、気流0.1/sの室内で安静にしているときに、快適に感じる着衣の保温力は1クロである。

7.快適温度は男子より女子が高く、成人より老人が高く、冬より夏が高い。

8.総合熱収支が0になる作用温度では人体は快適と感じていると考えてよい

9.エアロゾルとは、空気中に浮遊する固体又は液体の微粒子をいう。

10.タバコの煙のなかには、一酸化炭素、アンモニア、窒素酸化物、シアン、アクロレインなどのほか、ニコチン、カドニウム、ベンツピレンなどの発癌性物質が含まれている。

11.喫煙の影響で最も早く現われるのは、ニコチンによる心臓血管系への作用

12.常習喫煙者には血中の一酸化炭素ヘモグロビンが10%を超える場合もある

13.深い喫煙(肺喫煙)をすると発生するニコチンの約90%が肺から吸収される

14.食道を通って胃に入った飲料水は、15分後には小腸へ移行する。

15.胃を通った水の大部分は小腸で吸収される。

16.裸体時に皮膚血管の拡張・収縮のみによって体温調節が行われる温度範囲は2931℃で、この範囲では生理的に最も負担が少ない。

17.職場でのNOの許容濃度は5PPM

181000z60dBの音と同じ大きさに聞える音は周波数に係らず60phonの音

19.OA機器照度(x)は原稿面とキーボード5001000、画面100200

20.X線、ガンマ線などの放射線の波長は、紫外線より更に短い。

21280nm〜310nmを健康線という。

 

                          空気環境の調整

                              (45問出題)

1.単位  エンタルピ[kJ/kg]、冷凍能力[]、熱伝導率[/]

          比熱[kJ/kg]、熱伝達率・熱貫流率・熱通過率は[/u]

    従来単位とSI単位との比較            従来単位      SI単位

                                  圧力     Kgf/cu     s(パスカル)

                                  熱量      Kcal       (ジュール)

2.用語  ブライン──────塩化カルシウムの水溶液(不凍液)

          顕熱比────────顕熱量÷(顕熱量+潜熱量)

3.空気の性質

  a.乾き空気────水分を全く含まない空気(絶対湿度=0、相対湿度=0)

  b.飽和空気────水分を100%含んだ空気(乾球湿球露点各温度とも同じ)

  c.空気の組成()    窒素78.03 酸素20.99 アルゴン0.94炭酸ガス0.03 0.01

4.室内環境調整

  a.CO低下対策は外気増量、人員適正など。

  b.浮遊粉塵低下対策は喫煙制限

  c.CO低下対策は喫煙制限、車排気ガス流入防止

  d.冷暖房の効かない理由は吹出風量不足、気流障害、空調機汚れ

  e.加湿は蒸気噴霧が最良、水噴霧の水質は飲料水並を維持

  f.結露防止は室内側に断熱施工し、室内側に防湿層を設ける

5.空調換気方式

  a.機械換気方式 第1種(給気F,排気F)、第2種(給気F)、第3種(排気F)

  b.VAV方式は風温一定で風量調節式、省エネ的であるが最低外気確保装置要、風量はフアン回転数変化で行う。負荷の検出は室内CO濃度で行う。

6.省エネ対策──────中間期外気冷房、太陽熱利用、廃熱回収など。

7.送風機

  a.空調用送風機はシロッコフアンが大半で、低圧大風量向き。

  b.風量は回転数に比例、静圧は回転数の2乗に比例、動力は3乗に比例。

8.ダクトとダンパ

  a.アスペクト比はダクトの(横寸法÷縦寸法)で4以下のこと。

  b.防火区画貫通ダクトは、防火ダンパーを取付け左右各1mを耐火被覆

9.集塵装置

      フイルタの捕集率を上げると圧力損失が増し処理風量が減ずる。

10.冷凍機

  a.冷凍サイクル──────冷媒は蒸発→圧縮→凝縮液化→膨張の順に状態変化

  b.凝縮温度と凝縮圧力上昇の原因は空気漏入、冷却水高温、チューブ汚れ

  c.1日本冷凍トンは 3.87KW(3320kcal/h

  d.吸収冷凍機の冷媒は水で、リチウムブロマイドは吸収液

11.冷却塔

  a.向流型(カウンターフロー)茶わんを伏せた形水滴↓下向送風↑上向

  b.直交流型(クロスフロー)箱型、水滴↓下向き、送風←横向き

  c.向流型は小・中容量用、直交流型は大容量用

  d.冷却塔の冷却機能は、冷却水の蒸発熱の利用が最も効果がある

12.室内環境チェックと換気

  a.喫煙の影響は浮遊粉じんの増大が最も大きい。

  b.シックビル症候群とは、室内環境の悪化による各種の体の不具合をいう

補足

1.空気の組成            窒素      酸素    アルゴン    CO

              (容積比)   約%79      21                  0.3

                         CO、ネオン、メタン、ヘリウム、水素、等微量

2.発生源と    冷却塔───レジオネラ菌

    汚染物質    喫煙────一酸化炭素(物理的除去困難)

                人体呼吸──炭酸ガス

                石膏ボード─ラドン(放射性物質、吸着されにくいガス)

                建材────ホルムアルデヒド(防腐剤)

                カーペット─揮発性有機化合物(VOC)洗剤残留物より発生

3.顕熱比=顕熱負荷/(顕熱負荷+潜熱負荷)

4.炭酸ガスはph11程度の塩基性の水に溶け易く水に溶けて弱い酸性となる

5.炭酸ガスは、植物の同化作用によって酸素になる。

6.一酸化炭素は、水にはほとんど溶けない。

7.粒径10ミクロン以上の粉塵は重力の作用を受けて比較的速く床に沈降する

8.たばこの主流煙は白色を呈し薄紫色の副流煙よりも粒径は小さい。

9.たばこ1本の発塵量は約1050mg

10.アスベストを吸入すると1520年後に肺癌が発生する。

11.カビの発育に好適な温度は2030℃である。

12.空気中のアスベスト濃度規制値として、10/lが示されている。

13.同一のフイルタでも試験方法が異なると捕集効率の値が異なることがある

14.グラスファイバーろ紙の捕集率は0.3ミクロンのステアリン酸粒子を99.9%以上捕集する性能を有すること。

15.冷凍機動作係数は温度条件が同じなら、負荷の減少とともに低下する。

                  冷水の水量が同じなら、冷水の温度が高いほど良くなる。

                  冷却水の水量が同じなら冷却水の温度が低いほど良くなる

16.ヒートポンプの動作係数は、熱源温度が高いほどその値は大きい。

17.吸収式冷凍機の動作係数は、圧縮式冷凍機よりも低い。

18.蒸気圧縮式冷凍機には容積型と遠心型とがあり、主として容積型には高圧冷媒が、遠心型には低圧冷媒が用いられる。

19.冷媒の沸点は、R22→R12→R11の順に高い。

20.冷媒が膨張弁を通るとき、圧力は下がるが熱量は変わらない。

21.全熱交換器は、顕熱のみでなく、潜熱も熱交換する。

22.アトリウムの空調で、人の出入りの多い1階の居住域では、冷房より暖房が外の冷気の侵入が多いためむずかしい。

23.フアンコイルユニットの配管には2管式、3管式、4管式がある。

24.VAV方式における絞り過ぎ防止の最小風量は最大風量の3040%である

25.シロッコフアンの騒音は、吐出口側より吸込口側の方が大きい。

26.空調ダクトは断熱施工をするが、換気ダクトは特に必要ない。

27.給気ダクト内の空気流速は、二重天井内給気ダクトでも10/s以下である

28.マフラー型消音器は、特定の周波数帯に限って消音する特性を有している

29.同一音圧レベルでは、高周波の音の方が低周波の音より大きく聞こえる。

  例えば100Hzより2000Hzの方が大きく聞こえる。

30.吹出空気の到達距離とは、噴流の中心線風速が0.25/sまで低下する距離

 

                         建築物の構造概論

                               (15問出題)

1.建築用鋼材

  a.最大引張応力      4042Kg/mm(40004200Kg/cu)

  b.安全率         静荷重の場合4に取る

  c.露出鉄骨        耐火性が弱い(450℃で引張強さ半減)耐火被覆要す

2.鉄筋コンクリート構造(RC造)

  a.耐火性      500℃で引張強度は75%に低下

  b.かぶり厚さ    鉄筋の表面とコンクリートの表面との距離

  c.鉄筋と応力    柱及び梁の主筋は曲げ応力に抵抗

              あばら筋、帯筋、折曲げ筋は剪断応力に抵抗

  d.構造形式──────ラーメン構造(接点が剛接合、剛構造)

  e.線膨張率──────鉄筋とコンクリートはほぼ同じ(肌離れしない)

  f.応力分担──────鉄筋は引張応力を分担、コンクリートは圧縮応力を分担

  g.相助作用──────コンクリートはアルカリ性のため鉄筋の錆びるのを防ぐ

3.鉄骨構造(S造)

  a.構造形式──────トラス構造(接点がピン接合、柔構造)

  b.応力の分担────―垂直・水平材は引張応力分担、斜め材は圧縮応力分担

4.鉄骨鉄筋コンクリート構造(SRC造)

  a.構造形式──────ラーメン構造

  b.構造強度──────最も強度大、ただし重量も大となり1520階が限度

5.梁の支点に作用する力    可動端(ローラー)は1つ、回転端(ピン)は2つ

                  固定端は3つ

6.梁の曲げモーメント図──────集中荷重は逆三角、等分布荷重は逆半丸

7.防災設備

  a.排煙設備──────排煙区画は500u毎、垂れ壁は50cm

  b.非常照明──────床面で1Lx以上、予備電源付置、病院の病室は不要

  c.非常用EL────―高さ31m以上の建物に設置、火災時使用可能

8.避難計画

  a.避難経路──────常用の通路や階段を利用

  b.歩行距離──────事務所の場合50m以下(直線距離ではなく実歩行距離)

9.容積率────────(延べ面積÷敷地面積)×100

10.建ぺい率────────(建築面積÷敷地面積)×100%共に分母は敷地面積

11.コンクリートの水セメント比   水の重量÷セメントの重量で5570

                     大きいと(水分が多いと)強度低下

12.コンクリートの引張り強さ────────圧縮強さの10分の1

13.準不燃材料       石こうボード(プラスターボード)、木毛セメント板

   不燃材料         石綿スレート、及び金属材、石材のすべて

14.ガラス     強化ガラスは焼入れ処理で切断不可

            熱線吸収ガラスの吸収率は40%位

15.ステンレス鋼──────クロム18%、ニッケル8%を含む合金

16.塗料      油性ペンキはコンクリート面には不適

            水溶エマルジョン塗料は一般向き(不燃、塗りやすい)

17.壁体の遮音と吸音  ともに低音域は難、高音域は易

18.身障者対策     通路勾配1/20以下、便所入口幅85cm以上、

              廊下幅180cm以上、EL床1.4m四方以上

19.エスカレータ──────傾斜角30度以下、速度毎分30m以下

補足

1.階段寸法は、演芸場客用階段幅140cm以上、蹴上げ18cm以下、踏み面26cm以上、百貨店客用、映画館、公会堂、中学校、高等学校等も同じ。

2.プレキャストコンクリートパネル(PC板)とは、工場で生産された規格型コンクリート板。

3.プレストレストコンクリート造とは、PC板の中に入れてある鋼材(鋼線)によってプレストレス(圧縮力)が与えられている鉄筋コンクリート造の一種である。

4.ガラスの主成分はシリカ、その他りん酸、苛性ソーダ、石灰など。

5.車いす利用寸法は、スロープ勾配 1/20、便所出入口幅 85cm、廊下幅 180cm、EL内法 135cm×140cm

6.ポリエステル樹脂は熱硬化性プラスチック(硬くなる)

7.ポリエチレン樹脂は熱可塑性プラスチック(柔らかくなる)

8.ラーメンの各部材には、軸方向力、曲げモーメント、剪断力などが働く。

9.三角形で構成されたトラス構造の各部材には、軸方向力だけが働く

 

                     給水及び排水の管理

                              (35問出題)

1.単位    流速[m/s]、水の密度(比重量)[Kg/l]、BOD[mg/l]

2.用語

  a.吐水口空間    給水栓の口と水受容器のあふれ水面間の距離(3cm以上必要)

  b.あふれ縁     洗面器に水を充満させたときに水があふれ落ちる縁の部分

  c.破封現象     トラップの水封が破られトラップの機能が失われる現象

  d.逆サイホン作用  給水管内の負圧で排水が給水管内に逆流する現象

  e.封水深      トラップに貯める水の深さで50mm100mmを標準としている

3.貯水槽方式の留意点

  a.高置水槽方式では横走りは下層階で行う。

  b.圧力水槽方式は圧力変動が大きい。受水槽必要。

  c.タンクレス方式は常時少量戻し放水必要、受水槽必要

4.貯水槽の構造要件

    単独の単体であること、マンホール内径60cm、かさ上げ10cm

    周囲空間60cm、上部空間100cm、天井勾配は1/100他のパイプ槽内配管禁止

    換気ファンは大気に開放、溢水管と排水管は間接排水で防虫あみ付き、

    通気管には防虫あみ、

5.適量貯水量────────受水槽が4時間分、高置水槽が1時間分

6.FRP製は透光性があると藻が発生するので黒く塗る

7.高置水槽取付高さ=(洗浄弁水圧分7m+損失分)=最上階床から10m以上

8.ポンプの揚水量は回転数()1圧力はNの2動力はNの3乗に比例

9.タービンポンプには案内羽根あり、うずまきポンプ(゙リュート゚ン)にはなし

10.消毒液の作り方────5%原液を1000倍に薄めると50PPmの消毒液ができる。

11.バキュームブレーカーは洗浄弁付便器等に設置

12.吐水口空間は3cm以上

13.防錆剤は5PPm以下、注入は比例注入のこと。2月ごとに濃度検査

14.管内流速は1.21.8/秒程度がよい

15.給湯配管はリバースリターン方式とし、膨張管には弁類一切取付不可

16.Sトラップはサイホン作用をおこしやすい。ベルトラップ(わんラップ)はわんをとると機能を失う

17.トラップの封水深は50100mmで、可動部分や隔壁のあるものは不良、二重トラップはしてはいけない

18.間接排水は清潔を要する機器、及びそれらと接する設備の排水に実施

    例、飲料水槽、洗濯機、冷却水排水、消火栓水抜き管

    排水口空間は2d〜3dで防虫あみを取付ける

19.グリーストラップは排水を冷却し、流速を遅くして油脂分を分離する

20.排水槽の通気管は単独に立ち上げること

21.通気の目的は排水の流れの円滑化、トラップの封水保護、管内換気

22.各個通気は器具ごと、ループ通気は4〜5個に1個の割、その他、だいたい名称から連想する(共用、湿り、伸頂、結合、逃し、等)

  a.逃がし通気───排水・通気両系統間の空気の流通を円滑にする

  b.伸頂通気────排水立て管の頂部より上に立ちあげた通気管

  c.結合通気────2本の通気立て管を横管でつないだ通気管

  d.湿り通気────排水管と通気管を兼用した部分

  e.共用通気────2つの便器通気管を途中で結合し通気横管に接続する通気

23.衛生器具は溶化素地質が良い、インキ試験は吸水性を調べる試験。

24.大便器洗浄弁は水圧0.7キロ以上必要

    排水能力は1回の操作で15lを10秒で放水すること

    小便器洗浄弁の排水能力は1回の操作で5lを10秒で放水すること

25.洋風のサイホンゼットは上から下に出る噴水口がある

    ブローアウトは下から上に出る噴水口がある

    洗い落し式は汚れやすく、洗い出し式は便の露出で臭気が大きい。

26.浄化槽

  a.生物膜法(静的処理)散水ろ床方式、回転板接触方式、主として単独処理(し尿のみ)

  b.活性汚泥法(動的処理、撹拌と送気を行う)長時間ばっ気方式、合併処理(し尿と排水)

27.汚泥とスカムは全量引き出し、洗浄水は張り水に使用可。

28.用語のうちCODは化学的酸素要求量SSは浮遊物質量DOは溶存酸素

29.給湯温度は洗い用60℃、飲用90℃、温水プールは21〜27℃

30.使用水量(/)は、事務所100、ホテル300、住宅200、学校80

31.給湯量は病院130/日、ホテル130/日、事務所10/

39.水中溶存酸素量は、水温が低いほど増大する。

40.1号屋内消火栓(カッコ内は2号屋内消火栓の場合)

      配置25(15)m以内、放水圧力1.7(2.5)キロ以上、放水量2.6(1.2)u/

      水源水量は最大消火栓2個分で5.2(2.4)㎥、ノズル13mm

      ホース15m×2本呼水槽100l以上、非常電源30分以上。

41.スプリンクラー

      ヘッド間隔は耐火建築物で2.3m以内、放水圧力1キロ、放水量1.6/

      作動79℃、水源は10階建でヘッド10個分(16)11階建で15個分(24)

42.自動火災報知機

      スポット型感知器は定温式は一定温度以上で作動(1本線マーク)

      差動式は温度上昇率で作動(2本線)、補償式は両機能付(3本線)

      ほかに煙式は角にSマーク。

43,消防設備の区分

      消防の用に供するものに消火、警報、避難の3設備がある。

      排煙設備や連結送水管は、消防活動上必要な施設に属する。

      ほかに消防用水がある。

44.貯湯槽は毎年缶体検査(性能検査)を受けなければならない。

補足

1.吐水口空間は近接壁の影響がない場合有効開口の内径(mm)1.7倍+5(mm)

2.ループ通気管の取り出し位置は、最上流の器具排水管を排水横枝管に接続した箇所より下流側とする。

3.配管スリーブには金属管、合成樹脂管、木管、厚紙管などがある。

4.配管スリーブのうち、金属製管筒以外は、配管をする前に必ず取り外す。

5.ガス瞬間湯沸器の能力は水温を25℃上昇させた時の出湯量(/)で表す

6.節水型大便器洗浄弁は、ハンドルを押し続けても洗浄が継続しない。

7.大便器の洗浄水量は洗出し式、サイホン式、サイホンゼット式の順に多い

8.吹出し式(ブローアウト式)大便器の洗浄水の水圧は、1Kg/〓以上が必要

9.吹上げ式水飲み器の噴水は、傾斜吹上げ式とし、保護囲いを噴水頭の上部に近接して設けなければならない。

10.排水配管工事の完了時の満水試験の試験水頭は最小3mAqとし、その保持時間は最小30分でなければならない。

11.排水管オフセットは排水の流速を下げる役目がある。

12.超高層建築物の排水立管でも排水流速は遅いので特にオフセットを設ける必要はない。

13.排水が立て管に流入してから終局流速になるまでの終局長さは、おおよそ1階分であり、2階分までには至らない。

14.ウオータハンマの水撃圧の大きさは、管内流速に比例する。

15.放流水質検査項目は、浮遊物質、BOD、窒素化合物、大腸菌群。

16.塩素イオンは生物作用によってその値が変化しないので、水質検査項目からは除外されている。

 

                                   清 掃

                                25問出題)

1.ごみ処理

  a.廃棄物処理の三大目標は安全化、安定化、減量化。

  b.中間処理は焼却、圧縮、脱水、梱包が減量化、仕分け、選別が資源化。

  c.生ごみ処理時はメタンガス発生に注意。

  d.ビルの排出ごみ量は 0.10.5kg/

  e.燃焼方程式は左と右の原子数が等しくないといけない。

          2C+O=2CO     (炭素の不完全燃焼の例)

2.汚水排水処理

  a.汚泥とスカムは全量引出し、洗浄水は張り水に使用、

  b.浄化槽の清掃や修繕時はメタンガスの発生に注意。

  c.人の尿の重量比は約1対10

3.清掃種類

  a.日常清掃────── 毎日行う清掃

  b.定期清掃────── 一定期間ごとに行う清掃(ガラスふき、床水洗い等)

  c.臨時清掃────── イベント会場清掃、台風後始末など

  d.ダストコントロール法──────ほこり除去が目的、水ぬれは不適。

  e.高所作業   ゴンドラの床上での脚立、はしごの使用禁止、命づな着用、講習修了者のみ乗れる。

  f.大理石は酸に弱い、ゴム系は油剤厳禁、木質床は水洗い厳禁。

4.洗剤

  a.洗剤は温水が効果的、濃厚さや発泡性は無関係。

  b.合性洗剤は陰イオン系(アニオン系)、逆性石けんは陽イオン系(カチオン系)、混用すると相殺されて洗浄力が低下する。

  c.床維持剤(ワックス)は水性は適応性が広いが2〜3週間で塗替えが必要

      樹脂ワックスは硬い膜が出き、2〜3か月持つ。

  d.はく離剤は、樹脂ワックスのはく離用で強アルカリ洗剤。

5.清掃機材

  a.カーペットスイパーは表面のほこり取り用

  b.アップライト型真空掃除機はパイルの底部のごみ除去用。

  c.フロアマシン(ポリッシャー)は反時計回りで、床磨き、床洗いに使用

  d.パッドは白が仕上げ用、黒が剥離洗浄用。

6.伝染病

  a.伝染の経路 蚊−日本脳炎、麻疹−ウイルス、発疹チフス−リケッチャ、し尿─腸チフス赤痢コレラポリオA型肝炎(B型肝炎は別)

補足

1.熱しゃく減量とは、乾燥固形物の熱しゃく前後における減少量。

2.単位容積重量とは、単位容積当たりのごみの重量。

3.プラスチック類のうち、ポリ塩化ビニルは燃焼時にHClを発生するが、ポリエチレン、ポリスチレンはHClを発生しない。

4.ごみを原料とする高速たい肥化施設をコンポストといい次の条件を要する

  @病原性微生物や寄生虫卵などが完全に死滅していること。

  Aごみのたい肥化を示すC/N比がおおむね20以下であること。

  Bガラス片やプラスチック片が農作業に支障なき程度に除去されていること

  C肥料取締法に基づく特殊肥料の暫定基準に適合していること。

5.クレゾール石鹸は細菌に対する殺菌力は強いが、ウイルスに対しては弱い

6.ホルムアルデヒドガスによる消毒の必要最小量は6g/

7.消毒函を用いてホルマリン消毒を行う場合、噴霧後に密閉しておく最低限必要な時間は7時間。

8.感受性対策とは、感染症予防対策の一つで、ワクチン注射が該当。

9.感染源対策は、患者の隔離、保菌者の発見と管理、感染患者死体の火葬、患者衣服の消毒。

10.感染経路対策は、水や空気の浄化、食品の衛生管理、手指の消毒、室内外の清潔保持、害虫駆除。

11.大腸菌群は無芽胞の桿菌で、グラム染色で陰性を示す。

12.し尿の排泄量は1人1日当たり平均1.4lで、しと尿の質量比は約110

13.し尿中の固形物は3%前後で、その約6065%は有機物である。

14.産業廃棄物処分場には管理型処分場、安定型処分場、遮断型処分場がある

      管理型処分場──有害物質を含まない廃棄物の埋立処分場

      安定型処分場──ゴムくず、金属くず、ガラス及び陶磁器くず、廃プラ

                      スチック、建設廃棄物等の埋立処分場

      遮断型処分場──有害物質を含む廃棄物の埋立処分場

15.病原微生物の大きさを()←→()の順に並べると下記のようになる。

    ()ウイルスリケッチャ細菌真菌スピロヘーター原虫寄生虫()

 

                     ねずみ、昆虫等の防除

                               15問出題)

1.疾病媒介動物

      ◎日本脳炎────コガタアカイエカ    サルモネラ症──どぶねずみ

      ◎フィラリア症──アカイエカ          かいせん────ヒゼンダニ

      ◎マラリア────ハマダラカ          ツツガムシ病──リケッチャ

      ◎発疹チフス───コロモジラミ        麻疹(はしか)─ウイルス

      ◎気管支ぜんそく─ヤケヒョウヒダニ    レプトスピラ症─どぶねずみ

                        (ちりダニ)

2.不完全変態(幼虫と成虫がほぼ同じ形のもの)─ナンキンムシ、ゴキブリ等

    完全変態─────────────────主に成虫に羽根のあるもの

3.食害害虫──カツオブシムシ───毛皮など動物性製品を食べる。

                  ヒラタキクイムシ──ラワン材を食べる。

4.めす、おすとも吸血するもの──ナンキンムシシラミノミツツガムシなど主として羽根のないもの。

    めすだけ吸血するもの─────チカイエカなど主として羽根のあるもの

5.チャバネゴキブリ  夜行性で温暖を好み集団群居性で早く走るが飛べない

6.チカイエカ     地下の排水槽で産卵するが冬眠しない。

7.イエダニ      ねずみが宿主で、分類学上はクモに属する。

8.殺虫剤

  a.有機りん剤────コリンエステラーゼ障害による神経まひ作用を利用

                        ジクロルボスフェニトロチオンフェンチオンなど

  b.ピレスロイド剤──除虫菊より薬剤を抽出したもの

                        蚊取線香やスプレーなどに使用される。

                        ペルメトリンなど名前の末尾にリンが付いたもの

                        ペルメトリンはフラッシュ効果(飛び出し効果)あり

  c.蒸散剤──────蒸発性薬剤を板に塗り排水槽の空間に吊るして使用

  d.オルソ剤─────くみ取便所のうじ殺し専用薬剤で浄化槽に使用厳禁

9.ULV法は乳剤を高濃度で小量散布する方法で薬剤は薄めずそのまま使う

10. LC−50────100匹中 50匹が死ぬ薬液濃度

    LD−50────100匹中 50匹が死ぬ薬液量

                      ともに、その値が小さいほど殺虫効果が大きい。

11. 殺虫剤の抵抗性      長期にわたり遺伝的に蓄積される。

                 高濃度散布は抵抗性の増大をまねく。

12. 殺虫剤の速効性と残効性

  a.ノックダウンは虫が倒れることで、死ではない。

  b.速効性剤はピレスロイド系薬剤に多い。

  c.残効性剤は有機りん系薬剤に多い。

      残効性が大きすぎると環境汚染や健康障害をまねく。

13.ねずみ

  a.クマリン系殺そ剤は累積毒剤で連日投与により内出血を起こして死ぬ。

  b.くまねずみ────ビル上層階に住み植物性餌を好む。耳が大きく尾は長い

  c.どぶねずみ────水気の多い地階に住み動物性餌を好む。耳小さく尾短い

  d.防そ対策の基本は餌なし、道なし、寝ぐらなしである。

  e.毒餌は毎日新しいのと取替え、毒餌以外の食物は置かない。

14. 事故防止対策

  a.くん煙や煙霧では小鳥や小魚の保護、油剤使用時の火気注意。

  b.槽内作業では酸欠に注意。

補足

1.ダニの幼虫は3対6本脚で成虫は4対8本の脚を持つ。複眼や触覚はない

2.残効性薬剤の有機りん剤やカーバメイト剤による中毒は、コリンエステラーゼの阻害により、遊離アセチルコリンが蓄積されることにより起こる。

3.近縁種  ハマダラカ──チカイエカ    ナンキンムシ──マネカメムシ

            ヒョウヒダニ─ツツガムシ    ユスリカ────ホシチョウバエ

4.残留処理乳剤希釈液の使用量は、50ml/u

5.浄化槽のチカイエカ幼虫駆除には濃度1ppmの有機りん系乳剤を槽内に散布

6.ねずみの分娩回数は年5〜6回、1回8〜9匹、生後2か月で分娩可能。

7.家ねずみの活動場所を示す黒いこすり跡をラットサインという。

8.20KHz以上の超音波を聞き取る能力がある。

9.殺そ剤の累積毒剤は血液の凝固を妨害し、内出血で死に至る。

 

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