日本への遠征売春あっせん、人身売買も…韓国ブローカーら逮捕
サーチナ 8月22日(木)17時16分配信
韓国の釜山警察は21日、韓国人女性を日本など海外で売春させたり人身売買をした容疑で、売春をあっせんしたブローカーや風俗業者など男女5人を逮捕したと発表した。同時に、日本などで売春していた韓国人女性47人と、ヤミ金業者など計68人を書類送検した。
複数の韓国メディアによると、風俗業者らは韓国国内の風俗店で働く女性に「日本なら大金が稼げる」などと言い、東京近郊にある出張型の風俗店に、1人あたり100万−150万ウォン(約8万7000−13万円)であっせんした。長期滞在を希望する女性には、大学の卒業証明書を偽造するなどしてビジネスビザを違法に取得させた。
風俗業者らは女性らに2000万ウォン(約175万円)を高利で貸し付けており、返済が困難になった女性が日本の地方都市の風俗店に売り渡されるケースもあった。
警察によると、書類送検された女性らは留学生や主婦のほか、元芸能人やモデル、スポーツ選手も含まれている。女性らが日本だけでなく米国や豪州、台湾などでも売春したと証言していることから、捜査を拡大する方針という。(編集担当:新川悠)
最終更新:8月23日(金)10時4分