これまでの放送
No.3387
2013年7月30日(火)放送
世界をかける“はだしのゲン”
出演者
木島 恭
さん
(演出家)
累計1000万部が発行された、原爆を題材にした漫画「はだしのゲン」。去年12月に作者中沢啓治さんが亡くなったあとも、今なお世界中でファンを増やし続けている。1973年、少年誌で連載を開始。中沢さんは人気が出なければ打ち切りになるというプレッシャーの中で「若い世代に、原爆の脅威を伝えたい」という強い思いを胸に、少年たちの心をつかむストーリーを描き上げた。そして今、「はだしのゲン」は、さらなる広がりを見せている。原爆投下の正当性を教えてきたアメリカの学校では、「はだしのゲン」を題材に戦争について見つめ直す授業が増えている。核開発に揺れるイランでも、7月に出版が実現した。原爆という重いテーマにもかかわらず、世界の人たち、子どもたちから共感される「はだしのゲン」。その理由はどこにあるのか、創作秘話や米・イランの現地取材で探る。
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球界を代表するスラッガー。
実況
「ホームラン!」
そして、この人気歌手も、あるマンガに熱中しました。
ゆず
♪「Hey和 僕らは出逢えた」
原爆で家族を亡くしながらも、広島で力強く生きる少年を描いた「はだしのゲン」です。
発行部数は、国内外で1,000万部以上。
20か国で出版され、連載開始から40年たった今も、世界中でファンを増やし続けています。
今月(7月)には、核開発問題に揺れるイランで、ペルシャ語版が発売されました。
イラン人
「とっても面白かった。
一気に読み終えちゃったわ。」
テロとの戦いを掲げ、イラクに派兵したアメリカ。
ゲンの物語は、帰還兵の心も揺さぶっています。
元アメリカ軍兵士
「戦争に行く前に、このマンガを読むべきだった。」
世界をかける「はだしのゲン」。
その魅力に迫ります。
世界をかける“はだしのゲン”
- はだしのゲン 創作の秘密
- 物語に込めた “生きる力”
- イランで注目 はだしのゲン
- 原爆投下の米で 広がる“ゲン”
- はだしのゲン 元兵士も共感
- 世界が共感 はだしのゲンの魅力
前回
2013年7月29日(月)放送
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