麻生発言より問題な野間発言
本題に入る前に素朴な疑問なのですが、どうして共産党はいわゆるブラック企業に苦しめられているという労働者に対して、共産党の専属職員への転職を勧めないのでしょうか。企業活動のブラックかブラックでないかの線引きは難しいところがありますので、私は根拠も無くブラック企業と呼ぶようにはしないようにしております。しかし、ブラック企業を批判して得票を伸ばした共産党には相手への批判に相応しい言論への責任というものが生じるはずです。ブラック企業で苦しんでいる人に共産党の専属職員になるように救いの手を差し伸べるべきでしょう。あれだけいわゆるブラック企業を叩いているのだから、共産党の専属職員になればきっと定時出勤、定時退勤の薔薇のような生活が約束されるでしょう。上司からの命令も内心の自由を根拠に従う必要なし、仕事してもしなくても労働貴族なみの給料が保証されているのですよね。それに休日出勤や残業もないのだから、休日や金曜日夕方のデモ行進に駆り出される事もない。最高の職場じゃないですか、共産党ってところは。もしブラック企業批判が冗談で無いとしたならば。その職場を希望者にはしっかり与えてくれるのですよね。企業に雇用を強要している訳ですから、自分のところはきちんとやっているはずだと思います。
上記のようにちょっと考えただけでも、共産党というところは言っていることが無茶苦茶です。さらに言えば、昨年のつくば市議会議員選挙の時にやたらとジャスミン革命を絶賛しておりました。ジャスミン革命は市民の力で起こした革命で、脱原発の声を集めて日本でも同じ革命を起こすべきだと言っておりました。しかし、そのジャスミン革命の結果、中東ではどのような事態になったのか。それを煽った共産党やマスゴミはきちんと反省すべきであります。現在の中東情勢を見れば、明らかに政情不安のために多くの人が犠牲になっているのがわかります。そしてそのことはもっと早く予想ができたはずです。共産党にせよ反日左翼にせよ、どうしてああも人殺しに繋がるような事が好きなのか、理解に苦しみます。
同じく素朴な疑問ということで、8月10日朝日新聞に出た野間易通発言を検証してみたいと思います。マスゴミは7月29日の麻生発言を、捏造してまで問題発言と批判したくせに、8月10日の野間発言を問題視しないというのはどう考えてもおかしいと思います。野間発言の問題点は二箇所、一つは「僕らは彼らを罵倒し続けることで、精神的にへこませ、デモに行く気を失わせようとしている」の箇所、もう一つは「善悪は相対的なもの…論理的に導かれる結論です」の箇所(あえて在特会の発言の一部分だけを取り上げて批判する事は問題視しません)。前者が何故問題なのかと言えばヘイトスピーチの効果を容認する発言であるからです。後者の場合、正義を公正さで論じ(これ自体論理矛盾がありますがそうであるとして先に進めます)、マジョリティー対マイノリティーの関係においてマジョリティーの攻撃だから公正さを欠くと結論付けている点が問題となります。後者の論理をもってすればアパルトヘイトが正義という結論になるからです。アパルトヘイトが行われていた時期、マジョリティーの一員であるネルソン・マンデラ氏は野間発言と全く同じ理屈でテロリスト扱いされていましたが、私も、そして在特会の会員の皆様もそれは違うと考えていると思います。マジョリティーであってもマイノリティーであっても正しいことは正しいし、間違っていることは間違っている訳です。誰がどう考えてもマイノリティーのやりたい放題を容認するこの野間発言は人権問題として指摘されて当然だと思いますが、マスゴミは全く反応しません。あれだけ麻生発言を取り上げたくせに、この差は一体何なのでしょう。
私の予想では、京都朝鮮学校の裁判の判決が出るまでマスゴミによる在特会糾弾キャンペーンが続くものと思われます。おそらく、新聞等を通じて裁判官に在特会を支持する人なんかいないよ、という彼等の声を届けたいのでしょう。それに対抗するために、私はヘイトスピーチ講習会を開き、会員の皆様にヘイトスピーチ論の何たるかを教えております。東京では2回開催しましたが、これからも続けます。また、9月は福岡での開催を始めとして全国を周り、ヘイトスピーチ講習会を行う予定です。少しずつでも反日左翼やしばき隊に反論してくれそうな人を増やしていこうと講習会を企画した訳ですが、思いのほか早く反撃の狼煙があがりました。講習会の成果であるかどうかは不明ですが、先日、保守速報(http://www.hoshusokuhou.com/archives/30837940.html)を見ていたら、有田芳生センセイのヘイトスピーチ批判に対し、自身のツイッター発言を出して反論する書き込みがありました。こういう有効打を出すために講習会を地道にやろうと決意していましたが、私の予想以上にネット右翼の人達は賢くインターネットを活用しているなと実感しました。佐野眞一の週刊朝日の記事はおそらくネット右翼の活躍で連載中止に追い込む事ができた画期的な例になるでしょう。ヘイトスピーチにしてもヘイトクライムにしても、自由な言論活動の中で本当に問題になるようなものをやめさせようとしているのは、左翼とかマスゴミでなく、むしろ差別主義者とレッテル貼りされるネット右翼である事が、少しずつですが明らかにされております。こういう現実を国際社会に広め、言論活動を規制するのでなく自由にすることで一部の者の独占状態を崩し、結果として自然とヘイトスピーチが相手にされなくなる世の中になっていくのではないでしょうか。日本では韓国・朝鮮嫌いが当たり前のようになりつつあります。そして世界がそのような日本を見習う日がいずれやってくるでしょう。その前に日本における不平等の象徴的存在である在日特権を廃止するために尚一層の努力をしていきましょう。
最後に、素朴な疑問というよりは、これすごいなと思った攻撃方法について述べたいと思います。それはしばき隊が韓国のサッカー場で行った旭日旗掲揚の行為です。旭日旗を出すことによって韓国の批判をわざわざ引き出すためにこれを行ったということは、連中がツイッターなんかで自白している通りでありますが、このしばき隊のやり方のすごい所は,我々が反論できない所にあります。サッカーの応援に旭日旗を出さないようにしよう、などと我々の口から言える訳がありません。旭日旗を問題視させ、更には日章旗も出させないようにしようというしばき隊の狙い通りに事が進んでおります。時々見かける「朝鮮右翼」なるものはこの世に存在しないと思っていましたが、しばき隊がこれに相当する訳ですね。しばき隊の旭日旗掲揚作戦と同様の攻撃方法が、我々の側で行っているマンセー隊でしょう。相手が反論できないけれども攻撃性が高い、という行為は結構、効き目があるように思います。しばき隊からこんな事を学ぶのも何なのですが、我々も頭を使って有効に攻撃すべきだと思います。
京都朝鮮学校の裁判の判決日ですが、第1回目のヘイトスピーチ講習会の時に10月10日になったと言いましたが、再度変更になりまして10月7日となりました。お間違えの無いよう、最後まで応援、よろしくお願いします。
平成25年8月22日
在日特権を許さない市民の会
副会長 八木康洋
コメント
RSS feed for comments on this post.
この投稿には、まだコメントが付いていません
コメントの投稿
ごめんなさい、現在コメントを付けることは出来ません