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     ILC計画を推進する日本の研究者らが建設候補地に選んだ北上山地(奥)=6月、岩手県一関市(後藤野航業撮影)

     宇宙の始まりを探る次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の計画を推進する日本の研究者らが23日、東京都内で記者会見し、国内の建設候補地として岩手・宮城両県の北上山地を選んだと発表した。

     ILCが具体化すれば、北上山地が国際的に有力な候補地となり得る結果だ。ただ文部科学省は、研究者による選定結果を「参考」にとどめる考えで、誘致の是非や候補地はあらためて判断するとしている。

     候補地は北上山地と、佐賀・福岡両県の脊振山地が競い合っていた。

     研究チームは専門家8人で「立地評価会議」を構成。最大で長さ50キロの直線トンネルを建設できる敷地の確保などを調査。

      【共同通信】