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2013年8月19日(月) 東奥日報 ニュース



■ 散発6安打 延岡学園の制球に脱帽

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【聖愛−延岡学園】6回表、聖愛2死、成田が右前に安打を放つも得点に結びつかなかった。投手奈須=甲子園
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 これが甲子園8強のぶ厚い壁なのか−。聖愛は初出場ながら2試合連続で2桁安打を量産、甲子園を自分の庭のように走り回り、今大会の“台風の目”として注目を集めた。しかし、全国強豪校の称号「8強」を懸けた戦いは散発6安打。スコアボードに得点を刻むことなく、初めての“長く熱かった夏”を終えた。

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 延岡学園先発・奈須は試合前、報道陣に「低め重視。走者が出てからの投球に気を付けたい」と語った通り、抜群の制球力を発揮した。聖愛打線は27アウトのうち約半分(13アウト)が飛球で、ほぼ完璧に封じ込められた。試合後、原田監督は「内角の球に戸惑っていた。振り過ぎずシャープなスイングでいこうと話していたんだが…」と無念そうに話した。

 2安打と気を吐いた4番成田は「そんなに速い球ではなかったが、(奈須は)丁寧に丁寧にコースを突いてきた」。対戦相手から聖愛最強の打者とマークされながら、今大会2試合で4安打4打点の3番一戸は、芯で捉えられずまさかの無安打。「コースを突かれ対応できなかった。いい投手だった」

 1年生ながら3試合とも先発に名を連ねた佐々木は、初戦の先制適時二塁打を含む2安打以降は沈黙。「打てなかった」と悔しがった。

 聖愛は全国制覇を長く目標に据えてきた光星や青森山田の“県内2強”を撃破してきた。甲子園ではつらつとしたプレーを見せた多くの1、2年生が主力となる来年こそ−との周囲の期待が高まる。新チームの主軸候補の佐々木は、大舞台での惨敗を経験し、あらためて誓った。「目標は日本一。もっと強いチームになる」

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