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2013年8月17日(土) 東奥日報 ニュース



■ 弘前市民、街挙げて聖愛応援モード

写真
聖愛ナインの3回戦進出をたたえるのぼりが設置された弘前市のカブセンター神田店
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 「次も勝てる」「目指せ優勝」−。16日、甲子園で2回戦を突破した聖愛ナインの活躍に、地元の弘前市民が盛り上がっている。のぼりや張り紙などで活躍をたたえるスーパーや飲食店、“聖愛カラー”の黄色の花をセール販売する生花店など、街を挙げての応援モードになっている。

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 カブセンターやベニーマートなどのスーパーを手掛ける紅屋商事は、県内10店舗に聖愛の活躍をたたえるのぼりを設置した。弘前市のカブセンター神田店では16日の試合終了直後、青果や総菜コーナーなどに「3回戦進出おめでとう!!」と書かれたのぼり10本ほどを設置。工藤儀逸店長は「ここまで来たら悲願の優勝を目指してほしい」と期待を込めた。

 同市西弘商店街にあるラーメン店「くま吉」では、甲子園初出場が決まった7月下旬から店の窓ガラスに貼っている「聖愛高校おめでとう」の張り紙の横に、手書きで「ベスト16」の文字を加えた。同店の今雅子さん(56)は、「次男が聖愛野球部のOB。試合が終わらないうちは仕事にならなかった」と笑い、「今日は勝つと思っていた。次も勝てる。優勝は夢じゃない」と力強く語った。

 同市土手町の生花店「あべフローリスト」では、7月下旬から一部の花を定価より安く販売する応援セールを行っている。15日からは同校のイメージカラーであるレモンイエローから連想した黄色いバラを販売。通常は1本200円程度で販売しているが、セールでは3本200円。平川市で栽培されたもので、聖愛ナインと同じく“津軽育ち”にこだわった。同店の阿部昌士さん(40)は「(次戦の)18日には、洋服でも花でも何でも良いので、市内を黄色で埋め尽くしたい」と意気込んでいる。

 一方、試合が行われた16日午前、聖愛の奮闘をテレビ観戦していた市民が多かったせいか、中心商店街などへの人出は少なかった。

 弘前市役所の総合窓口では、お盆時期で来庁者が少なかったことも重なり、「閑散としていた」(松岡美也子市民課長補佐)が、試合が終わった正午ごろからは、5〜6人待つくらい混み合ったという。

 中三弘前店の柴谷豊店長も「売り上げに支障が出るほどではないが、客足は確かに鈍かった」と苦笑いを浮かべた。

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