ダンスボーカルユニット「ＣＲＯＳＳ　ＧＥＮＥ」。左からキャスパー、ヨンソク、タクヤ、シン、セヨン、サンミン

　日中韓のダンスボーカルユニット「ＣＲＯＳＳ　ＧＥＮＥ（クロス・ジーン）」が２２日、東京・渋谷公会堂で初のホールライブを行った。

　同ユニットは、キャスパー（２２＝中国）、ヨンソク（２０＝韓国）、タクヤ（２１＝日本）、シン（２１＝韓国）、セヨン（２３＝韓国）、サンミン（２０＝韓国）と３か国６人組で構成。昨年６月に韓国でデビューし、国境・文化を超えた活動を行っている。今回のライブは、今年５月と８月に楽曲を配信リリースしたことを記念して開催された。

　ライブ前に取材に応じたタクヤは「今までより大きい会場ですが、ファンが喜ぶパフォーマンスをしたい」と意気込みを示した。日本は現在、韓国、中国と政治的にギクシャクしているが、このユニット内ではそんな心配はなし。

　日本の印象について「空港に降りた瞬間から、街並みがかわいくてキレイだなと思った。日本人は礼儀正しい」（キャスパー）、「すしがうまい。１回３０皿食べる」（シン）、「富士急ハイランドに行ってみたい」とすっかり魅了されているようだ。

　サザンオールスターズや福山雅治（４４）らが在籍する芸能事務所「アミューズ」に所属。今後は日本での活動を中心に、アジア、そして世界にも通用する最強ユニットを目指す。