福島原発、吉田元所長お別れの会 「誇りと責任胸に刻む」吉田昌郎氏のお別れの会で祭壇に飾られた遺影=23日午前、東京都港区の青山葬儀所 東京電力福島第1原発の事故当初、所長として収束作業を陣頭指揮し、7月9日に食道がんのため58歳で死去した吉田昌郎氏のお別れの会・告別の会が23日、東京都港区の青山葬儀所で開かれた。 広瀬直己社長は追悼の辞で「事故拡大の阻止に死力を尽くして当たられました。吉田さんが福島の地と人々を守ろうと、身をもって示した電力マンの責任と誇りを深く胸に刻みます」と述べた。 お別れの会には広瀬社長ら東電関係者や親族、友人らが出席。続いて一般の人向けに開いた告別の会には、安倍晋三首相や菅直人元首相、事故当時に経済産業相だった民主党の海江田万里代表らも姿を見せた。 【共同通信】
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